2024/5/11、福岡ソフトバンクホークス四軍対徳島インディゴソックスの交流試合が行われました。
結果は6-3でインディゴソックスの勝利です。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手についてはこの試合の打撃成績と、私が特に気になったことを載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
大野稼頭央
大野稼頭央投手は5回無失点の投球でした。
全60球の内、ストライク39ボール21。
印象としては「完璧」です。
許した走者は初回の四球による1人だけ。
その四球も制球を乱したというよりは、良い球すぎただけの四球でした。
甘い球が1イニングに1球あるかどうかだったので、ヒットを打たれないのは当然です。
早く二軍で投げてる姿が見たいです。
木村大成
木村大成投手は0.2回5失点の投球でした。
全24球の内、ストライク12ボール12。
印象としては「常にボール先行」です。
ストライクを取ることに必死で、対打者というよりも対自分の投球になっていました。
ストライクを取れるのはストレートだけ。
当然打者はそのストレートを狙ってきます。
1球でも変化球でストライクが取れたら結果は変わっていたと思います。
村上舜
フェリックス投手は1.1回1失点の投球でした。
全33球の内、ストライク17ボール16。
印象としては「5球連続ストレート」です。
木村投手が回の途中で降板し、緊急登板となった村上投手。
先頭の佐伯選手に対して5球連続でストレートを投げ5球目のストレートをレフトスタンドに運ばれました。
村上投手の得意球がストレートということで、その球を要求したのは分かりますが少々続けすぎな気はします。
しかもその前に投げていた木村投手は、変化球が入らずにストレートを捉えられていたので、インディゴソックス打線がストレートにタイミングを合わせているのは感じていたはず。
まぁこれは打たれたから言っているだけであって、全て結果論です。
村上投手ー藤田捕手バッテリーにとっては、何故打たれたかを考えることも含めて良い勉強になりました。
ハモンド
ハモンド投手は1回無失点の投球でした。
全22球の内、ストライク9ボール13。
印象としては「ストレートで空振りが奪えていた」です。
2つの四球を出すなど制球面に課題はあるものの、ストレートで空振りを奪えていたことに関しては良かったと思います。
変化球でストライクが取れたらもっと楽に抑えられると思います。
野手
この試合のホークス選手の打撃成績がこちら。
この試合では打撃面で目立ったアピールをする選手はいませんでした。
強いて言うなら藤田悠太郎選手です。
逆方向に逆らわず打球を飛ばし、ライトへの三塁打としました。
走塁面では2回の重松凱人選手が素晴らしかったです。
ヒットで出塁し次打者のオスーナ選手がショートゴロを打った際に、一塁から一気に三塁まで進塁しました。
こういう走塁は内野手にプレッシャーを与えるので、ミスを恐れずどんどんやってほしいです。
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