2024/4/30、福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープの二軍公式戦が行われ、結果は5-4でカープが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの二軍打撃成績一覧と、この試合の注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
三浦瑞樹
三浦瑞樹投手は8回4失点(自責点3)の投球でした。
全108球の内、ストライク66ボール42。
印象としては「今すぐ一軍で見てみたい」です。
今回が二軍で今シーズン初失点の投球となってしまいました。
ただ、失点した割に内容はそんなに悪くないです。
5回の2失点はイヒネ選手のエラーが絡んでの失点で、もしエラーが無ければ1失点に収まっていました。
6回の2失点は中村選手に本塁打を打たれる前に末包選手に三遊間を抜けるゴロヒットを打たれていますが、その打球は野村大樹選手が取れていた打球でした。
つまり、8回2失点の投球だったと言っても過言ではありません。
三浦投手の2024/4/30時点でのウエスタンリーグ成績がこちら。
3/31 阪神戦 6回無失点 球数87
4/7 中日戦 7回無失点 球数97
4/14 阪神戦 4回無失点 球数53
4/30 広島戦 8回4失点(自責点3) 球数108
このように少ない球数で全ての登板を終えています。
少ない球数でいけてるからこそ、長い回を投げられます。
三浦投手が少ない球数で抑えることができている理由は相手打者がストレートを捉えられないからです。
今回は中村健人選手にインコースの難しい球をレフトスタンドに放り込まれましたが、基本的に真っすぐでしっかり押せています。
スピードは140キロ台前半から中盤なので、プロの中では剛速球の部類に入りません。
ただ和田投手のように球の出所が見にくい投球フォームで投げ、さらにクイック等で投球のリズムを変えることができるので、スピード以上に速く見せることができています。
加えてスライダーやチェンジアップでも空振りを奪えるとなれば、なかなか捉えるのは厳しいでしょう。
正直、一軍で投げているスチュワート投手と比較しても三浦投手の方が安定感があると思います。
早めに支配下登録して一軍の戦力となってもらいたいです。
渡邊佑樹
渡邊佑樹投手は1回1失点の投球でした。
全16球の内、ストライク12ボール4。
印象としては「仕方ない部分もある」です。
中村奨成選手に甘く入ったストレートをレフトスタンドに持っていかれました。
また、イヒネ選手の2つの好守備に助けられた部分もありました。
中継ぎ投手であればもっと厳しい所に投げて、1点も許さない投球をすべきだという感想になってもおかしくないとは思います。
ただ、この試合は総じて主審の方のストライクゾーンが狭かったです。
三浦投手の時も、ストライクっぽい球を何度もボール判定されていました。
コースに投げてもボール判定されるなら、早めにカウントを取ってそこから厳しい球で打ち取ろうとするのは当然のことです。
結局、そのストライクを取りにいった球を仕留められたので何が正解だったかは分かりません。
こういった投球を繰り返さないことが大事だと思うので、次回登板は大切になります。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手の打撃成績がこちら。(2024/4/30時点)
重松凱人選手がウエスタンリーグ初出場でいきなり2安打を放ちアピールしました。
二軍から一軍に上がった選手にチャンスが与えられないように、三軍から二軍に上がった選手もそんなにチャンスは与えられません。
今回、数少ないチャンスをものにしたことは今後に向けて大きな一歩となります。
これから持ち前の長打力&走力でもアピールし、二軍定着できるかに注目です。
井上朋也選手は3打数2安打1四球。
嶺井博希選手は2打数2安打1四球1犠飛。
二軍でアピールを続ける右打者も負けていません。
一軍では川村友斗選手がレギュラー獲得に向けて猛烈なアピールを続けており、左打者中心のメンバーになっているので、二軍からなんとか右打者が出てきてくれたらと思います。
右左関係なく柳町達選手は一軍に上がるべきだと思いますが。
コメント