第二の杉山一樹投手は誰だ!!!

ホークス考察
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ホークスには、高いポテンシャルがありながら大きく羽ばたけていない選手がたくさんいます。

杉山投手もその1人でした。

ただ、未完の大器と呼ばれていた彼がプロ6年目(27歳)となる2024年シーズンで遂に覚醒。

戦力外になるかどうかのラインから、一軍のセットアッパー候補にまで一気に躍進しました。

ということで今回は杉山投手と同様に高いポテンシャルがありながらも伸び悩んでいるホークス選手を3名ピックアップします。

2025年シーズンでの躍進に期待しましょう。

見るべきポイント

今回見るべきポイントは以下の3点。

  • 中堅
  • 伸び悩み
  • ポテンシャル高い

まずは中堅選手

20代前半の若手選手でも30代のベテラン選手でもなく、20代中盤から後半の選手に限定します。

続いて伸び悩んでいること

一軍で目立った成績を残したことが無い選手に限定します。

最後にポテンシャルの高さ

能力が覚醒した時の天井が見えない選手に限定します。

候補選手

今回は3名の選手を取り上げます。

本当は野村勇選手板東湧梧投手も入れたかったですが、野村選手はプロ1年目に一軍で10本塁打10盗塁を記録していますし、板東投手は2023年まで先発&中継ぎでフル回転していたので外しました。

尾形崇斗

まず1人目は尾形崇斗投手

2025年シーズンでプロ8年目(26歳)を迎えます。

2024年シーズンでは、怪我が明けた終盤戦からチームの戦力となり、日本シリーズでも大事な場面を任される活躍を見せました。

戦力外間近だった杉山投手の境遇とは少し異なります。

ただ、尾形投手のレギュラーシーズンでの一軍実績を見ると、最多登板数が2023年度,2024年度の12試合

1年を通して一軍で活躍することができていません。

守護神やセットアッパーを任されるだけの高いポテンシャルを持っていながら、怪我や不調で伸び悩んでいます。

2024年度に身につけた「無心の心得」を継続し、怪我無く球速&球種をさらにレベルアップさせ、一軍で替えの利かない存在になってもらいたいなと思います。

リチャード

続いて2人目はリチャード選手

2025年シーズンでプロ8年目(26歳)を迎えます。

二軍では5年連続本塁打王(2020~2024)

それなのに一軍での最多本塁打は2021年度の7本

一軍定着すら叶っていません。

まさに二軍の帝王です。

二軍ではそこそこの成績でも一軍では活躍している選手がたくさんいます。

その選手とリチャード選手の差は果たして何なのでしょうか。

よく言われるのがメンタル面打撃の確実性

一軍では少ない打席数で結果を残さないといけないため、結果を残したい気持ちが高まりすぎて空回り

打撃の確実性に関しては二軍でも課題

これらを克服することで、一軍定着に繋がります。

2024年度は二軍ではありますが、291打席で打率.242

プロ入り後最高打率を記録しました。

一軍でも33打席と少ない打席数ながら打率.226と、徐々に確実性は付いてきているのかなという気がします。

守備が上手く、体は強い。

1つのきっかけで球界を代表する長距離砲になる男の覚醒に期待です。

佐藤直樹

最後の3人目は佐藤直樹選手

2025年シーズンでプロ6年目(27歳)を迎えます。

佐藤選手といえば2019年ドラフト1位

高い期待をかけられて、プロの舞台に飛び込みました。

1年目は二軍で盗塁王(成功20&失敗0)

で存在感を示しました。

ただ、打撃面で安定感が無く、細かい守備走塁のミスも響き、5年目(2023年度)オフに戦力外通告

育成落ちを経験しました。

それでも2024年度は走攻守全ての面で結果を残し、柳田選手の怪我に伴い支配下登録

2025年度に向けて弾みがつくシーズンとなりました。

右打ちで、パンチ力があって、足があって、強肩。

こんな魅力的な武器を持っている選手といえば、2022年度までホークスに所属していた真砂勇介選手を思い出します。

真砂選手がホークスを退団したのは28歳の年

つまり佐藤選手からすれば、今年もしくは来年がラストチャンスということです。

レベルの高い外野陣の争いを勝ち抜き、一軍で輝くことができるかに注目です。

最後に

今回は中堅選手の中から3名の名前を挙げましたが、中堅選手はまだまだこんなにいます。

2025年で26~29歳を迎える支配下投手一覧がこちら。(2025/1/16時点)

松本裕樹,藤井皓哉,上茶谷大河,ヘルナンデス,伊藤優輔,杉山一樹,大関友久,津森宥紀,大津亮介,尾形崇斗,長谷川威展,田浦文丸,スチュワート

2025年で26~29歳を迎える支配下野手一覧がこちら。(2025/1/16時点)

周東佑京,栗原陵矢,野村勇,谷川原健太,柳町達,海野隆司,川瀬晃,ダウンズ,佐藤直樹,緒方理貢,リチャード,川村友斗,正木智也

2025年で26~29歳を迎える育成投手一覧がこちら。(2025/1/16時点)

大竹風雅,水口創太,川口冬弥

2025年で26~29歳を迎える育成野手一覧がこちら。(2025/1/16時点)

大友宗,山本恵大,大泉周也

彼らがチームの中心となるのがベストな形ではあります。

未だホークスの主力はベテランだらけ(近藤健介、今宮健太、山川穂高、柳田悠岐、有原航平等々)。

中堅選手の中から一軍でタイトルを獲るような選手がたくさん出てきてくれると、ホークスの未来は明るくなるでしょう。

コメント

最近のコメント

うえでぃー
うえでぃー
2024.12.19
私は動くと思います。全ては嶺井選手の評価次第でしょうね。
ホークス甲斐拓也選手が巨人にFA移籍した場合の人的補償予想
ポテト
2024.12.19
記事内であと3日は考えたいと述べられていましたが、やはり小林選手がプロテクト外であれば獲得に動くと思いますか?
ホークス甲斐拓也選手が巨人にFA移籍した場合の人的補償予想
うえでぃー
うえでぃー
2024.12.18
確かにその考えもアリですね。私の考えとしてはプロテクトリスト次第です。補強ポイントに合致する選手がいれば迷わず取りに行き、微妙な選手ばかりであればスルーです。曖昧な答えになってしまいすみません。
ホークス甲斐拓也選手の巨人移籍について
エラル
2024.12.17
ホークスは人的補償が必要だと思いますか?僕個人の意見としては必要ないと思います。人的補償で誰かを取ったりするより育成選手用に枠を空けておくべきだと思いますが、どうでしょうか?
ホークス甲斐拓也選手の巨人移籍について
うえでぃー
うえでぃー
2024.11.26
全然大丈夫ですよ!個人的に田中投手の獲得は無いと思います。11/26時点で支配下枠残り5,育成選手55名なので枠が足りません。どうしても即戦力先発投手を獲得したいなら上沢投手ではないでしょうか。
11/25アジアウインターリーグNPB RED対NPB WHITEの感想
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