2024/4/12、福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガースの二軍公式戦が行われました。
結果は8-5でタイガースの勝利です。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については、ホークスの二軍打撃成績一覧と、この試合で目立った選手&頑張ってほしい選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
木村光
木村光投手は6回5失点の投球でした。
全94球の内、ストライク64ボール30。
印象としては「球威が足りない」です。
全体的にストレートでファール&空振りが取れないので、コースを狙わざるを得なくなり、少しでも甘く入ると仕留められていました。
5回の榮枝選手を見逃し三振に打ち取ったコース高さ完璧の148キロストレート。
あれを常に出せるようになれば一軍に上がれます。
もしかするとペース配分を気にしながら投げるよりも、常にMAXの力で投げる方が向いているのかもしれません。
古川侑利
古川侑利投手は1回3失点の投球でした。
全22球の内、ストライク11ボール11。
印象としては「四球で自分の首を苦しめた」です。
恐らくゼロで抑えたいという気持ちが誰よりも強かったのでしょう。
野口選手に二塁打を許すと、ボール先行の投球になって四球を2つも出してしまいました。
あと1人抑えればというところまでいきましたが、打たれてしまったので最悪の投球です。
支配下登録からまた一歩遠ざかりました。
藤井皓哉
藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。
全20球の内、ストライク14ボール6。
印象としては「まだ修正は必要」です。
いきなり先頭打者に四球を出してしまい、ストレートを弾き返される場面もありました。
まだ本来の藤井投手には戻っていません。
何とか最後はゼロで凌いだものの、一軍だと点を取られていたパターンです。
カーブ等で緩急を使わずとも空振りを取れるのが藤井投手本来のストレートなので、まずはそこがどう修正されていくのかに注目です。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手の打撃成績がこちら。(2024/4/12時点)
この試合でスタメン起用された野村勇選手、井上朋也選手、リチャード選手、野村大樹選手と廣瀨隆太選手はチャンスです。
阪神との二軍戦3連戦で状態の良いサードの選手が、一軍で状態の悪い栗原陵矢選手と交代する可能性があるからです。
現在昇格に一番近いと思われるのが、この試合でも4打数2安打1盗塁の活躍を見せた野村勇選手。
成績的には野村大樹選手にもチャンスがありますが、一時期よりは状態を落としているイメージです。
一番若いのが井上朋也選手で、オープン戦でも最後まで一軍に帯同していたということもあり、可能性は十分あります。
リチャード選手はこの試合で5打数2安打2打点1盗塁の活躍を見せたものの、まだ上げれる状態にはないとみてます。
さぁどうなるでしょうか。
もちろん一軍の西武3連戦で栗原選手の打棒が完全復活するようなことがあれば、この一二軍入れ替えは先延ばしになります。
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