2025/3/30、福岡ソフトバンクホークスvs千葉ロッテマリーンズの一軍公式戦が行われました。
結果は7-4でマリーンズが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
全体的な感想
プロ野球開幕から3試合。
まだホークスは実質開幕してません。
昨年の日本シリーズの続きをやっているようです。
一言で言えば「勝負弱い」
先制したとしても、中盤から終盤にかけて一気に畳み掛けられ、いつの間にか試合が終わってます。
この試合のターニングポイントは7回表。
先発の上沢投手がこの日最速の150キロで佐藤選手を空振り三振に打ち取り2死一三塁。
あと1アウト。
ここを凌げば勝利はグッと近づきました。
絶対に勝ちたいホークスベンチはここでヘルナンデス投手を投入。
ただそのヘルナンデス投手が誤算でした。
3試合で20失点ですか。
勝ちパターン投手ばかりが投げてのこれなのである意味凄いですね。
誰も言っていないし、現捕手陣は言われたくないと思いますが、「甲斐拓也選手」の存在の大きさをひしひしと感じます。
そろそろ次のことも考えておく必要があります。
全てが終わってしまう前に。
ただ、楽観的に考えるとまだたったの3試合。
悪いものは最初に全て出してしまえばいいんです。
カードの頭を取れるか取れないかは非常に大事。
左のエース、モイネロ投手がホークスに今季初勝利をもたらしてくれるはずです。
投手
上沢直之
上沢直之投手は6.2回3失点の投球でした。
全76球の内、ストライク49ボール27。
印象としては「じゃんけんの手数が多い」です。
先発投手は中継ぎ投手に比べると球種が多く、様々な抑え方を持っています。
その先発投手の中でも上沢投手は球種が豊富で、ただ豊富なだけでなくどれもレベルが高いです。
ストレート、ツーシーム、フォーク、カット、スライダー、チェンジアップ、カーブ、パワーカーブ。
これだけの球種があって、それをコースに投げ分けられると、打者が仕留めるのは至難の業です。
今回ソト選手が外のカットボールを仕留めましたが、あれはソト選手の状態の良さを表してます。
上沢投手には今後もホークスの先発ローテーションの一角に収まる活躍、いやエースを窺うぐらいの大活躍をしてもらいたいところです。
ヘルナンデス
ヘルナンデス投手は0.1回1失点の投球でした。
全14球の内、ストライク9ボール5。
印象としては「勝負球が一番甘い」です。
7回表二死一三塁。
この場面を任されるということで、首脳陣のヘルナンデス投手に対する信頼度の高さが窺えます。
首脳陣もファンも選手も全員が彼が抑えてくれることを信じていました。
だから、ポランコ選手と岡選手に自慢のストレートを打たれたことは仕方ありません。
打った方を褒めるべきです。
ただ勝負球はカウント球に比べると少々甘かったです。
ヘルナンデス投手は投球割合の約8割がストレート。
打者は当然そのストレートを狙います。
一軍の強打者がストライクが来ると分かっていたなら、いくらヘルナンデス投手のストレートが強いとはいえ甘くなれば捉えられます。
球種の少ない投手は特に一球の精度に拘らなければなりません。
杉山一樹
杉山一樹投手は1回1失点の投球でした。
全20球の内、ストライク12ボール8。
印象としては「2球連続ワイルドピッチ」です。
今回杉山投手が打たれたヒットは角中選手に対するコースヒットの一本のみ。
そこから和田選手の足に揺さぶられて一点をもぎ取られました。
あまり言いたくはないですが、昨年までだったらどんなに杉山投手が引っ掛けても止めてくれる捕手がいました。
やはり前正捕手は偉大です。
これで杉山投手は開幕からまさかの2試合連続失点。
昨年の防御率は1.61ですよ。
この悔しさを次のカードで晴らしてくれるでしょう。
尾形崇斗
尾形崇斗投手は0.2回2失点の投球でした。
全25球の内、ストライク12ボール13。
印象としては「一点取られてから緊張の糸が切れる」です。
9回が始まる前までスコアは4-5。
ホークスとしては十分&同点逆転可能な点差でした。
大事なマウンドに上がった今季初登板の尾形投手はやるべきことをやっていました。
なぜそう思ったのかというと、真ん中に投げなかったからです。
四球を2 つも出してしまっているところに悪い印象を抱く方もおられるかもしれませんが、私はそうは思いません。
次の一点が大事な場面。
真ん中に投げて本塁打を打たれる方が断然ダメです。
丁寧に投げていたものの、一死満塁となり犠牲フライを打たれ4-6。
ここまで24球も神経をすり減らしながら投げていた尾形投手は、緊張の糸が切れてしまいました。
髙部選手に対し初球に真ん中スライダーを投げてしまい、その一球を髙部選手が見逃さずタイムリー。
試合が決まってしまいました。
松本晴
松本晴投手は0.1回無失点の投球でした。
全4球の内、ストライク3ボール1。
印象としては「スクランブル登板」です。
9回は尾形投手が投げ切るものだと思っていたのでしょう。
今回は松本晴投手にしては球速が出ていませんでした。
それでも素晴らしい球筋でしたが。
松本晴投手の一番良い球はストレート。
このストレートを強く意識させれば変化球が多少甘く入ってもタイミングを外すことができます。
まさに今回がそのような感じでした。
ただそれで満足してほしくないというのが正直なところ。
変化球の精度も上げ、バットに当てさせない投球が理想です。
そうすればより良い場面で投げさせたいと思わせることができます。
野手
今試合で一番目立ったホークス野手は正木智也選手。
一打席目は確信の本塁打。
二打席目は犠牲フライ。
三打席目は技アリのライト前ヒット。
5番打者としての仕事を全うしました。
正木選手の守るライトやレフトのポジションは激戦区。
二軍では山本恵大選手、佐藤直樹選手、柳町達選手、笹川吉康選手、重松凱人選手等外野手のアピールが凄まじいです。
少しでも油断すればポジションを奪われます。
この競走こそがチーム力の強化に繋がります。
リチャード選手と山川穂高選手は守備で好プレーを連発。
山川選手の遊び心のあるオシャレなトスはTheプロというプレーです。
リチャード選手は待望の今季初ヒット。
栗原陵矢選手が復帰するまでにここから猛アピールとなるでしょうか。
いや、リチャード選手からすれば猛アピールするしかありません。
牧原大成選手は2試合連続スタメンを外された悔しさを晴らすタイムリー。
この負けん気こそが牧原選手の強みです。
最後に細かいですが、尾形投手の低めのスライダーを上から被せるように捕球した谷川原選手のキャッチングに怖さを感じました。
あんな取り方をされると、低めに投げ辛くなります。
尾形投手のサインミスだといいのですが。
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