2024/11/30、アジアウインターリーグNPB RED対JABA選抜が行われました。
結果は10-1でJABA選抜が勝ちました。
今回はこの試合のホークス投手・野手に注目していきます。
ホークス野手についてはアジアウインターリーグ打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
木村大成
木村大成投手は5.0回6失点の投球でした。
全101球の内、ストライク62ボール39。
印象としては「粘り切れなかった」です。
5回まではヒットを打たれながらも何とか粘りの投球で最少失点に凌いでいましたが、球威が落ちた6回は粘ることができませんでした。
そもそも今回の最速が142キロ。
正直、今の実力は育成選手と同じレベルです。
このままだと来年のオフは覚悟しなければなりません。
来年までに何とか評価が高かった高校時代の姿に戻してくれることを期待します。
制球力や変化球よりもまずは球威。
球の力をとにかく上げて欲しいです。
水口創太
水口創太投手は2回4失点の投球でした。
全55球の内、ストライク32ボール23。
印象としては「時間の問題」です。
今回の最速は144キロ。
打者は見た感じ、スピード以上に感じているという雰囲気でもありませんでした。
水口投手は今年で大卒2年目。
来年までは規定があるので契約してもらえますが、来年以降はこのままだと選手として契約してもらえない可能性が高いです。
それぐらいの実力です。
194㎝の長身から投げ下ろすので角度はあると思いますが、130キロ中盤から140キロ中盤のストレートであれば、プロは当然対応してきます。
社会人選手に完全に攻略されたのを見ると、プロではより厳しいです。
来季はこの評価をひっくり返すような活躍に期待です。
星野恒太朗
星野恒太朗投手は1回無失点の投球でした。
全24球の内、ストライク10ボール14。
印象としては「カーブとストレートのコンビネーション」です。
今回はカーブとストレートの2球種しか投げませんでした。
それによって、コントロールを安定させようと試みました。
結果的に四球を2つ出しましたが、大崩れしなかったのは良かったかなと思います。
ストレートの最速は145キロ。
このストレートをカーブによって速く感じさせました。
星野投手の2024年シーズンは正直良い部分の方が少なかったです。
同じ年で高卒5年目の村上舜投手が2024年オフに戦力外通告を言い渡されましたが、もし星野投手が高卒で入団していたら同じく戦力外になっていたでしょう。
それぐらいかなりひどかったです。
四球、四球、暴投、四球、四球、四球。
このイメージしかありません。
2025年シーズンはその悪いイメージを180度変えることができるかに注目です。
野手
ホークス選手のアジアウインターリーグ打撃成績がこちら。(2024/11/30時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今試合では出場したホークス選手全員にヒットが飛び出しました。
重松凱人選手は4打数1安打(単打1)
大泉周也選手は4打数1安打(単打1)
インパクトこそ無かったものの、毎試合1本ずつでもヒットを打つことに意味があります。
今後も1打席1打席に集中して結果を残し続けて欲しいです。
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