2025年ドラフト候補厳選34名(高校生編)

プロ野球データ
この記事は約5分で読めます。

2025年10月23日に今年もプロ野球ドラフト会議が行われます。

そこで今回は、私うえでぃーがドラフト候補を徹底調査しました。今回は高校生編です。ドラフト候補の中でも特に指名の可能性が高いと思う選手を独断と偏見で34名紹介します。高校生はすぐにプロ入りを目指す選手ばかりではなく、大学野球社会人野球で力をつけてからプロに挑戦する選手も多いので紹介する上でその進路の調査にはとても苦労しました。つまり、「大学に行くかも…社会人に行くかも」という選手は今回のリストには含めていません。

ここで紹介する選手は8割型、今回のドラフトで指名されると思ってもらって問題ありません。全選手に注目してください。

評価の観点・選考基準

今回、私が選手を選んだ基準がこちらです。

※当然、全てが全て調べれるわけではありません。

項目意味・評価視点
身体スペック身長・体重・指標(体幹強度、可動域、測定記録など)
球速・腕の振り投手なら最速球、回転数、質、威力、球筋
変化球/制球力変化球の精度とキレ、与四球率
身体能力50m走、遠投、守備範囲・送球速度、瞬発力、打球速度
試合での成績・安定性地方大会〜全国大会での登板・打席実績。大舞台での強さ
メンタル・競争力勝負どころでの粘り、駆け引き、練習のまじめさ
将来性/伸びしろ成長余地、故障リスク、肉体改造耐性など

以上のような項目が選手の判断材料として使用されているのは間違いありません。

プロスカウトの方はこれらを実際に自分の目で見て確かめるので、私の付焼刃の調査よりも精度は高いでしょう。社会人選手は上記にプラスして「年齢」も見られます。その調査した選手が各チームのピースにうまくハマると判断されれば指名に至ります。「支配下〇位までならプロに行く、育成でもプロに行く」これらの調査も同時並行で行わなければならずプロスカウトの方は大変です。

投手

投手は右投手と左投手を合わせて17名。昨年2024年度は過去最多の33名の高校生投手が指名されており、人気は非常に高いです。

例年通りだと高校生投手は20~30名の指名に収まるだろうと思います。

右投手

  • 石垣元気 — 最速158キロのNo.1注目株。
  • 森陽樹 — 身長190cm&最速153キロの怪物。
  • 藤川敦也 — 2年春に153キロを記録。
  • 中西浩平 — 高校から投手に転向し最速152キロ。
  • 石山愛輝 — 球の出どころが見づらい最速148キロ。
  • モレチアレシャンドレ — 身長194cmの素材型右腕。
  • 中野大虎 — 国際大会&甲子園等、大舞台での実績豊富。
  • 山本嘉隆 — オーソドックスな最速148キロ右腕。
  • 松延響 — 1年時からエースを担った最速147キロ右腕。
  • 林龍之介 — 身長188cmの長身右腕。
  • 早瀬朔 — 上半身の力が強い最速151キロ右腕。

左投手

  • 奥村頼人 — 投打に魅力たっぷりの最速148キロ左腕。
  • 鈴木蓮吾 — コントロールに不安が残る最速149キロ左腕。
  • 吉川陽大 — ゆったりとした投球フォームから最速147キロ。
  • 瀧上春斗 — 奪三振能力に長けた最速144キロ左腕。
  • 宇佐美球児 — 多彩な球種を操る最速143キロ左腕。
  • 伊藤大晟 — スライダーが持ち味の最速147キロ左腕。

捕手

捕手は4名。過去15年のドラフトを振り返ると2021年度に9名の高校生捕手が指名されたので、9名は超えないように心がけました。

  • 大栄利哉 — 二塁送球1秒81の強肩が持ち味。
  • ユニオールエルインヌニエスジャケス — ドミニカ共和国出身、パワーが魅力。
  • 池田栞太 — プロが好みそうなガッチリとした体格(185cm91kg)。
  • 岡村了樹 — 走攻守全てにおいて存在感を発揮できる希少な捕手。

内野手

内野手は10名。過去15年のドラフトを振り返ると、2024年、2019年、2017年と三度も16名の高校生内野手が指名されており、10名以上の指名は十分に考えられます。

  • 井上遥翔 — 石垣投手の外角149キロを弾き返すコンタクト能力の高さが売り。
  • 櫻井ユウヤ — 高校通算49本塁打を誇り破壊力抜群のスイングが魅力。
  • 藤井健翔 — 打球速度165キロのパワフルなスイングは超高校級。
  • 嶋崎智慧 — 高校通算35本塁打で投手としても最速147キロの速球を投げる。
  • 横田蒼和 — 広角に打球を打ち分けることが可能で、率を残せるタイプ。
  • 新井唯斗 — 強いスイングが魅力でグラブ捌きは滑らか。
  • 半田南十 — 高校通算21本塁打の長打力と二遊間を守れる希少性が魅力。
  • 大橋令和 — 50m5.9秒のスピードと守備力で一芸特化。
  • 西川篤夢 — 最速145km、遠投110m、50m5.9秒、抜群の身体能力。
  • 今岡拓夢 — 高校通算17本塁打の大型遊撃手。

外野手

外野手は3名。過去15年のドラフトを振り返ると、2021年に9名の高校生外野手が指名されており、これが最多です。10名以上の指名は中々考えづらいです。

  • エミールセラーノプレンサ — 189cm105kgの高校生とは思えない体格。
  • 窪田洋祐 — スイング最速164キロ&投手として最速148キロ、身体能力お化け。
  • 垣内凌 — 高校通算27本塁打のパワーがあり肩も強い。

最後に

大学生編はこちら!!!

社会人編はこちら!!!

独立リーグ編はこちら!!!

コメント

最近のコメント

うえでぃー
うえでぃー
2025.10.03
ご質問ありがとうございます!!!ダウンズ選手はDHを使うことなく「内野手」として起用できるという点で貴重な存在です。12球団見渡しても、これだけユーティリティ性と長打力を兼ね備えている使い勝手のいい外...
さよならの季節——2025年ホークス構想外候補10名【10月編】
エラル
2025.10.03
うえでぃーさんは、ダウンズ選手、宮崎楓投手は来シーズンどうなると思いますか?2人とも好きな選手なんですがあまり活躍できてないイメージなのでどう判断されるのか気になります💦
さよならの季節——2025年ホークス構想外候補10名【10月編】
うえでぃー
うえでぃー
2025.08.28
コメントありがとうございます!そして補足ありがとうございます!!!覚悟はしておかないといけませんね…。
NPBにやってくる外国人選手の“背景”とは?
きゃすが
2025.08.28
こちらの動画の中でモイネロ選手がメジャーリーグへの憧れを語っています長期契約が終わったあと、もしかしたら何かあるのかもしれませんhttps://youtu.be/PFhQaqVSgQ0?si=n3Xq...
NPBにやってくる外国人選手の“背景”とは?
うえでぃー
うえでぃー
2025.04.19
エラルさんの選出を見る感じ、今すぐ支配下というわけではなく数年後に出てきそうな有望株を選んだらいいんですね。そうなると、この3名以外だと岡田晧一郎投手が面白い存在だと思います。彼は変化球(特にフォーク...
2025年度ホークス育成選手アピール度チェック(3年目以上限定)
タイトルとURLをコピーしました