今回は2023年度現役ドラフトでホークスが水谷瞬選手を放出した理由を考察していきます。
正直こんなことになるとは想像もしていませんでした。
私と同様に驚きすぎて頭が真っ白になった方も多いのではないでしょうか。
一度冷静になって考えてみることでまた違った景色が見れると思い今回の記事を作成しました。
大外しした私の現役ドラフト予想はこちらから。
水谷瞬選手は若手のホープ
「活きのいい若手が出てこない。」
そんなホークスの中で1,2を争う若手のホープが水谷瞬選手です。
個人的な2023年度プロテクトリスト予想にも入れていました。
彼とよくパワーの部分で対比されるのはリチャード選手。
2020年度は二軍でリチャード選手超えの長打率.491を記録しました。
水谷選手にはそれだけでなくスピードもあります。
2021年度は二軍で自己最多の8盗塁を記録しました。
これだけのポテンシャルを持ちながら、一軍出場はプロ5年間でゼロ。
活きのいい若手を出てこさせないチーム環境と言えます。
ウォーカー選手との対比
ホークスは先日、泉圭輔投手&高橋礼投手を放出し、巨人からウォーカー選手を獲得しました。
ウォーカー選手と水谷選手を対比すると共通点があります。
- パワーがある
- スピードがある
- 守備が苦手(センターができない)
- 右打ちの外野手
ウォーカー選手はおそらくDH、もしくはレフト。
そして、近藤健介選手と柳田悠岐選手は当然レギュラー確定。
ウォーカー選手を中心に起用するから、水谷選手は必要ないと判断されたのでしょう。
その判断について私は反対です。
ウォーカー選手はベテランの32歳。
水谷瞬選手は若手の22歳。
10歳も違います。
将来的な部分を考えると、水谷選手にレギュラーを取ってもらった方が嬉しいに決まってます。
また次の世代の右の外野手を考えた時に名前が挙がるのが24歳の正木智也選手だけになってしまいます。
ウォーカー選手を基本的に起用しながらも、水谷選手や正木選手が競いながらレギュラーの隙を窺う形がベストな形だったのではないかと私は思います。
長谷川威展投手は即戦力
ホークスが獲得した長谷川威展投手に関して否定するつもりは全くありません。
2023年度は一軍で9試合に登板し、防御率1.08と結果を残しました。
ホークスは右の中継ぎが多く、左の中継ぎが不足。
そんな中で長年ブルペンを支えた嘉弥真新也投手が構想外でヤクルトへ移籍。
モイネロ投手が先発転向。
2024年度の左の中継ぎは2023年度にブレイクを果たした田浦文丸投手ぐらいでした。
強力な左投手が1枚加わるだけで田浦投手の負担は軽減されます。
長谷川投手は今季の対左打率が.429とかなり悪かったので、そこを克服できれば1イニング任される投手になります。
2024年ドラフト1位はあの選手???
水谷瞬選手というホークスの若手のホープを手放したということは次のことまで考えてしまいます。
2024年ドラフトです。
右の外野手。
それもセンターを守れる強打の即戦力外野手。
そんな選手を獲得するのではないでしょうか。
大阪商業大学の渡部聖弥選手。
青山学院大学の西川史礁選手。
現時点で名前が挙がるのがこの2選手。
どちらもドラフト1位でなければ取れない選手です。
今後はこの2選手の活躍にも注目しておきましょう。
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