2024/9/16、福岡ソフトバンクホークスvsオリックスバファローズの一軍公式戦が行われました。
結果は1-0でホークスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては9月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
ホークスはバファローズに対し2試合連続完封勝ちとなりました。
バファローズ打線の状態が悪いのか。
それともホークス投手陣の状態が良いのか。
そのどちらもでしょうか。
また、連打が出ず攻略の糸口が見つからなかった曽谷投手に対しては、ヒットとエラーを絡めた1死二三塁のチャンスで代打の石塚綜一郎選手がきっちり犠牲フライ。
あそこで決めきれなかったら2試合続けて延長試合になるところだったので、石塚選手はかなり大きな仕事をしました。
これでホークスの優勝マジックは5。
優勝は時間の問題です。
個人的には、9/17,18のファイターズ2連戦で2連勝して決めてもらいたいという気持ちがあります。
前回対戦の9/3,4は嫌な負け方を2試合続けてされたので、次はやり返したいというところ。
9/19は試合が無いので、ビールかけでどれだけはっちゃけても問題無いというところ。
以上の2点が理由です。
9/17の先発はホークスがスチュワート投手、ファイターズが山﨑投手。
山﨑投手に対する苦手意識を今季はあまり感じないので、いつも通りの戦い方で大丈夫だと思います。
スチュワート投手は今季の集大成をここにぶつけるだけです。
投手
石川柊太
石川柊太投手は7回無失点の投球でした。
全101球の内、ストライク66ボール35。
印象としては「真ん中のストレート」です。
今回の石川投手は四球を出さないように意識するだけで抑えることが出来ました。
カウント球の真ん中ストレート。
これをバファローズ打線の各打者が捉えることができませんでした。
よっぽど球に力があったのでしょう。
真っすぐに差し込まれているので、大きなパワーカーブは当然空振りしてくれます。
真ん中に投げておけば抑えられるのに、2死から四球を与える場面が2度もあったのはもったいなかったです。
この四球が無ければ、8回までは投げれていました。
次回登板では全く隙の無い投球を期待します。
オスナ
オスナ投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク9ボール5。
印象としては「調整段階」です。
前回登板もそうでしたが、まだ本来のオスナ投手ではありません。
そんなオスナ投手を緊迫した1点リードの展開でマウンドに上げた首脳陣はメンタルが強いなと思います。
チームは間違いなく優勝するので、CS,日本シリーズに向けて一軍を調整登板の場にしようという考え方なのでしょうか。
個人的にはその考えで良いと思います。
その首脳陣の期待に応え、変化球でごまかしながらも無失点に抑えたオスナ投手は素晴らしいです。
球威制球どちらもここから3段階ぐらい上げていけます。
杉山一樹
杉山一樹投手は1回無失点の投球でした。
全8球の内、ストライク7ボール1。
印象としては「守護神」です。
1-0の緊迫した試合展開。
普通は緊張して力が入ってしまうものです。
セットアッパーから抑えに配置転換となった松本裕樹投手は、セットアッパーの頃よりも平均球速が上がりました。
ただ、杉山投手はいつも通り。
スピードはいつも通り速かったですが、特に球が荒れることもなく、落ち着いて投げることができていました。
寧ろいつも以上に冷静に投げることが出来ていたと思います。
ストレート&フォーク。
失投は1球もありませんでした。
こんな投球をされたら、また首脳陣は9回で起用したくなります。
野手
ホークス選手の9月一軍打撃成績がこちら。(2024/9/16時点)
<スタメン>
<スタメン外>
7回表1死二三塁、石塚綜一郎選手が犠牲フライ。
2回裏1死一塁、今宮健太選手がライナーでも取れた打球をショートバウンドで捕球して併殺にする頭脳プレー。
この試合は投手が目立つ試合ではありましたが、野手も勝利に貢献しました。
そんな中で心配なのが近藤健介選手。
4回表の盗塁時に足を痛め、その後治療を終えて走塁には戻ったものの、次の打席には入りませんでした
大事を取っての交代ならば良いですが、もし長期離脱となればチームに与える影響を凄まじいものになります。
ホークスは外野手の層が厚いとは言っても、NPB最強打者の代わりとなる選手はいません。
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