2024/7/10、福岡ソフトバンクホークスvsオリックスバファローズの一軍公式戦が行われました。
結果は4-3でバファローズが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては7月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
最後は代役守護神の松本裕樹投手が試合をひっくり返されて負けるという悔しい試合になりましたが、そのような試合展開に持ち込めたということでホークスとしてはプラスに捉えても良い試合だと私は感じます。
先発の東浜巨投手は試合を作れずに2回で降板。
この早めの判断がまず素晴らしかったです。
昨年であれば東浜投手を信じてもう少し投げさせていたでしょう。
これが彼をエースと信じて疑わなかった昨年までと、数ある先発投手の1人という扱いである今年の違いです。
ホークスの現在のチーム状況は決して良いとは言えません。
ただ2位とのゲーム差はまだ8もあります。
今は戦力の見極めをする良い時期だと思って、勝負の8月9月に備えてもらいたいです。
7/12からは日本ハムとの3連戦。
古巣との対戦をきっかけに、また近藤選手に調子を取り戻してもらいましょう。
ホークスの初戦の先発はおそらくスチュワート投手。
前回登板ではエスコンフィールドで7回1失点の素晴らしい投球を披露したので、今回も同様の投球に期待です。
投手
東浜巨
東浜巨投手は2回2失点の投球でした。
全40球の内、ストライク27ボール13。
印象としては「かわしの投球」です。
丁寧にコースを突きながら何とか打者を抑えようとする姿勢は伝わってきましたが、少々甘く入ると捉えられるぐらい球が走っていなかったのでどうにもなりませんでした。
開幕当初のストレートでどんどん押していく投球と比較すると状態は雲泥の差です。
これから二軍調整するとのことですが、ストレートを本来の球威に戻して帰ってきてもらいたいです。
大山凌
大山凌投手は3回無失点の投球でした。
全37球の内、ストライク24ボール13。
印象としては「試合を立て直す」です。
もしこの試合で勝ちきれていたらヒーローは大山投手だったと思います。
それぐらい見事な投球でした。
味方が同点に追いついた直後の5回裏は先頭打者に四球を与えましたが、甲斐拓也選手のダイビングキャッチと廣瀨隆太選手の華麗な身のこなしで無失点。
味方の好守備にも助けられました。
次回登板は先発ということで、いつも通り強気で投げて欲しいです。
藤井皓哉
藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク8ボール6。
印象としては「ストレートが強い」です。
相手打者がストレートを捉えられないので、フォークボールがより効果的になり、楽に投球することが出来ました。
これで5試合連続無失点投球。
状態は良いです。
もう少しストライク率を上げてくれれば、何も言うことはありません。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。
全16球の内、ストライク11ボール5。
印象としては「とんでもない防御率」です。
球威制球全てが完璧で文句無しです。
打者のタイプに合わせて投げる球種をガラッと変えるので、ただただパワーピッチしているわけでもありません。
今回杉本選手には自慢のストレートをストライクゾーンに1球も投げませんでした。
このまま防御率0点台をキープするのは難しいとは思いますが、津森投手ならやってくれそうな気もします。
ヘルナンデス
ヘルナンデス投手は1回無失点の投球でした。
全17球の内、ストライク13ボール4。
印象としては「無慈悲なストレート」です。
先頭打者の大里選手は「四球狙い」のカット打法でたくさん球数を投げさせましたが、ヘルナンデス投手には効かず最後は見逃し三振。
その後もセデーニョ選手、太田選手といったバファローズが誇る強打者をストレートだけで料理しました。
凄いを超えて怖いです。
松本裕樹
松本裕樹投手は0.1回2失点の投球でした。
全14球の内、ストライク7ボール7。
印象としては「弱気な投球」です。
先頭の西川選手に対して3ボール1ストライクというカウントを作った時点で、今回の松本投手は何か違うなと思いました。
球が思ったよりも走っていなかったのか、東浜投手のようなかわしながらの投球に見えました。
一番大きなプレーは無死一二塁から紅林選手がバスターでヒットを放ったこと。
このプレーで完全に松本投手は崩れました。
松本投手のことなので、次回登板では必ずやり返してくれると思います。
野手
ホークス選手の7月一軍打撃成績がこちら。(2024/7/10時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今宮健太選手は5打数3安打。
得意の宮城投手に対して1番起用された試合で見事に結果を残しました。
栗原陵矢選手は4打数2安打1本塁打2打点。
8回の本塁打はタイミングが合っていたので打ちそうな感じはしていましたが、宮城投手のスライダーを捉えた5回の三塁打はよく外の球を我慢しながら1球の失投を捉えました。
山川穂高選手は4打数1安打1本塁打1打点。
やはり4番の一発は流れを変えます。
正木智也選手は4打数2安打。
前日の代打ヒットがメンタル的にも良い影響を与えたのでしょうか。
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