今回は「もしホークスがあと1名外国人選手を獲得するならどのポジション?」というテーマで話を進めていきます。
ホークスの現在の支配下枠は63。
山川穂高選手の人的補償が発生するとして62。
残り8枠の支配下選手枠をどうするかという問題になってきます。
1ヶ月以上前に「残り8枠の補強配分」の考察記事を書きました。
詳しくはこちら。
上記事では外国人選手の補強に消極的な思いを述べました。
ただ今回は外国人選手を必ず1名獲得すると仮定します。
ホークス外国人選手一覧
2024年シーズンを戦うホークスの外国人選手をまとめました。
※2024/1/19時点
支配下外国人選手はこちらの5名。
オスナ投手、モイネロ投手、スチュワート投手、ヘルナンデス投手、ウォーカー外野手
育成外国人選手はこちらの7名。
フェリックス投手、ロドリゲス投手、アルメンタ投手、サルディ投手、アルモンテ内野手、シモン外野手、オスーナ外野手
獲得するなら投手?野手?
外国人選手一覧を見て分かるように、支配下育成合わせて投手は7名、野手は4名。
明らかに投手が多いです。
そしてただ多いだけでなく、即戦力性という部分も投手の方が高いです。
フェリックス投手、ロドリゲス投手、アルメンタ投手は非公式試合ではしっかり結果を残しており、あとはチャンスが来るかどうかというところです。
トミージョン手術を行ったロドリゲス投手はもうしばらく時間がかかりそうですが。
逆に野手はウォーカー選手に全てを託されたような形。
育成の野手は全員10代です。
もしウォーカー選手が怪我でもしたら、次の選手がいません。
よってもし1名獲得するとしたら野手になります。
希望ポジション
野手を獲得するとなった場合にチームにとって嬉しいポジションはどこだと考えた時に候補は2つ。
センターとショートです。
どちらも守備の要のポジション。
なぜセンターとショートなのかを説明します。
センター
ベンチ入り外国人選手枠が4名で投手4or野手4が不可だった場合、ホークスは投手3野手1の形を選択します。
オスナ投手、モイネロ投手は確定で投手はあと1人。
そして野手はウォーカー選手。
ウォーカー選手のポジションは外野。
ただ守備が上手い選手ではありません。
よって主にDH出場になるかと。
そうなると、2023年度はDHでチーム最多の67試合に出場した柳田悠岐選手が、ライトの守備に就く機会は間違いなく増えます。
もしセンターを守れる守備力を持った外国人選手が入団した場合。
柳田選手をDHに回すことが可能になります。
投手3野手1の比率は変わらないので、その選手がウォーカー選手との争いに勝ったということです。
これはレギュラーを狙う日本人選手にとっても大きいです。
レフトorライトは近藤健介選手で確定。
仮にウォーカー選手がスタメンに入る場合だと、センターのポジションを争わないといけません。
そうなると、守備範囲の部分がある程度重視されます。
周東佑京選手、牧原大成選手、川村友斗選手。
走力自慢の選手がおそらく務めることになります。
ただセンターを守れる選手が入団した場合、両翼(ライト、レフト)でのポジション争いが可能になるため、外野手は打てれば全員にチャンスがあります。
よって1つ目の候補はセンター。
ショート
外野手はただでさえ柳田悠岐選手、近藤健介選手がいるのにさらにウォーカー選手と戦力が渋滞している状況。
逆に内野手は即戦力の外国人選手はゼロ。
この格差を考慮すると内野をピリッとさせるためにも、内野手の補強が必要と考えます。
問題はどこのポジションか。
私はショートの選手が入ってくれるのが理想的に感じます。
セカンドは三森大貴選手、廣瀨隆太選手。
サードは栗原陵矢選手、井上朋也選手。
この2ポジションだけは20代の選手を中心にレギュラー争いができている状況。
セカンドは牧原大成選手が狙っているという記事もありましたが。
そしてファーストには山川穂高選手を獲得。
今オフ特に補強もなく、未だ来季33歳の今宮健太選手の牙城を崩せていないという部分で、一番不安なポジションはショートになります。
イヒネイツア選手が育つまでの間。
川瀬晃選手や野村勇選手と共に、ショートのポジション争いを過熱させてくれる選手が必要です。
正直、それが外国人選手である必要は全くないのですが。
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