FA宣言中だった福岡ソフトバンクホークスの東浜巨投手が長考の末、残留を決断しました。
今回はこの件について、ホークスファンである私が私見を述べていきます。
ベストではないがベターな選択
東浜投手は「先発」に対してこだわりがある投手。2012年ドラフト1位でホークスに入団してから紆余曲折はありながらも先発としてキャリアを歩んできました。
近年は若手の台頭や新戦力の活躍が重なり出場機会が激減。35歳のベテランになり、今後そう長くない野球人生を考えた時に、持っている権利(国内FA権)を行使するのは当然のことでした。
客観的に見て、ホークスは12球団見渡してもトップクラスの投手層を持っている球団。ホークスに居続けるより、投手力に課題のある球団に移籍した方が間違いなくNPB選手としての寿命は延びます。つまり長く稼げます。
東浜投手にとっては移籍するのがベスト。ただ、それはFAランクの兼ね合いもあり実現しませんでした。(東浜投手は補償が必要なBランク)
ただ、時間の経過で状況は変わるもの。
ホークスは大黒柱有原航平投手の日本ハム移籍で先発ローテの椅子が「1枠」ぽっかりと空くことになりました。年間約180イニングを消化する先発が抜けたということで大きな大きな1枠です。
有原投手がホークスに残留していたら、どんなに頑張っても東浜投手は2026年度も引き続きスポットでの先発登板を余儀なくされていたでしょう。ただ状況が変わり、結果次第では先発ローテの枠に収まれます。
ホークス残留は東浜投手にとって決してベストとは言い切れないものの、ベターな選択にはなったかと思います。
心強いベテラン
現在のホークスは世代交代の真っ只中。そもそもプロ野球球団が血の入れ替えを行うのは毎年のことですが、そんな中でもホークスは激しいです。
もし東浜投手が移籍していたら、投手最年長は移籍2年目でもうすぐ32歳の上沢投手になっていました。
それだけ若手がしっかり結果を残しているということでもありますが、長いシーズンを戦っていく中でベテランの力が必要になる瞬間は確実に来ます。例えば負けが込んだ時とか。
若い選手の勢いで勝ち続ける時もあれば、ベテランの老練な投球でタフな試合を制すこともある。そんなベテランの役割を東浜投手は担えます。非常に心強いです。
最後に
2026年シーズンはベテラン東浜投手にとっても、崖っぷちの中堅若手投手にとっても勝負の1年。
誰が有原投手の抜けた「1枠」を掴むのか。そのバトルは既に始まっています。




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