2025年シーズンも佳境を迎え、ファンの関心は早くも来季の戦力に移りつつあります。福岡ソフトバンクホークスには、契約状況や年齢、実績から見て「2026年度もほぼ確実にチームに残る」と考えられる選手が少なくありません。本記事では、その顔ぶれをポジション別にざっくりとご紹介します。
※支配下選手として残るかどうかを判断基準にします。
投手編
ホークスの投手陣は2026年度も主力がしっかり残る見通しです。先発から中継ぎ、抑えまで、安定した戦力が揃っています。
オスナ
オスナ投手は2026年度が4年契約の3年目。2026年どころか2027年度まで契約が残っています。
契約途中でトレードによる移籍も考えられますが、年俸10億円でここ2年結果を残せていないオスナ投手を欲しい球団はありません。
確実に来季もホークスでプレーします。
スチュワート
スチュワート投手は2026年度が3年契約の3年目。
2025年度は左腹直筋を痛めリハビリ中。復帰が未定の選手を他球団がトレードで欲しがることは考えられませんし、ホークスが手放すのも考えれません。
契約最終年の活躍次第ではメジャー挑戦や大型契約に繋がるので、この年はスチュワート投手にとって勝負の年になります。
モイネロ
モイネロ投手は2026年度が4年契約の2年目。
複数年契約関係なく、チームのエースとして欠かせない存在なので来季も確実に残ります。
2019年以降、7年連続防御率1点台で日本ではやることがないはずなのに、ソフトバンクホークスそして福岡を愛してくれてホークスに残ってくれた。ただただ感謝です。
ヘルナンデス
ヘルナンデス投手は2026年度が2年契約の2年目。
2025年度序盤は調子が上がらず苦しんだものの、後半戦に突入し本来の力を取り戻しつつあります。
トレードによる移籍は考えられないので、2026年度もホークス残留が濃厚です。
上沢直之
上沢直之投手は2026年度が4年契約の2年目。
長期的に先発陣の中心として活躍が期待されています。有原航平投手が2025年オフにFA移籍となれば、上沢投手に求められるものはさらに大きくなります。
松本裕樹
2025年度もホークスのブルペン陣を支える松本裕樹投手は2026年度も確実にホークスに残ります。
ホークス残留は確実で、あとは複数年契約を結ぶかどうかが注目ポイントです。松本投手は2026年オフにも国内FA権取得が予想されます。それを見越して球団は間違いなく複数年契約を提示しますが、そこで松本投手が単年契約を選択した場合、2026年オフに国内FA権を行使する可能性が高まります。
藤井皓哉
2025年度もホークスのブルペン陣を支える藤井皓哉投手は2026年度も確実にホークスに残ります。
国内FA権取得までもあと3年以上残っており、複数年契約提示もないままホークス残留が濃厚です。
杉山一樹
2025年度シーズン途中から守護神を務めている杉山一樹投手は2026年度も確実にホークスに残ります。
国内FA権取得までもあと3年以上残っており、複数年契約提示もないままホークス残留が濃厚です。
大関友久
2025年度もホークスの先発陣を支え、エース級の働きをしている大関友久投手は2026年度も確実にホークスに残ります。
国内FA権取得までもあと2年以上残っており、複数年契約提示もないままホークス残留が濃厚です。
前田悠伍
順調に成長曲線を描き、プロ2年目で一軍の先発ローテーション争いに加わった前田悠伍投手は当然2026年度もホークス残留です。
彼をリリースしたなら全てのホークスファンから暴動が起きます。
捕手編
ホークスの捕手陣は甲斐拓也選手のFA移籍で世代交代が進みつつあり、2026年度も中堅選手がチームを支える形になりそうです。
嶺井博希
嶺井博希投手は2026年度が4年契約の4年目。
トレードによる移籍も考えられますが、2025年度は限られた出場機会を活かし、主にリード面でチームに貢献しています。移籍の可能性は低いでしょう。
海野隆司
海野隆司選手は甲斐選手が移籍したことで、2025年度は自己最多出場を更新中。
まだ正捕手と言うには時期尚早かもしれませんが、欠かせない戦力になりつつあるのは確かです。
内野手編
山川穂高
山川穂高選手は2026年度が4年契約の3年目。
2025年度はシーズンを通してなかなか調子が上がっていませんが、2024年度の本塁打王&打点王であり、過去の実績も申し分ないので、わざわざトレードで放出することはないだろうと思います。
牧原大成
牧原大成選手は2026年度が3年契約の3年目。
どこを守ってもゴールデングラブ賞級の守備力があり、2025年度は打撃でも存在感を放っているため、リリースする要素が一つもありません。
野村勇
今宮選手の戦線離脱に伴い得た出場機会を確実に活かした野村勇選手は当然ホークス残留です。
プロ1年目以来となる10本塁打&10盗塁を達成するなど、走攻守全ての面でアピールできています。
川瀬晃
代打代走守備固めスタメン、どこで登場しても自らの仕事を果たす川瀬晃選手は当然ホークス残留です。
2025年度は打撃のレベルが一段階上がり、レギュラー奪取を狙えるところまで来ました。
石見颯真
プロ1年目ながら二軍の中で存在感を放っている石見颯真選手は間違いなくホークス残留です。
粗削りながら打撃での見逃し方(選球眼)や、守備でのグラブ捌きには高いセンスを感じます。打撃に関しては、近藤健介選手のプロ1年目を見ているようです。
外野手編
外野陣は攻守に実力者が揃っており、2026年度も大きな顔ぶれの変化はなさそうです。
近藤健介
近藤健介選手は2026年度が7年契約の4年目。
ホークスのNo.1打者であり、現日本球界最強打者でもあります。彼の技術を惜しみなく伝えたことで若手中堅選手が結果を残した場面もあり、彼がいるのといないのとでは大きな違いがあります。
柳田悠岐
柳田悠岐選手は2026年度が7年契約の7年目。
ホークスの顔をトレードなんかで放出したら暴動が起きます。
周東佑京
周東佑京選手は内野手登録ですが、もうセンターしか守らないので外野手としてカウントします。
2025年度は打撃のレベルが二段階上がり、理想的な一番打者へと成長しました。2026年に国内FA権を取得する見込みであるため、2025年オフは球団側から複数年契約を提示されるのは間違いありません。そこで周東選手がどのような判断をするのかに注目です。
個人的にはこれからのホークスの顔として長く活躍してもらいたいところです。
柳町達
2025年度にブレイクを果たしたと言われがちですが、実は毎年結果を残していた柳町達選手は確実にホークス残留です。
ここ数年、持ち味のミート力&勝負強さに長打力&守備時の球際の強さも加わり、進化を見せています。
まとめ
2026年度の福岡ソフトバンクホークスは、投打ともに主力がしっかり残る見込みで、戦力の土台はすでに固まりつつあります。先発ローテーションの柱やブルペンの要、そして打線の中核を担う選手たちが継続して在籍することで、来季も優勝争いが期待されます。
もちろんオフシーズンにはFAやトレード、新外国人選手の獲得といった動きがあるため、最終的な顔ぶれは変化する可能性があります。それでも今回紹介した選手たちは、契約やチームの将来構想から見ても、2026年もホークスのユニフォームに袖を通す可能性が非常に高い顔ぶれです。
安定した戦力をベースに、どのような新戦力が加わるのか。2026年のホークスは、さらに完成度を高めた姿でシーズンを迎えることになるでしょう。
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