福岡ソフトバンクホークスの東浜巨投手(35)が2025年11月9日、国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明しました。2025年度は特に出場機会を得られなかったことから「一軍で投げたい」という思いが強くなったようです。プロ野球選手として当然の感情ですね。こうなるとNPB他球団からオファーがあれば、金銭面を考えることなく必ず移籍します。
そこで今回は東浜投手の獲得に動く球団を徹底考察します。
FAランクは人的補償が必要なBランク。それでも東浜投手を必要とする球団に限定して紹介します。
東京ヤクルトスワローズ
東浜投手の移籍先として最初に思い浮かんだのが東京ヤクルトスワローズ。
2025年度の先発防御率は12球団ワーストの3.89。規定投球回到達者は0人。先発は間違いなく補強ポイントです。
35歳という年齢がネックになりそうな気もしますが、ヤクルトの先発ローテーションには34歳の高梨裕稔投手や35歳の小川泰弘投手がいて、何より45歳の石川雅規投手がまだ投げてます。何の問題もありません。若さを重視するよりもまずは先発投手陣の崩壊を立て直すところからです。
東浜投手にとってはヤクルトに入団すれば亜細亜大学時代に慣れ親しんだ神宮球場がホーム球場になるので、それも大きなプラス材料です。
ただホークスからすれば東浜投手のヤクルト移籍は避けたいところです。なぜなら人的補償の選択が難しいからです。獲得リスト次第にはなりますが、選手を獲得しないという選択肢も十分考えられます。
東北楽天ゴールデンイーグルス
楽天も先発投手には苦しんでいます。シーズン順位は4位ながら先発防御率は12球団11位の3.72。QS率に関しては12球団ワーストの40.56%です。
40歳のベテラン、岸孝之投手が100イニング投げている状況は選手個人としては非常に素晴らしいですが、チームとしては最悪です。ホークスもベテラン和田投手に頼りきりの時期がありましたよね。
本来は早川隆久投手がしっかりエースとして投げるのが理想ですが、2025年度はそれが叶わずエース不在のシーズンになりました。東浜投手の加入でこの状況が180度変わるとは思いませんが、投手陣の底上げという意味では間違いなくプラスです。
因みに現在、楽天の背番号16は空き番号です。
楽天に移籍した場合に、ホークスが人的補償に指名する選手はヤクルト同様こちらも難しいです。良い中継ぎが獲得リストに残っていれば獲るでしょうね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本当は千葉ロッテマリーンズも候補に挙げたいところでしたが、昨季オフにホークスから石川柊太投手を獲得してその石川投手が結果を残せなかったのを考えると今回はスルーするのかなと思いました。
東浜投手にとって一番良い球団が見つかると良いですね。
ホークスファンとしてはもちろん残留希望ですよ。東浜投手がいるのといないのとでは大きな違いです。



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