2024/7/17、福岡ソフトバンクホークス四軍対火の国サラマンダーズの交流試合が行われました。
結果は10-7でサラマンダーズが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については7月の四軍打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
赤羽蓮
赤羽蓮投手は4回3失点の投球でした。
全94球の内、ストライク54ボール40。
印象としては「絶不調」です。
ストライクが入らない。
仮にストライクが取れても真ん中から高め。
ちょっとこれで抑えるのは厳しかったです。
どこかで修正してくれたらとは思っていましたが、最後の最後まで修正しきれませんでした。
「悪いなりの投球」ができなければ一軍や二軍で投げることはできないので、そこが次回登板での課題です。
長水啓眞
長水啓眞投手は2.1回2失点の投球でした。
全19球の内、ストライク10ボール9。
印象としては「制球に苦しむ」です。
赤羽投手程ではないにしても、長水投手も制球に苦しみました。
ストレートはほとんどが真ん中。
変化球は真ん中でストライクを取ることもできない。
そんな状況でした。
それでも球の力があるので、ある程度は抑え込むことが出来ました。
走者を残して降板し、その走者を引き継いだ宮﨑投手が本塁生還させたので失点が付いてますが、長水投手がマウンドに立っている時は失点をしていません。
そこだけは良かった点です。
宮﨑颯
宮﨑颯投手は0.0回2失点(自責点1)の投球でした。
全16球の内、ストライク7ボール9。
印象としては「ボールが暴れまくる」です。
打者4人と対戦し、結局1つのアウトも取れずに降板しました。
何を投げてもどこに行くか分からない。
そんな投球です。
また、ストライクが運良く取れても、その球を相手打線がきっちり捉えてきました。
回の途中からの登板ということで難しさを感じる部分は多少あったと思います。
それでも、1つのアウトも取れないのは厳しいです。
次回登板ではなんとか汚名返上といきたいところです。
水口創太
水口創太投手は0.2回3失点の投球でした。
全19球の内、ストライク6ボール13。
印象としては「何も言えない」です。
7回のピンチはなんとか抑えたものの、回跨ぎした8回は3者連続四球の大乱調をかましました。
甘い所に投げたくないという意識の表れですが、結果的に無死満塁の形を作っているので、それだったら真ん中に投げて打たれる方が良かったのではないかと思います。
また、そういう投球をクリーンナップにするのならまだ分かります。
7番8番9番の打者にしてしまっているのが問題です。
支配下登録は全く考えられません。
次回登板に期待です。
山崎琢磨
山崎琢磨投手は1回無失点の投球でした。
全17球の内、ストライク10ボール7。
印象としては「ストライクは取れていた」です。
今回投げた投手の中で一番ストライクが取れていたのは山崎投手でした。
ただストライクを取るのと抑えるのは別問題。
打者4名と対戦し、2名にヒットを打たれました。
低めの変化球をうまく拾われたヒットもあったので全てが悪いとは思いません。
ただ、この投球をして二軍一軍で通用するかと問われれば難しいと答えます。
野手
ホークス選手の7月四軍打撃成績がこちら。(2024/7/17時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今試合で一番目立った野手は石塚綜一郎選手。
5打数3安打1本塁打2打点の活躍です。
投手陣がなかなか良いリズムを作れない厳しい環境を気にすることなく、しっかりと自分の打撃が出来ました。
育成野手の中でトップレベルの打撃力を誇る石塚選手。
今季中の支配下登録はあるでしょうか。
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