2024/6/11、福岡ソフトバンクホークス四軍対大分B-リングスの交流試合が行われました。
結果は2-1でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については6月の四軍打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
岡植純平
岡植純平投手は4回1失点(自責点0)の投球でした。
全65球の内、ストライク35ボール30。
印象としては「4回に四球&エラーで失点」です。
初回は全体的に球を操れていない投球。
2回はカーブを使うようになる。
3回は制球が安定。
ここから尻上がりに良い投球を続けていくかと思いましたが、4回に崩れました。
先頭打者を初球で打ち取った直後に四球。
そしてその次の打者の打球は普通のセカンドゴロ。
セカンドの桑原選手が捕って、ショートの山下選手に送球しつもりが、山下選手がセカンドのベースカバーに入っておらずオールセーフ。
その後タイムリー。
藤田選手のパスボールもありつつ、何とか1失点で凌ぎました。
岡植投手としては、無駄な四球を減らしていきたいところです。
藤田淳平
藤田淳平投手は2回無失点の投球でした。
全23球の内、ストライク18ボール5。
印象としては「テンポの良い投球」です。
いつでもストライクが取れるので、三軍四軍投手の中では見ていて安心感があります。
スライダーが甘く入る場面があったのでそこが気になったぐらいです。
ストレートのスピードは140キロ台前半でしたが空振りが取れていました。
復帰してから良い投球を継続できています。
宮﨑颯
宮﨑颯投手は1回無失点の投球でした。
全20球の内、ストライク11ボール9。
印象としては「復帰登板」です。
プロ1年目から左肘の手術を受ける厳しいスタート。
そんな中で地道なリハビリを重ね、今回復帰登板という形になりました。
非常に喜ばしいことです。
投球内容としては先頭打者に四球を与えるなど2個の四球を出しながらも、最後は二ゴロ併殺で無失点投球。
ゼロで抑えたというところをプラスに捉えて、これから投球の精度を上げていきたいところです。
長水啓眞
長水啓眞投手は1回無失点の投球でした。
全7球の内、ストライク3ボール4。
印象としては「ストレートに力」です。
先頭打者に1球もストライクが入らず四球を与える苦しいスタートでしたが、次の打者が簡単に投ゴロ併殺でアウトを2個もくれて助かりました。
結果的に7球で終える超省エネ投球。
今後もそのストレートに磨きをかけ、変化球でいつでもストライクを取れるようにしていきたいところです。
佐藤琢磨
佐藤琢磨投手は1回無失点の投球でした。
全29球の内、ストライク18ボール11。
印象としては「変化球の制球に苦しむ」です。
佐藤投手はストレートが投球割合の8割を占める投手。
ストレートの強さが魅力の投手なのは確かですが、ストレートだけで抑えられるほど甘くはありません。
先頭打者に対しては低めの変化球で空振り三振に打ち取ったものの、その後は変化球がストライクゾーンに投げ切れず球数が嵩みました。
最速148キロのストレートがあっても、それしか来ないと分かれば選手は合わせてきます。
野手
ホークス選手の6月四軍打撃成績がこちら。(2024/6/11時点)
この試合で一番アピールしたのはオスーナ選手。
決勝のタイムリーを含む2安打の活躍でした。
今のホークスの外野陣にはなかなか入り込む隙は無いですが、オスーナ選手はまだ17歳。
5年も経てば選手はガラッと変わっています。
その時に主力選手でいられるように、着実に力を付けてほしいです。
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