2024/6/19、福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガースの二軍公式戦が行われました。
結果は6-6の引き分けでした。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの6月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
前田純
前田純投手は6回無失点の投球でした。
全103球の内、ストライク64ボール39。
印象としては「遂に防御率0点台突入」です。
140キロ台前半のストレートと、スライダー,カーブ,チェンジアップ。
こんなどこにでもいそうな投手が無双しているのには理由があります。
角度、制球力、強いメンタル。
この3つでだいたい説明ができます。
189㎝の長身から投げ下ろす球は全ての球に角度がつき、変化球の変化量が大きく見える。
投げたい所へ投げ切る制球力があり、大怪我を喰らわない。
投手不利のカウントになった場合、逃げずにゾーン内で勝負する強いメンタルを持つ。
今回もその持ち味を十分発揮し、走者を許しながら粘りの投球で得点を与えませんでした。
6/19時点で防御率0.96は二軍投手の中で12球団No,1。
支配下契約のその先を既に見据えながらの登板を重ねていると思います。
尾形崇斗
尾形崇斗投手は1回無失点の投球でした。
全15球の内、ストライク9ボール6。
印象としては「球の力が半端ない」です。
走者無しだとストレートの球速は153~155キロ。
走者有りでもストレートの球速は150~151キロ。
怪物くんです。
これから全体的に一軍ブルペン陣の疲労がたまってきた時に彼の存在が大きくなりそうな気がします。
今回は井坪選手に1本ヒットを打たれてしまったので、次回登板では1人の走者も出さない投球を披露してもらいたいです。
澤柳亮太郎
澤柳亮太郎投手は1回無失点の投球でした。
全9球の内、ストライク6ボール3。
印象としては「当然の投球」です。
澤柳投手は本来一軍で投げていてもおかしくない投手。
これぐらいの投球はして当たり前です。
今後も怪我無く、常に一軍を意識した素晴らしい投球を継続してもらいたいです。
フェリックス
フェリックス投手は0.1回5失点(自責点3)の投球でした。
全24球の内、ストライク12ボール12。
印象としては「自慢のストレートを弾き返された」です。
フェリックス投手の生命線は150キロ台中盤のストレート。
今回はその球を捉えられる場面が目立ちました。
生命線となる球が捉えられるので、当然弱気な投球になり、四球は2個も出しました。
イヒネ選手のエラーが無ければというところではありますが、フェリックス投手としてはもう一度ストレートを見つめ直す必要があります。
渡邊佑樹
澤柳亮太郎投手は0.2回1失点の投球でした。
全21球の内、ストライク11ボール10。
印象としては「まさかの満塁本塁打」です。
フェリックス投手が6-0から2点を取られてなおも1死満塁のピンチで交代。
そんな厳しい状況で登板した渡邊投手は、アウトを1つ取るまでは良かったものの、2死からまさかの満塁本塁打を許しました。
あの場面、本塁打だけはダメです。
支配化登録が遠ざかりました。
岩井俊介
岩井俊介投手は1回無失点の投球でした。
全13球の内、ストライク11ボール2。
印象としては「当然の投球」です。
岩井投手も、澤柳投手同様本来一軍で投げていてもおかしくない投手。
これぐらいの投球はして当たり前です。
今後も怪我無く、常に一軍を意識した素晴らしい投球を継続してもらいたいです。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手6月打撃成績がこちら。(2024/6/19時点)
<スタメン>
<スタメン外>
この試合で一番目立つ活躍をしたのは笹川吉康選手。
6打数4安打1本塁打3打点でした。
先日、一軍でプロ初本塁打を放った自信がそのまま結果に表れました。
今回の本塁打は泳ぎ気味です。
こういった本塁打を積み重ね、一軍に居なければいけない選手になってもらいたいです。
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