9/27ホークス対カープの二軍公式戦を見て思ったこと

ホークス考察
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2024/9/27、福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープの二軍公式戦が行われました。

結果は5-2ホークスが勝ちました。

今回はこの試合のホークス投手&野手を個別に取り上げます。

野手に関しては、9月二軍打撃成績一覧も載せてます。

現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。

投手

大竹風雅

大竹風雅投手は6回1失点の投球でした。

全86球の内、ストライク61ボール25

印象としては来季の注目株」です。

前回登板の三軍戦に引き続き、素晴らしい投球を披露しました。

大竹投手は今登板が二軍戦初登板

初登板が二軍優勝がかかる試合ということで、多少は緊張感を感じながらの投球だったのではないでしょうか。

そんなことは微塵も感じさせませんでしたが。

ストレートの球威は80球を超えても落ちることなく140キロ台後半~150キロを記録

スタミナ面はアピールできました。

あとは100球を超えてもこのスピードを維持できるかです。

変化球に関しては高めに浮く場面が目立ち、3回には低めに投げ切ったフォークを捉えられたので、精度もキレも修正が必要かなと思います。

ただここが修正されてくれば、一軍で安定して試合を作れる投手になります。

来季が非常に楽しみです。

宮里優吾

宮里優吾投手は0.2回1失点の投球でした。

全16球の内、ストライク10ボール6

印象としては大竹投手と同じタイプ」です。

ストレート&フォークが軸の投手球速帯も大竹投手と同じぐらい

カープ打線からすれば合わせやすかったはず。

それでいて、甘い所に球が集まっていたので捉えられるのは当然です。

内田選手には2球で追い込めていたのに、3球目のスライダーが甘く入ってヒット

こういうのが一番勿体ないです。

中継ぎは1球の失投が勝敗に関わる重要なポジション。

1球の精度に拘って投球してもらいたいです。

また、欲を言えばストレートは150キロ以上を連発してもらいたいところ。

右投げオーバースローのホークスの中継ぎ投手は、常時150キロ以上,最速150キロ中盤から後半を投げられなければ一軍の勝ちパターンには食い込めません。

田浦文丸

田浦文丸投手は1.1回無失点の投球でした。

全8球の内、ストライク7ボール1

印象としては省エネ投球」です。

伝家の宝刀チェンジアップを使いながら球数少なく打者を抑えていきました。

前回登板ではチェンジアップをあまり投げずに打たれたので、その反省点を活かした投球だったかなと思います。

省エネ投球も良いですが、ストレートで空振りが取れるぐらい球威が上がってくれば尚良いです。

現時点で43歳の和田投手よりも球威は感じません。

だから和田投手が中継ぎ要員として一軍に呼ばれてます。

中継ぎ本職の意地が見たいです。

古川侑利

古川侑利投手は1回無失点の投球でした。

全15球の内、ストライク9ボール6

印象としては胴上げ投手」です。

昨年は尾形投手が二軍の胴上げ投手を務めましたが、今年は古川投手が胴上げ投手となりました。

ここ最近の投球内容を見る限り納得です。

今回はヒットと四球を出すなど、ここ最近の中では不安定な内容ではありました。

それでも大崩れしない所は流石です。

古川投手は調整とか経験とかそういう言葉を使える年齢ではありません。

毎登板が勝負です。

次回登板も勝負の登板となります。

野手

ウエスタンリーグのホークス選手9月打撃成績がこちら。(2024/9/27時点)

<スタメン>

<スタメン外>

この試合で複数安打を放ったのは、リチャード選手仲田慶介選手の2名。

リチャード選手は3打数2安打1四球3打点(単打1、本塁打1)

優勝を決める逆転の3ランを放ちました。

今年の初めの頃は、打撃の状態がどん底だったリチャード選手。

このまま調子が上がらずにシーズンを終えると戦力外もしくは現役ドラフトの可能性もある中で、徐々に調子を上げ、9月に入ってから爆発しました。

調子が上がったというよりも、打撃のレベルが上がっています

これだけじっくり育成しておいて、手放した瞬間に大覚醒して一軍で本塁打王

そんな可能性は大いにあると思います。

ホークスフロントはこのリチャード選手の9月成績をどう見るでしょうか。

仲田選手は4打数3安打2打点(単打2、二塁打1)

試合を決める2点タイムリーを放ちました。

仲田選手の9月二軍打撃成績は73打席で打率.413,出塁率.479,長打率.524,OPS1.003(9/27時点)。

リチャード選手のような本塁打を量産する選手ではないのに、OPSが1を超えているのは凄まじいことです。

9月の二軍月間MVPはリチャード選手か仲田選手のどちらかになるのではないでしょうか。

来季は仲田選手がどのポジションでレギュラーを狙うのかに注目ですが、個人的にはショートを狙ってほしいです。

2024年2月にこんな記事を出しました。

この頃は仲田選手がショートのレギュラーを狙えるチャンスが2024年までと述べていましたが撤回します

一軍のレギュラーが掴めなくても、これだけ二軍で圧倒的に打てるのであれば、宗山塁選手をホークスがスルーする可能性が出てくるからです。

今は多くのポジションを守る分、守備に粗さが出ている部分があるので、そこを修正すればレギュラーを掴むチャンスは大いにあります。

今オフは守備にかなり多くの時間を割くことになりそうです。

コメント

最近のコメント

うえでぃー
うえでぃー
2024.12.19
私は動くと思います。全ては嶺井選手の評価次第でしょうね。
ホークス甲斐拓也選手が巨人にFA移籍した場合の人的補償予想
ポテト
2024.12.19
記事内であと3日は考えたいと述べられていましたが、やはり小林選手がプロテクト外であれば獲得に動くと思いますか?
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うえでぃー
うえでぃー
2024.12.18
確かにその考えもアリですね。私の考えとしてはプロテクトリスト次第です。補強ポイントに合致する選手がいれば迷わず取りに行き、微妙な選手ばかりであればスルーです。曖昧な答えになってしまいすみません。
ホークス甲斐拓也選手の巨人移籍について
エラル
2024.12.17
ホークスは人的補償が必要だと思いますか?僕個人の意見としては必要ないと思います。人的補償で誰かを取ったりするより育成選手用に枠を空けておくべきだと思いますが、どうでしょうか?
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うえでぃー
うえでぃー
2024.11.26
全然大丈夫ですよ!個人的に田中投手の獲得は無いと思います。11/26時点で支配下枠残り5,育成選手55名なので枠が足りません。どうしても即戦力先発投手を獲得したいなら上沢投手ではないでしょうか。
11/25アジアウインターリーグNPB RED対NPB WHITEの感想
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