今回は山川穂高選手の人的補償予想を行います。
過去2度に渡って考えてきましたが、今回が本当に本当の最終予想です。
頭がパンクしそうになるくらい、ぐるぐる右往左往しながら真剣に考えました。
※全て個人の見解です。
本当に本当に本当の最終予想はこちら。
前回、前々回の予想がこちら。
まずはプロテクトリストの見直しから行います。
キーマンは長谷川威展投手です。
Myプロテクトリスト
プロテクトリストの最終予想28名がこちら。
これまでは投手14,野手14のバランスを考えていましたが、その考えを無くしました。
ホークスの強みである救援陣を厚めに選びました。
よって今回は投手15,野手13の計28名です。
前回と変わった部分は長谷川威展投手。
リチャード選手をリストから外しました。
なぜこの選手をリストから外したのか,リストに入れたのかと疑問が出てきそうな部分を、全員の理由までは難しいですが紹介します。
甲斐拓也
甲斐拓也選手をリストから外した理由は嶺井博希選手がいるからです。
逆も然りで、嶺井博希選手をリストから外した理由は甲斐拓也選手がいるからです。
30代のベテラン選手2名がレギュラー争いをする構図は、将来性という観点で見てもあまり気持ちのいいものではありません。
ただどちらもレギュラーを張れるだけの経験を持った選手。
必要な選手であることに間違いないです。
谷川原健太選手をリストから外すことには少々抵抗がありました。
ただ現在甲斐選手が31歳、谷川原選手が26歳でたったの5歳しか変わりません。
世代交代をしたときっぱり言えるのは、23歳の渡邉陸選手や22歳の吉田賢吾選手が正捕手になった場合です。
今宮健太
ショートのレギュラー今宮健太選手をリストから外すのはかなりの覚悟が要りました。
次のショート候補は川瀬晃選手と野村勇選手。
この2名がある程度やれるという計算がつけば外しやすいですが、そうではないです。
ただ西武のレギュラーショートは源田壮亮選手。
西武に源田選手と同世代のショートは必要ありません。
それで外すという決断をしました。
ただ万が一、今宮選手を西武が獲得した時のことも考えてます。
牧原大成選手。
スーパーユーティリティの彼にショートをやってもらいます。
本当はセカンドで勝負したいところでしょうが、セカンドは三森大貴選手や廣瀨隆太選手等、若い選手がレギュラー争いする良い状況。
ここに入っていくよりは、ショートやセンターでレギュラーを狙う方が現実的な気はします。
次世代ショートのイヒネイツア選手、中堅で走攻守揃ったスター候補の野村勇選手。
ここは流石に取られたら将来的にまずいのでプロテクトしました。
リチャード
二軍で4年連続本塁打王のリチャード選手をリストから外した理由は3番目だからです。
一塁手と考えると山川穂高選手、中村晃選手の次。
三塁手と考えると栗原陵矢選手、井上朋也選手の次。
現時点で三番手の選手を囲う余裕がありませんでした。
もしプロテクト枠が29枠だったら29人目に滑り込む選手です。
中村晃選手をプロテクトから外した理由は山川穂高選手を獲得したからです。
中村選手の働きに満足しているのであれば、わざわざ同じポジションの山川選手を獲得する必要はありません。
また中村選手が本職のレフトやライトで出場しようにも近藤健介選手、柳田悠岐選手がいて、DHにはウォーカー選手。
中村選手の出場機会は確実に失われます。
これでもし中村選手をプロテクトしたならば、球団の意図が全く見えてきません。
ホークスファンが中村選手をプロテクトしてほしい気持ちは分かりますが、私が中村選手の立場だったらプロテクトされる方が絶対に嫌です。
正木智也&笹川吉康
西武が外野手を欲しがっていることは分かってます。
理解してますが、6名囲うので私はいっぱいいっぱいでした。
レフトで近藤健介選手と柳町達選手。
センターで周東佑京選手と牧原大成選手。
ライトで柳田悠岐選手と生海選手。
私の中で優先すべき選手6名です。
正木智也選手と笹川吉康選手。
正木選手が1年目の成績を2年目も残していたら確実にリストに入っていました。
