2024/5/18、福岡ソフトバンクホークスvs埼玉西武ライオンズの一軍公式戦が行われました。
結果は3-2でホークスが勝利しました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返っていきます。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては5月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
この試合はホークスにとってマストで勝たなければならない試合でした。
5/19のライオンズ先発が抜群の安定感を誇る武内夏暉投手。
5/18のライオンズ先発は今季初登板の渡邉勇太朗投手。
5/17のボー・タカハシ投手を含め、今カードのライオンズ先発陣は明らかにホークスに勝ち越すための先発ローテーションではありません。
ホークスとしては5/17,18に勝って、5/19は勝ったらラッキー。
この展開を思い描いていたでしょう。
結果的に5/18は思い通りの試合運びとはならなかったものの、なんとか勝つことが出来ました。
勝利の立役者は近藤健介選手。
8回裏に起死回生の逆転2ランを放ちました。
先発の大津亮介投手、二番手の津森宥紀投手、三番手の長谷川威展投手。
そして守備陣。
それぞれが自分の仕事を全うし、試合終盤まで1点差を維持し続けたことが逆転に繋がったと思うと、チーム全体で掴み取った勝利とも言えます。
5/19のホークス先発は大関友久投手。
もう既にカード勝ち越しは決まっているので、5/1以来の久し振りの登板にはなりますが、伸び伸びと投球してもらいたいです。
おそらく1点2点の勝負になるのではないでしょうか。
投手
大津亮介
大津亮介投手は6回2失点の投球でした。
全87球の内、ストライク57ボール30。
印象としては「本塁打だけ」です。
全体的に少ない球数でテンポ良く投球できていました。
2回にヒット、ホームランの連打で逆転を許してしまいましたが、正直そこまで甘い球とは感じませんでした。
打った蛭間選手と若林選手を褒めるべきです。
球数的にもう1イニングは投げて欲しかったですが、この試合は確実に勝っておきたいということで、勝利を引き寄せる津森投手と長谷川投手の継投になったのでしょう。
次回登板も当然期待できます。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。
全20球の内、ストライク13ボール7。
印象としては「近藤選手に助けられた」です。
先頭打者の中村選手にあわやホームランというフェンスダイレクトの当たりを打たれたものの、近藤健介選手のクッションボールの処理が完璧で二塁打にさせませんでした。
先頭打者で二塁打と一塁打は全然違います。
その後、相手のバントミスにも助けられて無失点。
ラッキーな形で登板を終えることが出来ました。
この近藤選手のプレーやバントミスが後々ホークス側に流れを持ってくることになったと思うと野球は面白いです。
長谷川威展
長谷川威展投手は1回無失点の投球でした。
全23球の内、ストライク12ボール11。
印象としては「長打を打たれない投球」です。
ボール球の割合が多くなってしまいましたが、決して荒れているというわけではなく、内外低めのコースにきっちり投げ分けていたからそうなっただけです。
走者を出しても簡単に甘いコースでストライクを取らないので、個人的には安心して見ることが出来ました。
「長谷川投手が打たれたら仕方ない」
実際、既にこのレベルまで来ているのではないでしょうか。
オスナ
オスナ投手は1回無失点の投球でした。
全17球の内、ストライク12ボール5。
印象としては「怪しい投球」です。
ここ最近、球のスピードが戻ってきているのは良いことです。
ただ、今回の長谷川投手と比較すると、まだ制球面に関してはまだ本来のオスナ投手ではないと感じます。
佐藤選手の打席で厳しい所に決まった球をボール判定されその後ヒット。
次の蛭間選手には2球連続で真ん中近辺に投げ込みました。
球の力で押してファールが取れたので良かったですが、ヒヤヒヤするような投球でした。
結局、勝ったので問題は無いですがそこだけ気になります。
野手
ホークス選手の5月一軍打撃成績がこちら。(2024/5/18時点)
この試合で久し振りにスタメン起用された3選手はそれぞれ結果を残しました。
2番野村勇選手は2打数0安打2四球1盗塁。
7番リチャード選手は3打数1安打1死球。
どちらもしっかり出塁してます。
海野隆司選手は3打数0安打と打つ方では貢献できなかったものの、守備では投手陣をうまくリード。
3回には大津投手を助けるファインプレーもありました。
こういう若い選手のアピールはチームにプラスしかもたらしません。
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