福岡ソフトバンクホークスの2025年度捕手QS率をまとめました。(2025/5/18時点)
データの見方が分からない方は、下の方に解説も載せていますのでそちらをご覧ください。
こちらの記事は定期更新します。
定義
捕手QS率と聞いてまったく意味が分からない方はまずこちらをご覧ください。
QS率の「捕手版」といえば分かりやすいでしょうか。
QS率とは、先発投手が6イニング以上を投げ、自責点3以内に抑えた「Quality Start(クオリティ・スタート)」を記録した割合を示す指標。
捕手QS率とは、先発捕手が6イニング以上マスクを被り、自責点3以内に抑えた「Quality Start(クオリティ・スタート)」を記録した割合を示す指標。
捕手HQS率も同じです。
HQS率とは、先発投手が7イニング以上を投げ、自責点2以内に抑えた「High Quality Start(ハイ・クオリティ・スタート)」を記録した割合を示す指標。
捕手HQS率とは、先発捕手が7イニング以上マスクを被り、自責点2以内に抑えた「High Quality Start(ハイ・クオリティ・スタート)」を記録した割合を示す指標。
このように表現されます。
里崎氏から生まれたこの「捕手QS率」。
どこまで浸透していくのか楽しみです。
一軍
ホークスの一軍捕手QS率がこちら。

二軍
ホークスの二軍捕手QS率がこちら。

データの見方
一軍の捕手QS率に関してはそのまま見ていただいておおよそ大丈夫です。
全試合を勝ちにいくので、悪かったら試合途中で交代させられますし、良かったら試合の最後までマスクを被れます。
ただ、二軍戦に関しては、100%勝ちにいくことはなく、バランスよく選手を試合に出す采配を首脳陣が心掛けるので完璧なデータとは言えません。
5回まで無失点の好リードをしていて6回に交代するのが、一軍ではあり得ませんが二軍ではあり得ます。
また、この捕手QS率は捕手の「リード」を数値化したものだと言われますが、そこに関しても完全なデータとは言えません。
同じ状態の同じ投手と同じ回数だけバッテリーを組み、相手打線の状態も全く同じであれば比較ができますが、そんな環境はあり得ないからです。
全てが間違っているわけではないもののの、全てが正しいわけでもない。
そんなデータだと覚えておいてください。
そんなこと言っていたら、全ての野球のデータ(打率、打点、OPS、防御率、WHIP等々)に同じことが言えます。
考え出すとキリがないですね。
ふんわりと「このキャッチャーはチーム平均よりも試合を作れているんだ」ぐらいに思っておけばそれでOKです。
コメント