2024/5/17、福岡ソフトバンクホークスvs埼玉西武ライオンズの一軍公式戦が行われました。
結果は6-2でホークスが勝利しました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返っていきます。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては5月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
今回の試合は2024年シーズンでのライオンズ戦で一番楽な試合展開だったのではないでしょうか。
序盤から複数得点を取り、中盤に突き放し、終盤は危ない場面もなく試合を締める。
まさに理想的です。
調べてみるとライオンズ戦で4回までに4点差、5回までに5点差をつけた試合は今季初でした。
それぐらいライオンズとホークスはギリギリの戦いが多いです。
なぜそんなギリギリの戦いが多いかというと、ライオンズの強力な先発陣を惜しげもなくホークス戦につぎ込んでいたからです。
今井達也投手、隅田知一郎、髙橋光成投手、武内夏暉投手…。
平良海馬投手と松本航投手とはローテーションの関係上、一度も当たっていませんが改めて凄い先発陣です、
ただ、今回の対戦カードではカード頭にボー・タカハシ投手を起用。
二戦目の予告先発は今季一軍初登板の渡邉勇太朗投手。
実績・実力よりも、経験・伸びしろを重視した先発起用をし始めました。
対ホークスに強力な先発を注ぎ込むよりも、2位3位を狙うために他のチームに勝つことを優先し始めたのではないでしょうか。
そうなってくれたならホークスとしては好都合です。
投手
モイネロ
モイネロ投手は7回1失点の投球でした。
全126球の内、ストライク74ボール52。
印象としては「4回が大きかった」です。
今回のモイネロ投手はボール先行のカウントが多く、四球は4つも出しました。
状態としてはそこまで良くなかったです。
それでも味方打線が序盤から点を取ってくれていたので、基本的に楽に投球することが出来ました。
そんなモイネロ投手にとって一番の山場は4回表。
2死二三塁のピンチで、平沼選手に対しては厳しいコースを投げ続けるもののストライクを取ってもらえず四球。
2死満塁となったところで古賀選手に対しても2ボールからのスタート。
その時点で4点差があったとはいえ、不穏な空気が流れていました。
ここで古賀選手が高めのストレートを捉えたもののライトフライ。
何とかピンチを切り抜けました。
藤井皓哉
藤井皓哉投手は1回1失点の投球でした。
全28球の内、ストライク18ボール10。
印象としては「相手有利のカウントにしてしまった」です。
コースにきっちりと投げ分けていたものの、それが全てボール判定。
ストライクを取りにいったところを痛打。
今回はツイてませんでした。
投球内容としては良かったと思います。
今回の失点は気にすることなく、次回登板も同様の投球を披露してもらいたいです。
ヘルナンデス
ヘルナンデス投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク8ボール6。
印象としては「ストレートゴリ押し」です。
ストレートをストライクゾーンに投げ込むだけで抑えれると思っているかもしれません。
まさにその通りです。
変化球が決まればもっと楽になりますが、ストレートだけで十分です。
野手
ホークス選手の5月一軍打撃成績がこちら。(2024/5/17時点)
今回の試合では1番周東佑京選手、4番山川穂高選手、5番近藤健介選手、6番中村晃選手、7番栗原陵矢選手に打点が生まれました。
まさにどこからでも点が取れる打線です。
あとは2番今宮健太選手の状態が上がってくればというところです。
3月4月の成績が打率.262,出塁率.374,長打率.452,OPS.826だった今宮選手が、5月は打率.043,出塁率.083,長打率.043,OPS.127になってしまっているというところに打撃の繊細さをひしひしと感じます。
思い返すと3月4月は栗原選手やウォーカー選手が不調でした。
それでも今宮選手を始め他の選手がカバーして勝ちを積み重ねました。
選手には良い時があれば、悪い時もあります。
そのバランスが開幕から現在に至るまでずっと良いです。
このように安定して戦えているのは、中軸の選手(柳田悠岐選手、山川穂高選手、近藤健介選手)が結果を残し続けているからとも言えますが。
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