10/19ホークス三軍対キウムヒーローズの交流試合を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/10/19、福岡ソフトバンクホークス三軍対キウムヒーローズの交流試合が行われました

結果は7-6キウムヒーローズが勝ちました。

今回はこの試合のホークス投手・野手に注目していきます。

野手については10月の三軍打撃成績を載せています。

アピールできた若手選手はいたでしょうか。

投手

フェリックス

フェリックス投手は4回2失点の投球でした。

全62球の内、ストライク38ボール24

印象としては中断の影響」です。

今回は長い回を投げるということで、球速は抑えめ制球力重視の投球を披露しました。

中継ぎの時のように150キロ台のストレートを連発することはできませんでしたが、140キロ台後半でも十分力はありました。

初回9球、2回11球、3回15球と良い球数で投げれていた中で、雨による中断

中断してから試合開始までは約40分

さすがにこれだけの時間が空いてしまうと、良い状態をキープするのは難しいです。

試合再開後の4回の投球では、四球を連発しタイムリー二塁打を打たれ、2点を失いました。

3回までの投球と4回は別物として評価すべきかなと個人的には思います。

星野恒太朗

星野恒太朗投手は2回2失点(自責点1)の投球でした。

全40球の内、ストライク22ボール18

印象としては不安定」です。

フォームがしっかり定まっていないからか、抜け球が多かったり半速球が真ん中に行ってしまったりと、安定感を欠く投球が目立ちました。

星野投手は大卒1年目ではありますが、一番危機感を持たなければならない投手だと感じます。

ストレートの強さと制球力。

投手としての基本的な部分が他の投手と比べて劣っています。

ストレートは強いけど制球力が…という投手や、制球力はあるけど球威が…という投手はいますが、どちらも今一つなのは彼だけです。

ずば抜けた何かが無いと二軍で挑戦することすらできません。

今はとにかくストライクゾーンに入る確率が高い球を優先して投げているという状況なので、そこから早めに次のステップへ進みたいところです。

飛田悠成

飛田悠成投手は1回無失点の投球でした。

全8球の内、ストライク5ボール3

印象としてはストレートよりも変化球」です。

今回の登板はストレートのストライク率が悪かったです。

ただ、カーブ、カット、チェンジアップといった変化球は全てストライクゾーンに制球できていたので、何も問題ありませんでした。

2番打者に対しては、外角高めに抜けたストレートが2球続いて2ボールとなったところで、高めのストレートを投げ込み左飛。

4番打者に対しては、初球の真ん中ストレートを打たせて三ゴロ。

このように球の力もありました。

もう少し制球が安定して出力も上がってくれば、先発に挑戦してみても面白いと思います。

風間球打

風間球打投手は0.1回3失点の投球でした。

全25球の内、ストライク11ボール14

印象としては顔に自信がない」です。

いきなり先頭打者にストレート4球連続ボールで四球

高めのフォークを打ち損じてもらい右飛で1死となってから、投ゴロを風間投手が送球エラー

しっかり二塁へ送球していたら併殺になってました。

その後は真ん中のフォークをレフト前に運ばれ四球も出し、回の途中で降板。

仕方ありません。

高校時代の風間投手と今の風間投手。

雰囲気が全く違います。

今はどこか悲壮感が漂っているというか、全ての打者が大谷翔平選手に見えているのではないかと感じます。

風間投手の魅力は球の力強さであってコントロールではありません。

全て真ん中でいいので、球質にだけ拘って思い切り腕を振ってほしいなと思います。

水口創太

水口創太投手は0.2回無失点の投球でした。

全7球の内、ストライク5ボール2

印象としては投げミス」です。

1死満塁の場面で登板した水口投手。

この場面で求められていることは、三振を奪うこと、もしくはゴロを打たせて併殺で打ち取ること

ただ、そのどちらでもないレフトオーバーの二塁打左飛を打たれました。

打たれた球は高めに浮いたカーブ高めのストレート

ストレートはもしかしたら空振りを取りにいったのかもしれませんが、カーブに関しては完全に失投です。

そもそも7球投げた中で低めに投げた球は1球しかなかったので、いつ外野に飛ばされてもおかしくありませんでした。

このような投球をされるとなかなかピンチで登板させづらいです。

水口投手は現在育成投手の中で年齢は上から4番目

来季は26歳になるシーズン。

間違いなく勝負の年です。

もう一段階精度の高い投球に期待です。

野手

ホークス選手の10月三軍打撃成績がこちら。(2024/10/19時点)

※10/16の試合結果は除く。

<スタメン>

<スタメン外>

この試合で複数安打を放ったのは、勝連大稀選手、桑原秀侍選手、渡邉陸選手、重松凱人選手の4名。

勝連選手は4打数2安打1打点(単打1、本塁打1)

長打力だけでなく、守備でも初回に反転して送球する素晴らしいプレーがあり、攻守で良いアピールができました。

ホークスは守備固めの選手もレベルが高いので、一軍でプレーするためにはこのような良いプレーを継続する必要があります。

桑原選手は4打数2安打(単打1、二塁打1)

特に2打席目の内野安打はただのショートゴロ。

ショートゴロをセーフにする脚力があるということで、スター性を感じます。

渡邉陸選手は4打数2安打2打点(単打2)

相手のファインプレーに阻まれヒットにはならなかったものの、3打席目の左飛も良い当たりでした。

打てる捕手として花開くことをずっと期待されている選手なので、来季こそは正捕手の座を脅かしてもらいたいです。

重松選手は4打数2安打1打点(二塁打2)

1打席目の当たりは普通ならただの中安ですが、走塁意識の高さから二塁打にしました。

これまで通り走攻守で隙の無いプレーを徹底してもらいたいところです。

この試合では重松選手だけでなく、チーム全体に走塁意識の高さが目立ちました。

ギリギリアウトになるかならないかのラインを見定めていたような気がします。

その分、変な走塁死が多かったので、見る人によっては酷評に繋がりかねません。

ただそんなことを気にしていたら成長に繋がらないのも事実

全ては上のレベルで活躍する為なので、個人的には失敗できる時に失敗しまくれば良いと思います。

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