2024/5/21、福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズの二軍公式戦が行われました。
結果は8-2でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの5月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
村田賢一
村田賢一投手は5回1失点の投球でした。
全78球の内、ストライク50ボール28。
印象としては「2回と5回が課題」です。
2回と5回以外はテンポ良く10球前後で投球できていました。
逆に言えば、なぜ2回と5回はテンポが悪かったのでしょうか。
まず2回はディカーソン選手の打席が気になりました。
村田投手は繊細なコントロールで内外高低に様々な球種を投げ分け、打たせて取る投球が持ち味の投手。
それなのに、ディカーソン選手に対しては外のストレート勝負に拘りました。
外国人選手は腕が長いので外も平気で届きます。
しかも力勝負となとると、村田投手は分が悪いです。
結果的にライトへの二塁打を打たれているので、配球を考え直す必要があると思います。
他のヒットに関してはうまく打たれた感じなので、切り替えるだけです。
5回は全体的に球が甘めに集まっていました。
結果的に打たれたヒットは1本だけですが、内容は2回よりも悪いです。
なぜいきなり制球を乱したのか見つめ直す必要があります。
大城真乃
大城真乃投手は2回無失点の投球でした。
全23球の内、ストライク18ボール5。
印象としては「ほぼ完璧」です。
回跨ぎ後のロドリゲス選手に対して1球甘く入る球はありましたが、それ以外の22球は完璧です。
打たれない所に打たれない球を投げて抑える。
ただそれだけの作業です。
大城投手に関しては、あとは本当にタイミングだけです。
古川侑利
古川侑利投手は1回1失点(自責点0)の投球でした。
全23球の内、ストライク16ボール7。
印象としては「ストレートが良い」です。
ストレートで何度も空振りを奪う場面が見られました。
本来は三者凡退で抑えて当然ぐらいの球質だったと思います。
それでも少し甘く入っただけで捉えられるあたりが、もったいないというか残念です。
モニエルのファーストゴロを吉田賢吾選手が捌けずエラーという形になりましたが、正直あの打球スピードはヒット性です。
一軍で投げてる岩井俊介ぐらい、真ん中でも押し込めるストレートになったら支配下登録を掴めます。
フェリックス
フェリックス投手は1回無失点の投球でした。
全21球の内、ストライク12ボール9。
印象としては「求めていた投球」です。
球数は21球も要してしまいましたが、ここ最近のフェリックス投手の投球の中で私は一番良かったと思います。
最近はスピードよりもコントロールを意識して140キロ台中盤の球を投げていました。
今回は本来の150キロ台中盤の球を連発していました。
良かった理由はそこだけです。
フェリックス投手の一番の良さは球のスピード。
そこを消してしまうとフェリックス投手じゃなくても代わりはいくらでもいます。
今回は四球を1つ記録しましたが、大きく荒れた球は少なかったです。
これまでの制球を意識した投球が実を結んだのでしょうか。
とにかくフェリックス投手はスピードという武器は消さずに力勝負を挑み続けて欲しいです。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手5月打撃成績がこちら。(2024/5/21時点)
佐藤直樹選手のバットが止まりません。
ずっと打っていますが、この試合でも4打数3安打3打点1盗塁の活躍。
サードのエラーで出塁となった打席も、個人的にはサード強襲ヒットにしてほしいぐらいの当たりでした。
5月の打撃成績を見ても分かるように、他の選手と比べて頭3つ抜けてます。
打つ、走る、守る。
全てが高水準の佐藤選手を支配下登録しないという選択肢があるでしょうか。
もうそろそろだと思います。
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