10/8ホークス三軍対NCダイノスの交流試合を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/10/8、福岡ソフトバンクホークス三軍対NCダイノスの交流試合が行われました

結果は9-0ホークスが勝ちました。

今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。

野手については10月の三軍打撃成績を載せています。

アピールできた若手選手はいたでしょうか。

投手

松本晴

松本晴投手は3回無失点の投球でした。

全42球の内、ストライク27ボール15

印象としては「真っすぐが真ん中でも前に飛ばない」です。

復帰登板ということでどんな球を投げるのか期待しながら見ていましたが、想像以上に球が走っていました。

特に初回は10球の内、スライダーが2球でその他は全てストレート

このような自身満々の配球をしても何も驚かない程、球の力強さを感じました。

ストレート、スライダー、スプリット。

空振りが取れる球が複数あるので、捕手としては非常に配球がしやすいはずです。

ショートイニングであれば今すぐに戦力です。

ただ先発として調整を続けるのであれば、まだ課題はあります。

1つはスタミナ面

今回は3回までしか投げていません。

もう1つはカーブ

今回は3球投げたカーブが全てボール球になっていました。

次回登板でどのような投球をするのか、非常に楽しみです。

木村光

木村光投手は1回無失点の投球でした。

全26球の内、ストライク19ボール7

印象としては粘られすぎ」です。

先頭打者に対して10球も粘られ、球数が非常に多くなりました

低めのスプリットを見極められ、高めの空振りゾーンのストレートもファールにされ、投げる球が無かった印象です。

それでも根気強く投げ続け、奪ったアウト3つは全てスプリットによる空振り三振。

木村投手の意地を感じました。

高めと低めをしっかり投げ分けており、真ん中に入った球は26球の内2球程度

制球力の高さは示せました。

あとは、1球1球の球質を上げて、少ない球数で抑えてもらいたいです。

星野恒太朗

星野恒太朗投手は1回無失点の投球でした。

全18球の内、ストライク9ボール9

印象としては投げた瞬間ボール」です。

先頭打者に対しては投げた瞬間ボールになる球が4球続き四球

これはまずいことになりそうだと思いましたが、次の打者には3球連続でストライクゾーンに集め一飛

よく分からない投手です。

そしてその次の打者には3球連続ボールで入り、2球連続スライダーでカウントを取りにいった球を狙われレフト前ヒット。

結局無失点で抑えることができましたが、安定感は無かったです。

星野投手は打たれたらどうしようとメンタル面の変化で制球を乱す投手ではなく、単純に制球が悪い投手

笠谷投手と同じタイプです。

まずは安心して見てもらえるぐらいの制球力を身につけたいところです。

又吉克樹

又吉克樹投手は1回無失点の投球でした。

全17球の内、ストライク13ボール4

印象としては出力を高めたい」です。

先頭打者からいきなり3連打を喰らい無死満塁のピンチ

このピンチを凌いで何とか無失点に抑えました。

内容としては悪いです。

制球に問題があるというよりは、球の強さに問題を感じます。

しっかりとコースに投げ切った球でも弾き返されていたからです。

このままだと負けてる時の登板、もしくはCSでの登板が無いかもしれません。

田浦文丸

田浦文丸投手は1回無失点の投球でした。

全19球の内、ストライク13ボール6

印象としてはチェンジアップ」です。

先頭打者には伝家の宝刀チェンジアップを使わず、粘られて9球目のストレートを弾き返されました。

ただそこからチェンジアップを使い始め、打者3人を簡単に抑えました。

やはりチェンジアップは偉大です。

ストレートの出力が上がり、ストレートでも空振りが取れるようになれば、田浦投手の投球の幅はさらに広がります。

次回以降もチェンジアップは極力使わないようにして、課題の克服に努めて欲しいです。

長谷川威展

長谷川威展投手は1回無失点の投球でした。

全13球の内、ストライク9ボール4

印象としては完璧」です。

甘い球は1球も無く、完璧な投球を披露しました。

これが一軍の投手です。

スライダーはカウント球にも決め球にもなり非常に便利な球種です。

逆方向に逃げるツーシーム系の球でも空振りを奪う場面があり、投球の幅を感じました。

CSでも大事な場面での登板が予想されます。

津森宥紀

津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。

全13球の内、ストライク9ボール4

印象としては最初のアウトが大きい」です。

先頭打者に対しては3ボール2ストライクとなったところで、低めのボール球のストレートを投げてしまいました。

ただこの球に手を出してくれて二ゴロ

津森投手としてはこの1球が非常に大きかったです。

その後は連続三振でゲームセット。

真ん中のストレートでも空振りが取れるなど、球が走っていました。

ストレートで追い込み、スライダーで空振りを狙いながらも、最後はストレート。

津森投手らしい配球になってきました。

スライダーやフォークでかわしながらの配球は津森投手ではありません

これからもどんどんストレートでゴリゴリ押してもらいたいです。

野手

ホークス選手の10月三軍打撃成績がこちら。(2024/10/8時点)

<スタメン>

<スタメン外>

この試合で存在感を放ったのは、吉田賢吾選手、ウォーカー選手、イヒネイツア選手の3選手。

吉田選手は5打数2安打2打点(単打)

センター方向に綺麗な打球を2本放ちました。

本来は三軍戦ではなく、フェニックスリーグに参加してアピールしたかったはず。

その悔しさを持ちながら良いアピールができました。

率か長打のどちらかが飛び抜けていないと、ファーストのポジションは務まりません。

これからも打ちまくってほしいところです。

ウォーカー選手は3打数1安打1四球1打点(本塁打1)

完璧な当たりの本塁打を放ちました。

ウォーカー選手に求められていることは長打力

今季はその長打力を一軍の舞台で見せつけることはできませんでした。

来季の契約がどうなるかも怪しいところです。

今はとにかく与えられた場所で結果を残し続けるしかありません。

イヒネ選手は4打数3安打3打点1盗塁(単打1、二塁打2)

右中左と全ての打球方向に打ち分けました。

今季は使ってもらいながら、二軍でたくさんの経験を積めました。

来季はその経験をある程度結果に繋げなければなりません。

大事な大事なシーズンです。

自分の力で二軍のレギュラーを掴み取れるかに注目です。

守備面の粗さも含めて、まだまだやるべきことはたくさんあります。

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