10/20ホークス三軍対韓国独立リーグ連合チームの交流試合を見て思ったこと

※アフィリエイト広告・アドセンス広告を利用しています

ホークス考察
この記事は約4分で読めます。

2024/10/20、福岡ソフトバンクホークス三軍対韓国独立リーグ連合チームの交流試合が行われました

結果は6-1ホークスが勝ちました。

今回はこの試合のホークス投手・野手に注目していきます。

野手については10月の三軍打撃成績を載せています。

アピールできた若手選手はいたでしょうか。

投手

木村大成

木村大成投手は6回無失点の投球でした。

全69球の内、ストライク44ボール25

印象としては要所で併殺」です。

1~3回までは先頭打者を出す苦しい投球

セーフティバント成功、四球、中安。

様々な方法で出塁されました。

こんなにも先頭打者を出していたら何点か入っていてもおかしくありません。

ただ、要所で併殺打を打たせることによって、ピンチを拡大させませんでした。

4回以降は全て三者凡退

結局、6回69球なので本来は完封ペースです。

6回でも140キロ以上のストレートを維持していたのが、このような安定した投球に繋がったのかなと思います。

ここからさらにレベルアップして、来季は二軍定着&一軍初登板を期待したいところです。

田上奏大

田上奏大投手は1回1失点の投球でした。

全17球の内、ストライク11ボール6

印象としては球が高い」です。

全体的に球が高めに集まっており、その高い球で押し込めるぐらいの球威も無かったので、当然のように外野まで運ばれました。

まだ復帰から間もないということで、体のバランスも含めうまくいかない部分が多いのでしょうか。

田上投手の強みは低めに集める制球力ではなく、高めで詰まらせる球の強さ

球質が変われば投球内容も変わるので、投球スタイルを変える必要は無いと個人的には思います。

宮﨑颯

宮﨑颯投手は1回無失点の投球でした。

全10球の内、ストライク6ボール4

印象としてはストレートに力がある」です。

10球全てストレートで三者凡退投球を披露しました。

右打者の内角低めに狙って投げている場面が目立ち、かなり内角を意識させたいというのが伝わってきました。

内角を意識させると打者は開き気味になるので、外の球がかなり遠くなり、ミスショットも当然生まれます。

今回は真ん中のストレートで2回打ち取りましたが、インコースを攻めた影響が間違いなくあります。

中継ぎ投手は1球の投げミスが命取りなので、勝負球が甘くなるのは今後の課題として、良い部分は継続していきたいところです。

岡植純平

岡植純平投手は1回無失点の投球でした。

全13球の内、ストライク10ボール3

印象としてはスライダーのキレが良い」です。

今回岡植投手が奪ったアウト3つ全ての勝負球がスライダーでした。

この球に絶大な信頼を置いていることが分かります。

アウトの内訳は空振り三振2つと左飛。

このように空振りを奪えるのが大きいです。

ただ、ストレートの球威に関しては課題です。

高めのストレートを引っ張りこまれて二塁打にされる場面がありました。

ストレートでいつでもファールや空振りが取れるようになるとよりスライダーも活きてくるので、投手としての幅が生まれるはず。

今オフは出力アップをテーマにレベルアップを期待します。

野手

ホークス選手の10月三軍打撃成績がこちら。(2024/10/20時点)

※10/16の試合結果は除く。

<スタメン>

<スタメン外>

この試合で複数安打を放ったのは、勝連大稀選手、桑原秀侍選手、オスーナ選手、佐倉侠史朗選手の4名。

勝連選手は4打数2安打1四球1盗塁(単打1、二塁打1)

この2本のヒットの内、1打席目の二塁打はショートが取れそうで取れずにレフト前にポトリと落ちたラッキー二塁打、5打席目のヒットは内野のど真ん中に落ちるラッキーポテンヒットです。

運も実力の内とは言うので、この結果を自信にして次に繋げて欲しいです。

桑原選手は4打数2安打1打点1盗塁(単打2)

綺麗にセンター方向へ2本弾き返しました。

マン振りして三振か本塁打も良いですが、このようにチャンスでしぶとく1点を取りにいく打撃も魅力的です。

オスーナ選手は5打数2安打2打点(単打2)

特に3打席目の左安は低めの変化球をうまく拾った技ありの一打でした。

手足の長さがとんでもないオスーナ選手にしかできない打ち方です。

佐倉選手は3打数2安打2四球1打点(単打2)

打撃では、打席での目つきが良く佇まいから雰囲気を感じました。

ただ守備では、ファールフライの目測を誤り捕球できないエラーや、その直後に二塁からの送球を一度落球する場面があり、不安定さを露呈してしまいました。

その後、ライナーをジャンピングキャッチで捕球したり、サード勝連選手のショートバウンド送球をうまく捕球したりと良いプレーもあり、ミスしたまま終わらなかったのは良かったです。

将来的にレギュラーの座を掴むのであれば、打撃と守備の両面で高パフォーマンスを出し続けなければなりません。

今後の成長に期待です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました