2025/1/16、福岡ソフトバンクホークスが読売ジャイアンツにFA移籍した甲斐拓也捕手(32)の人的補償として、右腕の伊藤優輔投手(28)を獲得したと発表しました。
ということで、今回はこの選択について私見を述べます。
予想と結果
以前、甲斐選手の人的補償予想をしていました。
詳しくはこちら。
ここでは小林誠司選手を獲得すると予想。
また、何故小林選手なのかも詳しく語っています。
結果は伊藤優輔投手。
しっかり予想を外しました。
伊藤投手は私の中では、巨人のプロテクトリスト28名に入る投手でした。
それだけに少々驚きです。
伊藤投手はトミージョン手術から約2年が経ち、2024年度から本格的に戦線復帰。
2024年度の二軍成績がこちら。
登板数40,防御率1.29,投球回数42.0,被打率.173,奪三振率7.29,与四死球率4.71,WHIP1.12
2024年度の一軍成績がこちら。
登板数8,防御率1.04,投球回数8.2,被打率.185,奪三振率8.31,与四死球率4.15,WHIP0.92
全て中継ぎとして登板し、一軍二軍共に防御率1点台。
与四死球率の高さから先発は厳しいですが、中継ぎなら十分戦力になります。
ホークスの2024年シーズンは、後半戦の藤井投手&松本裕樹投手の戦線離脱がかなり痛かったです。
長い1シーズンを戦う上で計算が立つ投手は何人いても困りません。
良い補強ができました。
1年目から勝負
期待されてホークスに入団する伊藤投手ですが、正直1年目で首を切られてもおかしくありません。
伊藤投手は先日28歳を迎えた投手。
チームの主力になっていないといけない年代です。
よって1年目から勝負をかける必要があります。
同じく新入団の濱口遥大投手や上茶谷大河投手。
またロングリリーフもいけるという部分においては又吉克樹投手、武田翔太投手、板東湧梧投手。
彼らとの競争に勝たなければなりません。
今年駄目でも来年があると思えるのは若手選手だけ。
中堅以上は毎年が勝負です。
そんな世界で43歳までプレーできた和田毅投手はやはり異次元の投手でした。
9.3%
9.3%
これは2025年度にホークスの育成選手が支配下登録を勝ち取れる確率です。
ホークスの育成選手は全員合わせて54名(2025/1/16時点)。
伊藤投手が加入し、現在の支配下枠は65名。
残りの支配下枠5枠を育成選手54名で争います。
かなりの狭き門。
2024年度のように、シーズン途中に外国人選手が加入したらさらに厳しくなります。
ただ、この激しい争いを勝ち抜いた選手は一軍の戦力として活躍するでしょう。
コメント