2024/9/23、福岡ソフトバンクホークスvsオリックスバファローズの一軍公式戦が行われました。
結果は9-4でホークスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては9月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
福岡ソフトバンクホークスが4年ぶりのリーグ優勝。
この時を待っていました。
フロント、監督コーチ、選手、球団スタッフ、ファン。
全ての力が結集してパリーグの優勝を掴み取りました。
あとはCS,日本シリーズと勝ち抜いて日本一を勝ち取るだけです。
この試合で最も存在感を放ったのは5番に座った中村晃選手。
1打席目は先制のタイムリー。
2打席目は追加点の口火を切るヒット。
3打席目は無死一二塁の場面で犠打。
彼のおかげでホークスが気持ちよく得点することが出来ました。
9/21の試合で4番山川穂高選手が中村選手の前で3回も四球で歩かされるという場面があり、その場面を見た時に私は中村選手のプロ野球選手としての終わりを感じました。
ただそんなことは無かったです。
あの試合があってから中村選手は3安打、2安打と結果を残しているので、中村選手にとってのターニングポイントになるのではないでしょうか。
投手
石川柊太
石川柊太投手は5.2回4失点の投球でした。
全98球の内、ストライク63ボール35。
印象としては「打線が良くて助かった」です。
今回の石川投手は三者凡退の回が一度もありませんでした。
毎回のようにヒットや四死球で走者を出すものの、何とか粘って最少失点に凌ぎました。
打線が得点を積み重ねていなかったら、さらに切羽詰まった投球になったはずなので、打線に感謝です。
この悪い調子にもかかわらず、6回途中までイニングを消化できたのは評価できる部分ではないでしょうか。
尾形崇斗
尾形崇斗投手は1.1回無失点の投球でした。
全17球の内、ストライク14ボール3。
印象としては「158キロ」です。
ここ最近の尾形投手は自信がみなぎっています。
春季キャンプの頃の尾形投手を見ているようです。
あの頃は覚醒を信じて疑いませんでしたが、開幕一軍確定の最中に怪我をして戦線離脱し、今季は良いスタートを切ることはできませんでした。
復帰後は制球難にも悩まされるも、ここに来てようやく覚醒。
この試合では最速を更新する158キロを記録しました。
将来的には160キロを投げられると思いますし、守護神の座も狙える逸材です。
今後の成長に大いに期待です。
杉山一樹
杉山一樹投手は1回無失点の投球でした。
全6球の内、ストライク4ボール2。
印象としては「点差を考えて楽に投球」です。
今季の杉山投手を象徴するかのような落ち着いた投球を披露しました。
ストレートもフォークもほぼほぼ真ん中。
それでも球の力があるので抑えてしまいます。
5点という点差があったので、コースを無理に突かなくても良いという判断だったのでしょう。
このように客観的に試合を見れるようになったのが、杉山投手が成長した部分です。
投げてる球の質は去年までとそんなに変わりません。
考え方次第で人は変われるということを示してくれました。
ヘルナンデス
ヘルナンデス投手は1回無失点の投球でした。
全11球の内、ストライク10ボール1。
印象としては「空振り祭り」です。
今回投げた11球の内、空振りを奪ったのは7球。
とんでもないです。
優勝が決まる大一番でアドレナリンが出まくっていたのでしょうか。
今回のヘルナンデス投手は打たれる気配が1ミリもしなかったです。
野手
ホークス選手の9月一軍打撃成績がこちら。(2024/9/23時点)
<スタメン>
<スタメン外>
中村晃選手の先制タイムリー。
川村友斗選手の気迫のヘッドスライディングと2打席連続タイムリー。
周東佑京選手の勝ち越しタイムリー。
柳町達選手の2点タイムリー。
この試合はホークス選手の勝負強さが際立っていました。
絶対にこの試合で決めるという気持ちがバットに乗り移ったのでしょう。
頼もしい選手です。
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