2024/4/9、福岡ソフトバンクホークスvs北海道日本ハムファイターズの一軍公式戦が行われました。
結果は4-2でファイターズが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想と、ホークス投手&野手を取り上げます。
ホークスはあと一本という場面を悉く活かせませんでした。
全体的な感想
全体的な感想というより山川穂高選手の不調が一番印象に残りました。
ここ数試合打てないだけならまだしも、四球すら選べていないので、そこで打線が切れてしまっています。
それでも4番に山川選手を起用し続ける小久保監督。
「鳴かぬならなら鳴くまで待とうホトトギス」タイプの監督です。
投手
有原航平
有原航平投手は7回4失点の投球でした。
全102球の内、ストライク74ボール28。
印象としては「イニングイーター」です。
初回に31球も投げ4点を失う最悪の出だし。
それでもそこから立て直して7回まで投げれてしまうのが有原投手の凄い所。
元々ホークスはその為に有原投手を獲得しました。
千賀投手が抜けた穴を1人で埋めるのは難しい。
↓
せめてイニングを消化できる先発投手が欲しい。
↓
有原投手が必要だ。
昨年はイニングを消化するだけでなく内容も良かったので、まさに千賀投手級の活躍を見せました。
今年もその活躍がベストではありますが、今回のようにイニングを消化するだけでも十分先発の役割を果たしたといえます。
初回の4失点を振り返ると、3番万波選手に対して追い込んでから2球連続で最高のコースに投げ込んだストレートをボールと判定されたことが非常に痛かったと感じます。
どちらかでストライク判定されていれば、結果的に初回の失点は2点で済んでいました。
ただそういうのも含めて野球の面白さではあります。
杉山一樹
杉山一樹投手は1回無失点の投球でした。
全11球の内、ストライク8ボール3。
印象としては「次は勝ちパターンかな?」です。
空振り&ファールが取れるストレートで簡単に追い込み、最後はフォークで打ち取る。
非常に簡単な組み立てで抑えてます。
たまにカーブでカウントを取りにいくこともでき、なんでもありです。
僅差の試合で勝っている時に同様の投球ができれば、勝ちパターンとして起用されます。
藤井投手の不調によって中継ぎ事情が苦しいホークスの中で、キャンプから淡々と結果を残し続けてきた男がようやく日の目を見る時が来ました。
又吉克樹
又吉克樹投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク8ボール6。
印象としては「パワーフォルム」です。
又吉投手といえば繊細なコントロールを活かして内外の出し入れで勝負する投手です。
ただ今回はそれだけでなく力で押す場面も見られました。
特に万波選手に対する6球目の高めのストレートは149キロを記録。
強打者にパワーでも負けないという所を示せたのは、今後に向けてかなり大きいです。
野手
ホークス選手の一軍打撃成績がこちら。(2024/4/9時点)
周東佑京選手が4打数3安打で打率.275、出塁率.356まで上げてきました。
最後アウトになった打球も逆方向の良い打球でした。
長打を捨てた打撃を体現できています。
牧原大成選手も4打数3安打で状態を上げてきました。
彼が好調になると、下位から上位へ繋がる打線になるので非常に心強いです。
あとは核となる選手が普通に打てば最強打線になります
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