ただ今年の成績と他の野手陣との比較から渋々リストから外しました。
貴重な右の外野手という部分、そしてWLの活躍を見ると正直揺れ動く部分はあります。
笹川選手は少しづつ着実に成長してますが、一軍の戦力にはまだなれていません。
あのフルスイングをずっと見ていたい気持ちはあります。
長谷川威展
長谷川威展投手を新たにリストに入れました。
その理由はホークスの左の中継ぎが非常に少ないからです。
田浦文丸投手ともう一枚は一軍のブルペンに欲しいという状況。
ヘルナンデス投手に期待する気持ちも分かりますが、彼には外国人枠の問題があります。
先発投手で外国人をがっつり起用するためには、中継ぎ投手を日本人で固める必要があります。
長谷川投手は24歳という若さに加えて、2023年度は9試合登板で防御率1.08。
制球面にバラツキはあるものの、一年間通して一軍で投げたらどうなるのかという期待感は十分持っている投手です。
和田毅
有原航平投手と共に既に2024年度開幕ローテーションが確定している和田毅投手を私はリストから外しました。
もちろん42歳でここまで素晴らしいボールを投げられていることは素晴らしいです。
ただ、冷静に見た時に、ほとんど5回までしか投げない先発が毎週投げなくても許される状況は不思議です。
ホークスの他の先発投手が和田投手以上に試合を作れていない悲惨な状況ということです。
西武は若い先発投手が確立しています。
詳しくはこちら。
和田投手がリストから外れていたところで獲得には動かないでしょう。
毎年「引退」の二文字と戦っている和田投手よりも、今後10年活躍を期待できる若手投手もしくはすぐに戦力となる即戦力野手を獲得する方が合理的です。
大野稼頭央&田上奏大&風間球打
将来に期待の3投手。
大野稼頭央投手、田上奏大投手、風間球打投手は囲いきれませんでした。
特に囲いたかったのが大野投手。
プロ一年目から大きな怪我もなく一年乗り切れたこと。
ここがまず非常に大きな部分です。
さらに2023年度非公式戦で45試合に登板し、防御率1.38と結果も残しました。
2024年度は先発転向ということでかなり期待されています。
ただ彼ら3名には共通の弱点があります。
コントロールです。
ある程度暴れていても、球の力でねじ伏せれることができればそれが一番良いです。
ただNPBの一軍打者はストライクゾーンギリギリの球をカットする技術、もしくは素晴らしい選球眼を持ってます。
よってある程度ストライクゾーンに投げ込み続ける必要があります。
それをこれから身につけていくわけなので焦ることはありません。
ただ、今プロテクトに入るかと問われれば非常に非常に難しい所です。
人的補償候補選手
私の考えるプロテクトリストに惜しくも入らなかった22名がこちら。
その中で特に西武にフィットしそうな9名がこちら。
実績のあるベテランが欲しい場合は…
中村晃選手、甲斐拓也選手、石川柊太投手
これから主力を担うであろう中堅が欲しい場合は…
正木智也選手、谷川原健太選手、笠谷俊介投手、リチャード選手
とにかく若手投手が欲しい場合は…
田上奏大投手、大野稼頭央投手
個人的予想
西武の2023年度チーム出塁率は.296でパリーグ最下位。
チーム本塁打数90本、長打率.340はパリーグ最下位。
いくら投手が良いと言っても、野手が打てなければ勝てません。
将来的にとか言ってる暇はないということです。
つまり99.9%安定して活躍する打者を獲得すべきです。
そんな選手は1人しかいません。
中村晃選手です。
山川選手を獲得したのに中村晃選手をプロテクトリストに入れることは、中村晃選手にとって逆に失礼なのでホークス球団がそんなことはしないと信じてます。
西武も中村晃選手が獲得リストに入っているのに選ばなかったら、来年本気で優勝したいとは思えません。
結果的に中村晃選手という予想は前回と同じでした。
改めてこれが私の考える山川穂高選手の人的補償予想です。
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