2024/5/1、福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープの二軍公式戦が行われ、結果は8-1でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの二軍打撃成績一覧と、この試合の注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
佐藤宏樹
佐藤宏樹投手は5回1失点(自責点0)の投球でした。
全86球の内、ストライク54ボール32。
印象としては「2回の四球連発がもったいない」です。
捉えられた当たりはほとんどなく、自分の球をストライクゾーンに集めておけば抑えられる状態でした。
それにもかかわらず、2回は突如制球を乱し3四球とエラーが絡んで失点をしてしまいました。
いきなり制球が乱れる投手は、一軍の舞台に自信を持って送り込むことができません。
打者は追い込みさえすればゾーンを広げてくるので、ある程度のボール球でも振ってくれます。
だから佐藤投手のように球の力で勝負する投手の初球は思い切り真ん中に投げ込む意識で投げるべきです。
逆にボールが先行してしまうとよりストライクを投げにくくなります。
3回の投球では前の回に四球を連発した反省を活かし、ボールが先行したカウントで真ん中にストレートを投げ込む場面がありましたが、それが一番危険です。
シャイナー選手に対し3ボールカウントから2球連続で真ん中にストレートを投げ、結果的に強烈な当たりのショートライナーになりました。
この打球は角度がつけば本塁打です。
ストライク先行で投げると野手の動きも良くなるので、佐藤投手にはそのような意識で投げてもらいたいです。
中村亮太
中村亮太投手は3回無失点の投球でした。
全43球の内、ストライク27ボール16。
印象としては「先発向きなのかも」です。
中村投手は普段は中継ぎの1イニングを任せられることが多い投手なので、ストレートのスピードはマストでこだわらなければなりませんでした。
ただ、今回は3イニング登板ということで、良い意味で力が抜けていたように感じました。
初回よりも2回、2回よりも3回の方が安定しており、投球テンポが非常に良かったです。
大きなカーブでタイミングをずらしたり、カットやシンカーでゴロを打たせたりと、先発に必要なものは兼ね備えています。
あとは長い回を投げれることを証明するだけです。
大城真乃
大城真乃投手は1回無失点の投球でした。
全9球の内、ストライク7ボール2。
印象としては「THE安定感」です。
先頭打者の中村奨成選手に対しては結構甘い球はありました。
ただ、最終的に空振り三振に打ち取りました。
追い込むまでの球種が全て変化球だったので、そろそろストレートが来るとヤマを張っていたのでしょうか。
それとも単純に球の出所が見づらい投球フォームに翻弄されたのでしょうか。
今のホークス一軍の左の中継ぎは長谷川投手とヘルナンデス投手がいて、どちらも戦力として回っていきそうな雰囲気があるのですぐに一軍は正直難しいです。
ただ、地道に実績を積み重ねていけば来年にはチャンスが訪れると思いますし、何かアクシデントがあった場合は今季中にも支配下登録の可能性があります。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手の打撃成績がこちら。(2024/5/1時点)
佐藤直樹選手が2打席連続本塁打。
とんでもないアピールをしました。
周東選手に匹敵するスピードがありこのパワー。
打撃の確実性もついてきた。
2019年ドラフト1位の未完の大器が遂に覚醒の時でしょうか。
まず、タイミングいつになるかは分かりませんが、支配下登録は手中に収めたといっても過言ではありません。
支配下登録が確定するまでは、打って走って守ってを高レベルで続けてくれたらと思います。
井上朋也選手と廣瀨隆太選手も本塁打。
期待の若手野手が見事なアピールです。
廣瀨選手はプロの投手にスピード感が慣れてきたタイミングでの初本塁打だったので、これから量産体制に入るかもしれません。
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