9/3ホークス対ファイターズの一軍公式戦を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/9/3、福岡ソフトバンクホークスvs北海道日本ハムファイターズの一軍公式戦が行われました。

結果は6-3ファイターズが勝ちました。

今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。

ホークス投手&野手も個別に取り上げます。

野手に関しては9月の一軍打撃成績も載せてます。

全体的な感想

モイネロ投手が3回6失点でまさかの大乱調

それが最後の最後まで響き、勝ちへ繋げることができませんでした。

「猿も木から落ちる」ということわざにもある通り、完璧な人間はいません。

ダルビッシュ有投手だって、千賀滉大投手だって、大谷翔平投手だって、山本由伸投手だって打たれることはあります。

しかも、モイネロ投手は今季が先発転向初年度

そこだけは忘れてはいけません。

この試合でホークスが良かった点は、モイネロ投手が降板した4回以降、中継ぎ陣が1点も取られなかったことです。

一軍定着を狙う若手投手が持ち味を十分に発揮しました。

ここ最近、主力中継ぎ投手の怪我&不調が相次ぎチームとしては苦しい所。

ただ、そんなことを感じさせない層の厚さです。

9/4の先発はホークスが大関投手、ファイターズが山﨑投手。

ホークスとしては中継ぎをこの試合で5投手も起用しているので、できれば大関投手に長い回を投げてもらいたいというところ。

大関投手がもし6回まで投げたら、おそらく7回大山投手,8回ヘルナンデス投手,9回松本裕樹投手。

ただ、ヘルナンデス投手は万波選手やレイエス選手のところでは投げさせたくありません。

考えることを減らすためにも、大関投手が8回まで投げてくれたら最高です。

投手

モイネロ

モイネロ投手は3回6失点の投球でした。

全75球の内、ストライク49ボール26

印象としては万波選手の本塁打から」です。

初回の先頭打者、万波選手にいきなり先頭打者本塁打

打たれたのはモイネロ投手にとって自信のある外角のストレートです。

これがモイネロ投手を狂わせました。

モイネロ投手はそこまで制球が乱れるタイプではありませんが、今登板では初回だけで1四球2死球

この四死球が無ければ、初回に5失点もすることは無かったはずです。

3回にはマルティネス選手に外角のチェンジアップにうまく合わされ逆方向への本塁打

1打席目に同じ外角のチェンジアップで打ち取っていたこともあり、また同じ球種で勝負したもののそれが裏目に出てしまいました。

投げてる球自体に疲れは感じなかったので、切り替えて次の登板に備えるだけかなと個人的には思います。

田浦文丸

田浦文丸投手は1回無失点の投球でした。

全24球の内、ストライク14ボール10

印象としては周東選手に感謝」です。

ボール球先行の投球が目立ち、そこから甘い球を放ってヒットを打たれる場面はありながらも、要所は締めました。

特にレイエス選手に対しては、絶対に甘い球投げない高めに浮かせないという気持ちがひしひしと伝わってきました。

ただ、今回の田浦投手の投球を語る上で欠かせないのが、センター周東佑京選手のビッグプレー。

2死一二塁でマルティネス選手が放ったセンター前の打球をダイビングキャッチで捕球しました。

あれは周東選手にしか捕れない打球だったなと思います。

木村光

木村光投手は2回無失点の投球でした。

全34球の内、ストライク22ボール12

印象としては良い意味で想定外」です。

ここ最近の二軍戦での木村投手の投球を見ていると、変化球の精度に課題を感じていました。

低めにしっかり決まるということがほとんど無く、強いストレートで何とか押していく投球が目立ちました。

ただ、一軍初登板となった今回の投球では、逆に変化球が高めに浮く場面の方が少なかったです。

唯一甘く入ったのは、6回の清宮選手に投げた2球目のスプリット。

それ以外は完璧です。

5回のバントのフィールディングも良かったです。

ここからどんな姿を見せてくれるのか、非常に楽しみです。

岩井俊介

岩井俊介投手は1回無失点の投球でした。

全12球の内、ストライク8ボール4

印象としては「別格」です。

春季キャンプから別格。

オープン戦でも別格。

開幕直後の一軍登板でも別格。

二軍戦でも別格。

また、一軍に戻ってきたここ最近も別格。

常に淡々と結果を残し続ける男が岩井俊介投手です。

怪我さえなければ、来季もの凄い結果を残すのではないでしょうか。

今回は自己最速まであと1キロに迫る155キロを計測。

「別にこれぐらいのスピードなら出ますけど」と言わんばかりの余裕な感じで投げてます。

次のホークスのエースは彼なのかもしれません。

松本晴

松本晴投手は1回無失点の投球でした。

全14球の内、ストライク8ボール6

印象としては「153キロ」です。

ホークス入団時はコントロールとキレで勝負すると語っていた松本投手。

今はそこに球威という大きな武器も乗っかっています。

今回は自己最速を更新する153キロを記録。

リハビリの時期にダイジョーブ博士の手術を受け成功したのではないかと疑いたくなるぐらいの成長スピードです。

日本ハムに対しては8/25の試合でやられていたということもあり、並々ならぬ気持ちで臨んだ登板だったはずです。

その気持ちが球速に表れ、結果も残り、良い登板になりました。

松本投手が今後先発と中継ぎのどちらに重点を置いて投げることになるのかは非常に気になるところです。

個人的には阪神の桐敷拓馬投手のような、替えの利かない左のセットアッパーになってほしいなと思います。

先発で140キロ後半のストレートを投げるよりも、中継ぎで150キロオーバーのストレートを投げる方が、松本投手の魅力が最大限に発揮されるのではないでしょうか。

三浦瑞樹

三浦瑞樹投手は1回無失点の投球でした。

全8球の内、ストライク5ボール3

印象としては「ゼロで抑える」です。

三浦投手は一軍初登板から5試合連続無失点

これ自体は素晴らしいことですが、三者凡退で登板を終えたことが一度もありません

とにかく内容よりも結果に焦点を当てていることが分かります。

一軍の選手は常に「長打」「本塁打」が考えられるので、この意識は重要です。

今回はマルティネス選手に対する2ボール1ストライクからのチェンジアップだけが真ん中に入りました。

そしてその球をきっちり捉えられ二塁打。

見事な中継プレーで二塁のタイミングはアウトだったものの、牧原選手がタッチする時にマルティネス選手のスライディングでグラブからボールがこぼれセーフになりました。

このように一軍の選手は1球の失投しっかり捉えてきます

5試合の登板の中で、そういった場面は何度もありました。

三浦投手は今季の経験を活かし、来季は一軍で先発ローテを任される投手になってほしいなと思います。

野手

ホークス選手の9月一軍打撃成績がこちら。(2024/9/3時点)

<スタメン>

<スタメン外>

ホークス野手陣の守備はいつも通り締まっていましたし、3回裏の2四球で貰ったチャンスを栗原陵矢選手山川穂高選手の連続タイムリーで活かしたりと攻撃も良かったです。

ここで取れた3点のおかげで相手の勝ちパターン投手を出させることに成功しました。

もちろん勝つためにはさらに打線が機能しなければなりません。

この試合のホークスのヒット数は6本(単打4、二塁打2)、ファイターズのヒット数は11本(単打8、二塁打1、本塁打2)。

日本ハム打線は間違いなく状態が良いので、そこに負けないように打つことが求められます。

状態が上がってきた近藤健介選手の前に走者を溜める形を作ることができれば、直近のロッテ種市投手との対戦のように大量得点を期待できます。

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