2024/5/26、福岡ソフトバンクホークス三軍対愛媛マンダリンパイレーツの交流試合が行われました。
結果は6-4でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手についてはこの試合の打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
サルディ
サルディ投手は5回4失点(自責点1)の投球でした。
全73球の内、ストライク49ボール24。
印象としては「味方のミスに足を引っ張られながらの投球」です。
通常は140キロ前後、ピンチで力を入れた場面は140キロ台中盤。
18歳がギアの上げ下げをやっているのがもう既に凄すぎます。
失点をした1回と4回は味方のエラーによる出塁からでした。
もう少し先輩がサルディ投手を伸び伸びと投げさせてほしかったですが、走者を置いての投球練習になったので良しとします。
四球は1つ出しましたが、全体的にストライクゾーンで勝負できていたので安心して見てられました。
この投球内容なら今でも二軍で勝負できますし、プラス5キロ平均球速を上げることができれば一軍で勝負できます。
岡植純平
岡植純平投手は1回無失点の投球でした。
全12球の内、ストライク6ボール6。
印象としては「コースを突く投球」です。
コースを突きすぎて四球になる場面はありましたが、全体的に良い所に決まってました。
球速も140キロ台中盤の球が投げれていました。
変化球はインコースに食い込むカット系の球が良かったです。
球速と制球をもう一段階上げることができれば二軍で勝負できます。
藤原大翔
藤原大翔投手は1回無失点の投球でした。
全13球の内、ストライク8ボール5。
印象としては「三軍で投げたらダメな投手」です。
ストレートの最速が150キロではなく、常に150キロ近くの球を投げています。
あの細身で。
まさに怪物君です。
18歳でまだまだ伸びしろだらけ。
早めに二軍で投げさせたいと思わせるだけの球は投げてます。
第二の千賀滉大投手は彼かもしれません。
宮里優吾
宮里優吾投手は1回無失点の投球でした。
全18球の内、ストライク11ボール7。
印象としては「まだまだ出力は上がる」です。
肘の怪我から復活し、これから状態を戻していくところだと思います。
本来は宮里投手にも藤原投手のような150キロ連発の投球を期待したいところです。
今回の登板では1球だけ球場表示で149キロのストレートを記録しました。
ピンチで150キロ中盤の球が投げられるようになれば一軍で勝負できます。
山崎琢磨
山崎琢磨投手は1回無失点の投球でした。
全10球の内、ストライク7ボール3。
印象としては「ストレートで押し込めた」です。
5月初めての無失点投球。
しかも三者凡退。
ようやく失点の呪いから解放されました。
ストレートが走っていない、打者が嫌がる変化球が投げれていないという課題がありましたが、今回の投球ではストレートが走っていました。
最速は球場表示で149キロ。
最近は最速で140キロ台中盤だったので大きな進歩です。
ストレートが走ったことで変化球も活き、最後の打者には変化球で空振り三振。
この投球を6月も継続してほしいです。
野手
この試合のホークス選手の打撃成績がこちら。
山本恵大選手が息をするように3安打&1四球。
第4打席では内野安打で足でも魅せました。
正直、二軍を通り越して一軍で見たい選手です。
彼を見る為だけに三軍戦を見に行くのも楽しいと思います。
彼は気づいたらいつも塁上にいるので。
打球に角度がついて本塁打が増えてくればさらに楽しみです。
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