2024/7/31、福岡ソフトバンクホークス四軍対宮崎サンシャインズの交流試合が行われました。
結果は4-0でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については7月の四軍打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
藤田淳平
藤田淳平投手は4回無失点の投球でした。
全58球の内、ストライク43ボール15。
印象としては「THE先発投手」です。
いつも藤田投手が投げてる時は安心して見てられます。
なぜなら四球で崩れるということがまず無いからです。
ストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップ。
どの球でもストライクが取れるので、捕手はリードがしやすいはずです。
今回唯一ピンチを作ったのは3回。
ファースト三代選手のエラーからでした。
重盗を決められ、厳しい所を攻め四球で走者を溜め、2死満塁のピンチを作るものの何とか無失点。
このような投球を続けていけば、近い内に二軍でも先発のチャンスが訪れます。
山崎琢磨
山崎琢磨投手は3回無失点の投球でした。
全41球の内、ストライク27ボール14。
印象としては「謎の3回無失点」です。
山崎投手が投げた5回6回7回。
全ての回で失点しそうな感じだったにもかかわらず、無失点で抑えることができました。
5回はセーフティバントを山崎投手が悪送球して一気に1死三塁のピンチ。
ただ、後続を抑えて無失点。
6回はサード佐倉選手のエラーから自身の四球も重なり1死一二塁のピンチ。
ただ、後続を抑えて無失点。
7回は死球とヒットで1死一二塁のピンチ。
ここでライト前ヒットを打たれたものの、ライト佐藤航太選手の好返球によってホームタッチアウト。
運が良いのか、何なのかは分かりませんが、とりあえず結果は良かったです。
田浦文丸
田浦文丸投手は1回無失点の投球でした。
全8球の内、ストライク5ボール3。
印象としては「調子を確かめるまでもなく」です。
先頭打者と次の打者が1球ずつでアウトになり、最後の打者は6球投げて空振り三振に打ち取ったものの、少し物足りない球数となりました。
調子を確かめるのは難しいです。
ただ、追い込んでからのスライダーで空振りが奪えなかった部分を見ると、スライダーの質に関しては上げていける部分があると感じました。
チェンジアップは今回1球も投げなかったので、1球は見てみたかったです。
フェリックス
フェリックス投手は1回無失点の投球でした。
全13球の内、ストライク8ボール5。
印象としては「ほぼストレート」です。
13球の中で変化球はたったの2球だけ。
あとの11球は全てストレート。
フェリックス投手といえばまだ四球のイメージが強い投手ですが、今回は四球ゼロ。
3ボール1ストライクというカウントになる場面はあっても四球を出しませんでした。
四球を出さないフェリックス投手は強いです。
また、ただ四球を出さないだけでなく、全体的にコースもしっかり突けていたのが良かったです。
この感じだと、一軍で投げてるヘルナンデス投手のようにストレートオンリーで打者を抑え込むことができるかもしれません。
野手
ホークス選手の7月四軍打撃成績がこちら。(2024/7/31時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今試合で複数安打を放ったのは中澤恒貴選手、佐藤航太選手、藤田悠太郎選手の3名。
中澤選手は3打数3安打。
センターから逆方向にチャンスメイクする打撃を見せ、ショートの守備でも堅実な動きを見せました。
佐藤選手は5打数3安打1打点1盗塁。
先ほども述べた通り、打つだけでなくライトからのバックホームでも魅せました。
藤田選手は4打数2安打2盗塁。
守備でも1回から9回まで捕手として無失点投球をリードしました。
最後に、ここ最近重松凱人選手の守備範囲が限界突破していることをお伝えします。
毎試合のようにファインプレーを連発しており、今試合でも初回にセンター前に落ちそうな打球をランニングキャッチしました。
彼は走攻守全てが注目ポイントです。
コメント