2024/5/22、福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズの二軍公式戦が行われました。
結果は2-2の引き分けでした。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの5月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
三浦瑞樹
三浦瑞樹投手は7回1失点の投球でした。
全94球の内、ストライク65ボール29。
印象としては「四球を出さない投球」です。
球が真ん中に集まった3回は連打を喰らい失点してしまいましたが、許した失点はその1点のみ。
全体的にまとまった投球を披露しました。
まとまった投球を披露できたのも、四球0とそれを実現する球の強さが大きいです。
今回はコースにきっちり決まる場面がそんなに多くなかったです。
だからこそカウント有利に進める為にも、初球から甘いコースにどんどん投げ込んでいきました。
その甘いボールをドラゴンズ打線がファールにしてくれたり、見逃してくれました。
三浦投手の球の強さでファールにさせたが正しい表現です。
鍬原拓也
鍬原拓也投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク9ボール5。
印象としては「制球を間違えなかった」です。
今回の投球で投げミスは1球もありませんでした。
内外高低にうまくストレート&変化球を投げ分け、打者に的を絞らせませんでした。
それでも一本ヒットを打たれてしまったのは、打者有利のカウントで勝負したからです。
次回はしっかりコースに制球した中でストライク先行の勝負が出来たら最高です。
澤柳亮太郎
澤柳亮太郎投手は1回無失点の投球でした。
全13球の内、ストライク10ボール3。
印象としては「野村大樹選手に助けられた」です。
強いストレートで押していく場面が目立ったものの、石垣選手には低めのストレートをセンターオーバーの二塁打にされました。
今回0点に抑えることができたのは、その二塁打の直後の野村大樹選手のファインプレーがあったからです。
完全にヒット性の当たりに飛びついてファーストゴロにしてくれました。
ここでふと思ったのが、澤柳投手は結構低めの球を打たれてます。
3/19タイガース戦(オープン戦)では外角低めのカットを森下選手に本塁打。
4/7楽天戦(一軍公式戦)では鈴木大地選手に低めのフォークをサヨナラタイムリー。
そして今回は低めのストレートをセンターオーバーの二塁打。
良い所に投げ切っているのに打たれているのはなぜだろうとずっと思っていました。
相手打者は澤柳投手の高めの球が強いので、あえて高めを捨てて低めに目付けしているのではないでしょうか。
こう考えると、意外と真ん中から高めにボールを集める方が澤柳投手にとって良い気はします。
渡邊佑樹
渡邊佑樹投手は1回1失点の投球でした。
全12球の内、ストライク8ボール4。
印象としては「死球がもったいない」です。
先頭のモニエル選手のボテボテ内野安打は仕方ない。
濱選手のバント失敗はラッキー。
ブライト選手は2ボールからストライクを取りにいったところをセンター前ヒット。
ここまでは分かります。
ただ辻本選手に対して0ボール2ストライクと2球で完璧に追い込んでからの死球。
これが最悪でした。
動揺した中で次のディカーソン選手にも死球で押し出し。
決めたいところで制球を間違えてしまう投手に一軍のマウンドは務まりません。
支配下登録からはかなり遠ざかりました。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手5月打撃成績がこちら。(2024/5/22時点)
廣瀨隆太選手は二塁打を含む5打数2安打の活躍。
笹川吉康選手は土壇場10回裏の同点タイムリーを含む5打数2安打の活躍。
柳町達選手は先制タイムリーを含む5打数2安打の活躍。
スタメンで出た選手はしっかりアピールしました。
ただ、やはり彼の存在感には叶いません。
そうです、佐藤直樹選手です。
振ればヒットになる打ち出の小槌状態。
今回は代打で登場し、いとも簡単にレフトへ二塁打を放ちました。
もうこれだけ打てば誰がどう見ても支配下は確定です。
右の代打としても、スターターとしても、代走守備固めとしても、何でもいけます。
代打が多く必要になる交流戦辺りで一軍昇格があるのではないでしょうか。
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