2024/9/6、福岡ソフトバンクホークスvs埼玉西武ライオンズの一軍公式戦が行われました。
結果は1-0でライオンズが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては9月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
「ヤバい」
ホークスファンの誰もがそう感じるような試合でした。
前カードのファイターズ2連戦で2連敗。
この負け方も嫌な負け方でした。
この悪い流れを断ち切るならエース有原投手が投げるこの試合しかありません。
その有原投手は8回1失点と8/16マリーンズ戦以来の好投。
ただ、打線が再三のチャンスを活かせず無得点。
こういう日もあると切り替えたいところですが、こういう試合を勝てないとなかなかチームの勢いは出てきません。
これからホークスにとって我慢の日々が続いていくでしょう。
ホークスが負けている間に2位のファイターズはサヨナラ勝ちで3連勝。
勢いをつけて8ゲーム差まで迫ってきました。
そしてホークスはこれからホークスキラーである今井達也投手、武内夏暉投手との対戦。
全然5連敗も考えられますし、その次のカードの楽天戦の初戦はモイネロ投手が投げないので、そこも勝てるか怪しいです。
色々と考えると、今回の試合は絶対に落とせなかったです。
ただ、過ぎたことを嘆いても前に進めません。
また、嘆く必要も無いと思います。
優勝に一番近いのは間違いなくホークス。
気負うことなく目先の1勝を取りにいくだけです。
9/7のホークス先発はスチュワート投手。
おそらく、いや間違いなくタフな登板になります。
仮にスチュワート投手が7回無失点で抑えたとしても勝てる保証はありません。
とにかく全力でぶつかるのみです。
投手
有原航平
有原航平投手は8回1失点の投球でした。
全104球の内、ストライク72ボール32。
印象としては「淡々と投げる」です。
味方打線がチャンスを作りながらも活かせない悪い流れ。
そんな中でも、淡々と打者を抑えていきました。
本塁打を一本打たれてしまったものの、許した失点はその1点だけ。
文句無しの内容です。
3回表に古賀選手に10球粘られた影響で9回のマウンドには上がりませんでしたが、それが無ければ9回まで投げていたでしょう。
今のホークスが勝つ為には、先発が長い回を投げて抑えるか、打線が大量援護するかのどちらかしかありません。
なぜなら中継ぎ陣に離脱者が相次ぎ、計算が出来ない状況だからです。
そういった意味では、勝てるチャンスはあった試合だったかと思います。
今回の登板を終えて有原投手の残り登板試合は3試合、もしくは4試合。
全て勝つしかありません。
最後8回表に、本塁打を打たれた佐藤選手を三振で打ち取った後に吠えた姿はエースそのものでした。
又吉克樹
又吉克樹投手は1回無失点の投球でした。
全15球の内、ストライク10ボール5。
印象としては「無表情」です。
いつにも増して無表情という印象を私は抱きました。
又吉投手はここ3試合失点が続いていたということもあり、並々ならぬ思いで登板したと思います。
その気持ちの高ぶりを抑える為にも、無表情に徹していたのではないかと推測します。
有原投手と又吉投手の投球スタイルは、打たせて取るという部分が似ています。
だから、有原投手の投球を見ながら自分だったらこうしようというものが、頭の中にあったはずです。
外崎選手は状態が良さそうだからヒットを打たれるのは仕方ない。
古賀選手は意外と真ん中のカウント球を見逃してくれるが、かなり粘る。
こういった試合の中でのデータを頭に入れながら、冷静に投球することが出来ました。
2死一二塁で古賀選手と対峙した場面は、結構甘い球がありました。
この試合の古賀選手は長打というよりもコンパクトに出塁を意識した打撃を行っていたので、甘い球を打たれても単打になってくれるだろうという読みはあったと思います。
今回の投球を機に、又吉投手の状態が上がってくることを期待してます。
野手
ホークス選手の9月一軍打撃成績がこちら。(2024/9/6時点)
<スタメン>
<スタメン外>
この試合は、6番正木智也選手が1回2死満塁、3回2死一三塁、8回1死一二塁のチャンスで凡退してしまったところに目が行きがちです。
ただ、私は1番周東佑京選手と2番今宮健太選手がどちらも5打数無安打だったことも無得点に繋がったと思ってます。
つまり、打線全体の繋がりが欠けていたということです。
野球はチームスポーツなので、誰か一人に責任を押し付けることがないようにすべきです。
得点には繋がらなかったものの、4回裏の攻撃はお見事でした。
先頭の柳町達選手が四球。
次の甲斐拓也選手は10球粘るも右飛。
球筋を間近で多く確認できた牧原大成選手はヒットエンドランを成功。
7~9番でこの形が作れると強いです。
あとは1番周東佑京選手が前に飛ばすだけだったので、周東選手にとってあの打席はかなり悔しかったはずです。
また次に期待しましょう。
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