2024/7/9、福岡ソフトバンクホークス三軍対茨城アストロプラネッツの交流試合が行われました。
結果は6-1でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については7月の三軍打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
赤羽蓮
赤羽蓮投手は5回無失点の投球でした。
全54球の内、ストライク31ボール24。
印象としては「球が強い」です。
無双という言葉を使っても問題ないほどにストレートが走っていました。
ストレートが走ると言ってみましたが、正直この表現は個人的にしっくりきません。
手足が長いので、どちらかというと「近い」という表現の方が私はしっくりきます。
投げてすぐにホームベースの上に来ているイメージ。
だから140キロ台でも打者は差し込まれてます。
たまに150キロを投げられるともう対応できません。
もう少しストライク率が上がってきて、スピードも150キロ台中盤から後半が投げられるようになれば、エースと呼ばれるようになるでしょう。
ハモンド
ハモンド投手は4回1失点の投球でした。
全76球の内、ストライク42ボール34。
印象としては「スケールダウン」です。
投球スタイルとしては赤羽投手と同じ。
強いストレートを主体にフォーク等の落ち球と組み合わせながら打者を打ち取る本格派の投手です。
ただ赤羽投手の後に登板したこともあってか、スケールダウン感は否めませんでした。
ストレートのスピードは146キロが最速でほとんどが140キロ台前半。
赤羽投手は5回を投げ1四球1死球なのに対し、ハモンド投手は4回を投げ4四球。
赤羽投手の2奪三振を超える5奪三振を取れたことが唯一の救いです。
他の選手と比べて何か突出したものがないと支配下にはなれないので、これからその強みを見つけて欲しいです。
野手
ホークス選手の7月三軍打撃成績がこちら。(2024/7/9時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今試合で存在感を発揮したのは桑原秀侍選手。
5打数3安打2打点の活躍でした。
7月に入ってからは三軍戦に6試合出場して打率5割,打点14。
とんでもない打撃成績です。
チャンスで桑原選手に回った時は確実に打っているイメージです。
先日はレフトも守りましたが、基本的に守備位置はセカンド。
一軍では廣瀨隆太選手、そして怪我からの復帰を目指す牧原大成選手や三森大貴選手と競争力が非常に高いポジションになります。
この中に桑原選手が割って入るようになるとさらに競争は過熱します。
まずは支配下登録をされないと意味が無いので、7月の最後の最後までアピールを続けてほしいです。
ここから二軍に昇格して、意味が分からないぐらいに打ちまくれば、大大大逆転での支配下登録はあり得ます。
牧原大成選手が一軍に上がり、二軍のセカンド枠を空けてもらってからが勝負です。
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