今回のテーマは「2024年度ホークス構想外候補10名【7月編】」。
このままだと、来季の支配下契約が厳しいホークス選手をまとめました。
以前4月にも同じことをしました。
詳しくはこちらから。
そこで構想外候補の1人だった野村大樹選手が埼玉西武ライオンズへ移籍。
信憑性はそこそこ高いと思ってます。
ただ、信じるか信じないかはあなた次第です。
もちろん7月時点での構想外候補というだけで、今後の活躍次第ではまた変わってきます。
枠の問題
2024年シーズンのホークスは絶好調。
7/23時点で2位と10ゲーム差もつけて首位を快走してます。
だから2023年シーズンのように18名も支配下選手が戦力外,退団となるようなことは無いと私は思います。
※現役ドラフトの水谷瞬選手、人的補償の甲斐野央投手を含む。
7/23時点での支配下枠が65。
そこから7月の支配下期限までに育成選手を何名支配下にするのか。
ホークスのドラフトは、毎年4名~7名の支配下選手を獲得しますが今年は何名になるのか。
外国人野手を1名は獲得するのか。
来季開幕前までに育成からの支配下枠を今年と同様に8枠空けておくのか。
この辺が鍵になってきます。
一番戦力外,退団選手が出るパターンは、7月までに支配下枠を5枠全て埋めて、ドラフトで7名支配下選手を獲得し、外国人野手を1名獲得し、開幕前までに育成からの支配下枠を8枠空けておくパターン。
こうなると16名の戦力外,退団選手が出ます。
現実的に考えてそこまでしないはずです。
16名も退団させると、確実に戦力が出て行ってしまうので、他球団にごっそり拾われて育成再契約が出来なくなるからです。
よって、7月に支配下登録するのは3名程度に抑え、ドラフトでも5~6名の支配下選手獲得に抑え、多くても13名程度に退団選手を抑えるのではないでしょうか。
複数年契約選手は考慮しない
今回名前を挙げる構想外候補選手の中で複数年契約選手は考えていません。
トレード等で移籍するパターンはもちろんありますが、基本的に来シーズンもホークスに残ることが確定している選手なのでどんなに成績が悪くても退団のイメージはできません。
だから私は複数年契約が嫌いです。
より深くこの意図を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
2024年度の複数年契約選手一覧、2025年度の複数年契約選手一覧も載せてます。
また、武田翔太投手個人に関しては、こちらの記事で述べてます。
構想外候補
これから構想外候補を10名述べていきます。
気分を害する可能性のある方はご覧にならないでください。
今回はキリよく10名の名前を挙げますが、前段落で述べた通り13名程度は戦力外,退団になる可能性があります。
笠谷俊介
高卒10年目で27歳の笠谷俊介投手。
彼を4月と同じく構想外候補に選んだ理由は、「いつまで経っても一軍に呼ばれないから」です。
春季キャンプから現在に至るまで常に元気に投げ続けており、二軍での防御率も2.37とまずまず安定してます。(2024/7/23時点)
ただ、先頭打者に簡単に四球を与えたりと、数字以上に信頼を勝ち得ていません。
球の力は十分に持っている投手なので、きっかけさえあればというところです。
木村光
大卒2年目で24歳の木村光投手。
彼を4月と同じく構想外候補に選んだ理由は、「結果を残せておらず、その上投げられていないから」です。
二軍戦の防御率は5.06。(2024/7/23時点)
しかも4/12の登板以降、右脚の疲労骨折もあり投げられていない状況。
これだけの条件が揃うと、なかなか支配下維持は厳しいです。
川原田純平
高卒4年目で22歳の川原田純平選手。
彼を4月と同じく構想外候補に選んだ理由は、「試合に出ていないから」です。
守備が持ち味の選手ですが、打撃は課題で、今年はその課題をどう克服するかを楽しみにしていました。
ただ足の怪我によって、アピールをする場すらまだありません。
来年は育成再契約が濃厚です。
ウォーカー
今年33歳を迎えるウォーカー選手。
彼を4月と同じく構想外候補に選んだ理由は、「打てていないから」です。
ウォーカー選手は守備面で期待をされている選手ではないので、とんでもなく打つ必要があります。
ただ、7/23時点での二軍打率.203,本塁打5,打点15と突出した成績を残せていません。
7月に絞ると17打席で2本塁打を放っているので、この勢いで打ちまくれるかに注目です。
谷川原健太
高卒9年目で27歳の谷川原健太選手。
彼を4月と同じく構想外候補に選んだ理由は、「目立った活躍ができていないから」です。
春季キャンプ、オープン戦で海野隆司選手との第2捕手争いに負け、今季は二軍戦での出場が続きます。
その二軍でも今季は打率.262,本塁打0,打点12と目立った成績を残せていません。(2024/7/23時点)
7月は二軍で打率.417(12-5),出塁率.417長打率.500,OPS.917と結果を残し、一軍に呼ばれるようになったのでここからが勝負です。
和田毅
大卒18年目で43歳の和田毅投手。
彼を構想外候補に選んだ理由は、「和田投手を必要としなくなったから」です。
近年のホークスは先発投手に苦しんでいました。
だから、イニングを消化できなくても5回まである程度安定して投げてくれる和田投手の存在感は大きかったです。
ただ、今季のホークスは和田投手以上にイニングを消化できるQS率の高い投手が揃っている状況。
チーム状況が良いことが和田投手にとっては悪い方に働いてます。
石川柊太
大卒11年目で今年33歳を迎える石川柊太投手。
彼を構想外候補に選んだ理由は、「和田投手と同じ」です。
石川投手は先発中継ぎどちらもこなせる使い勝手の良い投手。
2021年には開幕投手も務めました。
ただ、現在のピッチングスタッフを見渡した時に、石川投手がいなくても十分やっていけるメンバーが揃っています。
30代のベテラン選手がチームの軸になれていないことを考えると、構想外の可能性はゼロとは言い切れません。
中村晃
高卒17年目で今年35歳を迎える中村晃選手。
彼を構想外候補に選んだ理由は、「一年一年が勝負だから」です。
中村選手がホークスの功労者なのはご存じの通り。
ただ、今季は「代打出場」がメインで難しい調整が強いられるという部分を踏まえても、成績が悪すぎます。
同じくホークス黄金時代を支えた松田宣浩選手は成績がガクッと落ちた2022年オフにホークスを退団し、ジャイアンツに移籍したことを考えると、中村選手もそうなるパターンはあります。
生海
大卒2年目で24歳の生海選手。
彼を構想外候補に選んだ理由は、「試合に出られないから」です。
2024年1月の自主トレ中に打球が頭に直撃し、左側頭葉脳挫傷と診断。
競技復帰には1年から1年半を要するそうです。
普通に考えると今オフは一旦育成再契約して、また1からのスタートになるでしょう。
田上奏大
高卒4年目で今年22歳を迎える田上奏大投手。
彼を構想外候補に選んだ理由は、「試合で投げていないから」です。
背部痛からの復活を目指してリハビリ中の田上投手。
もちろん将来のエース候補として期待する部分はあります。
ただ、今季は1試合も試合で投げていないので、一旦育成再契約となる可能性は十分あります。
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