8/15ホークス対ドラゴンズの二軍公式戦を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/8/15、福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズの二軍公式戦が行われました。

結果は5-0ホークスが勝ちました。

今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。

野手は、ホークスの8月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。

現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。

投手

前田悠伍

前田悠伍投手は7.2回無失点の投球でした。

全103球の内、ストライク65ボール38

印象としてはあと1人見たかった」です。

彼は投手として既に完成されています。

投げる前の堂々とした雰囲気がまず高卒1年目の投手ではありません。

普通の高卒1年目は対打者というよりも対自分になってとにかくストライクを取ることに集中しますが、前田投手は多彩な球種を操りその球全てでカウントが取れる為、100%打者と対峙することができてます

その結果、1打席目に打たれたとしても、その打たれた配球を分析して次の打席では抑えることができてます。

今回で言うと、2回にビシエド選手が3ボール2ストライクから外角低めに完璧に投げ込んだチェンジアップを捉えてセンターフェンス直撃の二塁打を放った場面がありました。

次の打席で、ビシエド選手は当然チェンジアップは頭から外します。

それを読んでか、もう一度チェンジアップを意識させるために、次の打席では打たれたチェンジアップから入りました。

それもボールゾーンに正確に。

結果球はチェンジアップではありませんでしたが、結局その効果もあり三振で抑えました。

7回には三度目のビシエド選手との対戦で四球にはなってしまったものの、3ボール2ストライクから投じたのは1打席目に打たれたチェンジアップ

打たれた球で次は三振を取ってやろうという強いメンタルを感じます。

変化球のキレ、コントロール、クレバーな投球技術、強いメンタル。

これに球の強さが加われば無敵です。

出力の部分を見ると、7回まではストレートの球速140キロをキープできていたので、80球前後までは一軍で勝負できます。

ただ85球を超えた8回は1球もストレートで140キロ以上が無く、良い所に投げても力でヒットゾーンに運ばれる場面が見られました。

このスタミナ面に関しては今後の課題です。

100球を目処に投げていたと思うので、8回2死満塁の場面で降板するのが仕方ないことなのは分かっていますが、個人的にはもう1人だけ見てみたかったです。

鍬原拓也

鍬原拓也投手は0.1回無失点の投球でした。

全5球の内、ストライク4ボール1

印象としてはナイス火消し」です。

2死満塁の大ピンチで登板し、これ以上ない投球を見せてくれました。

振ってもヒットにするのは厳しいアウトコースいっぱいのストレート2球で追い込み、最後もストライクゾーンからボールゾーンへ逃げていくカットボールで空振り三振。

この間に1球も甘い球はありません。

このような火消しを継続できれば、首脳陣からの信頼は集まり、来年にも支配下登録の可能性が出てきます。

又吉投手のように、ビハインド、接戦、中ロングなんでもこなせる便利屋投手になってくれたら最高です。

田浦文丸

田浦文丸投手は1回無失点の投球でした。

全15球の内、ストライク8ボール7

印象としてはビシエド苦笑い」です。

ビシエド選手には四球を与えましたが、それ以外の打者はしっかり抑えました。

三軍四軍で投げている頃よりも、より制球を意識した投球になっています。

15球投げた中で甘い球は1球もありません

今回の投球の中で、一番印象的だったのはビシエド選手の苦笑いです。

外角のチェンジアップでストライクを奪った時に、「何だこの球は」という感じで笑っていました。

映像で見る限りもの凄いチェンジアップですが、プロの選手が打席で見ても驚く程のチェンジアップだということが再確認できました。

野手

ウエスタンリーグのホークス選手8月打撃成績がこちら。(2024/8/15時点)

<スタメン>

<スタメン外>

今回の試合では1~5番打者が存在感を発揮しました。

1番佐藤航太選手は4打数2安打1四球。

思い切りの良いスイングで結果を残しています。

廣瀨選手がファーストストライクを積極的に打っていたことで盗塁はできませんでしたが、次は足でも魅せてもらいたいです。

2番廣瀨隆太選手は4打数3安打。

センターから逆方向の意識が強く、率を稼げそうなスイングをしています。

まずは長打というよりも確率重視の打撃を行っていくのでしょうか。

3番笹川吉康選手は4打数2安打1打点。

初回は無死一二塁のチャンスで併殺打を打ってしまいましたが、切り替えて2本ヒットを打てました。

8月はなかなか調子が上がってきませんが、この2本のヒットをきっかけにしてもらいたいです。

4番井上朋也選手は4打数1安打1本塁打2打点。

初回に完璧の当たりの本塁打がありました。

今季は一軍で10打席立ってまだヒットは生まれていませんが、再びチャンスが貰えるようにここからまたアピールを続けていくだけです。

5番吉田賢吾選手は4打数2安打。

センター方向に2本ヒットを放ちました。

打撃を買われてファーストに挑戦していることを考えると、今後はヒットもそうですが長打にも意識を向けて欲しいなと思います。

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