2024/3/19、福岡ソフトバンクホークス対火の国サラマンダーズの試合が行われました。
結果は3-0でホークスの勝利です。(7イニング制)
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手についてはこの試合の打撃成績と、私が特に気になったことを載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
石川柊太
石川柊太投手は7回無失点の投球でした。
全78球の内、ストライク54ボール24。
印象としては「無双」です。
開幕ローテーションを狙う中で今回の結果は非常に重要でした。
そんな中で相手を寄せ付けない素晴らしい投球を披露しました。
素晴らしいといっても内容・結果共に素晴らしかったのは7回だけ。
特に序盤は甘い球が非常に多かったです。
徐々にコースに決まるように修正していき、最後は納得の投球に私は見えました。
ただ悪い中でも、ストライクゾーンで勝負する意識は大切です。
昨シーズンは相手というより自分との勝負になっていたため、四球で自滅するパターンが多くありました。
今年は山川選手、ウォーカー選手といった長距離砲も加わり、得点力の向上が見込まれます。
そうした中で、先発が自滅する展開は勿体ない気がします。
「打たれたら味方が取り返してくれる。」
それぐらいの楽な気持ちで投げた方が、石川投手らしいテンポの良い投球が活きると思います。
このままのイメージで登板を重ねていけば、被打率は上がるかもしれませんが、四死球率は間違いなく下がります。
また、四死球が少なくなると、野手の動きが良くなるのでファインプレーが増えます。
そして、流れが良くなり攻撃にも良い影響を及ぼします。
被打率が少し上がることでこれだけのメリットがあるので、やってることは間違いではありません。
野手
この試合のホークス選手の打撃成績がこちら。
まず野村勇選手が打って守って走って元気にプレーできていたことが何よりの収穫かなと思います。
あとは結果を残して一軍に上がるだけです。
育成の山下恭吾選手はヒット&盗塁、7回のジャンピングキャッチと走攻守で魅せました。
まだ高卒2年目の選手なので、将来的に華のあるショートストップに成長してくれたらと思います。
イヒネイツア選手もうかうかしていられません。
他の高卒2年目野手だと盛島稜大選手、佐藤航太選手がヒットを放ちアピール。
佐藤選手は俊足が武器の選手で、この試合でもライトへの大きなあたりをフェンスを怖がることなくジャンピングキャッチで好捕しました。
右の外野手は貴重な存在なので、これから注目の存在になります。
大卒3年目で今年勝負をかける山本恵大選手は若鷹スピーチで支配下登録への思いを語りました。
同期の仲田選手、川村選手、1つ上の緒方選手が支配下登録され、何も感じない方がおかしいです。
怪我明けでこれから徐々に上げていくイメージだと思いますが、焦らず焦って支配下登録を勝ち取ってほしいと思います。
左打ちの外野手は強力な野手が揃っているので、打撃で存在感をアピールするためには二軍で打率4割以上は求められます。
それに加えて外野はどこでも高水準で守らなくてはなりません。
支配下登録へのハードルがどのポジションよりも高いです。
山本選手は怪我をする前まで、2023年シーズンは三軍で無双していたので、それだけの数字を残す実力はあると思ってます。
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