2024/9/10、福岡ソフトバンクホークス三軍対徳島インディゴソックスの交流試合が行われました。
結果は1-1の引き分けでした。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については9月の三軍打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
オスナ
オスナ投手は2回無失点の投球でした。
全22球の内、ストライク14ボール8。
印象としては「調整」です。
「鷹の守護神ここにあり!!!」
そんな投球ではありませんでした。
ストレートも変化球も全ての球に対応されており、威圧感は感じなかったです。
いきなり出力MAXで投げると怪我のリスクが高まるということで、出力を落としながらの投球だったと思います。
チームとしてはオスナ投手がただ戻ってくることを望んでいるのではなく、万全の状態で戻ってくることを望んでます。
このまま焦ることなく調整を進めるだけです。
山崎琢磨
山崎琢磨投手は5回1失点の投球でした。
全84球の内、ストライク47ボール37。
印象としては「無駄球を減らしたい」です。
ストレートで打者を押し込めて、フォークでも空振りが取れて、全体的に良かったです。
ただ無駄球の多さは気になりました。
ストレートで押せているのであればもっとゾーンの中で勝負出来たはずです。
どれだけ良い球を投げていても、ストライクが入るかどうか分からない投手を投げさせるのはリスクが高すぎます。
駆け引きの中で投げるボール球は良いとして、意図してないボール球を減らせば二軍で投げれると思います。
水口創太
水口創太投手は1回無失点の投球でした。
全13球の内、ストライク9ボール4。
印象としては「角度」です。
194cmの身長から放たれる角度ある直球とフォークボールにはかなりの威力を感じました。
これでもし150キロ中盤のスピードが出ると和製ファルケンボーグの完成です。
フォークでは空振りが取れましたが、ストレートはバットに当てられていたので、まだまだ球の質は上げていけます。
全体的にストライク先行の投球が出来ていたことは良かったです。
大城真乃
大城真乃投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク13ボール1。
印象としては「低めの意識」です。
今回投げた投手の中で、誰よりも低めに投げようという意識を感じたのが大城投手。
打ってもゴロになるような球ばかりで、見ていて安心感がありました。
長打を喰らわない投手は重宝されます。
また、低めの意識を持ちつつも、しっかりストライク先行の投球が出来ていたのも素晴らしいです。
間違いなく、その内二軍戦で登板機会を得られると思います。
野手
ホークス選手の9月三軍打撃成績がこちら。(2024/9/10時点)
※9/2練習試合の記録は除く。
<スタメン>
<スタメン外>
この試合で複数安打を放ったのは勝連大稀選手。
3打数2安打1四球(単打2)の活躍でした。
勝連選手はダウンズ選手が二軍戦で起用されることになった影響で三軍戦に出場しています。
かなり悔しい気持ちを抱きながらのプレーになっているはずです。
今回はそれが結果に表れました。
勝連選手は、守備は文句無しなのであとは打撃。
打ちまくれば必ずチャンスは訪れます。
逆方向を意識することによってボテボテのゴロでも内野安打になる可能性が生まれるので、今の意識は出塁率UPの為に良い意識だと思います。
泥臭いヒットもヒットには違いありません。
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