2024/5/3、福岡ソフトバンクホークスvs埼玉西武ライオンズの一軍公式戦が行われました。
結果は1-0でライオンズが勝利しました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返り、次戦以降の戦い方を考察していきます。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
全体的な感想
NPB審判を務めている方はストライクボールの判定に「色」が出ます。
人間ですから仕方ありません。
この試合で主審を務めた山本貴審判は、言葉を柔らかくいうと「可変式のストライクゾーン」でした。
一番厄介なパターンです。
さっきはこのゾーンでストライクだったのに今回は取らない。
そういうことがライオンズ投手側には少なくホークス投手側には多々ありました。
公平なジャッジが取られないとゲームバランスがおかしくなるのは当然のことです。
ホークスとしては切り替えていくしかありません。
ライオンズ先発陣は強力なので、今回の勝利をきっかけに勢いが生まれたら、このまま同一カード3連勝になる可能性は十分あります。
ずるずる負けないためにも、ホークスとしてはモイネロ投手&東浜巨投手の投球が非常に大切です。
投手
大津亮介
大津亮介投手は6回1失点の投球でした。
全83球の内、ストライク52ボール31。
印象としては「ナイスピッチング」です。
相手先発武内夏暉投手が素晴らしい投球をしていたので少し窮屈な投球になってしまいましたが、走者を出してもギリギリのところで踏ん張っていました。
リチャード選手の判断ミスが無ければ6回までゼロで投げ切れていたので、先発としては十分仕事を果たしたと言えます。
審判の方との相性もありますが、今回は珍しく四球を3つも出してしまったので、次回はゾーンの中で勝負してほしいと思います。
杉山一樹
杉山一樹投手は1回無失点の投球でした。
全26球の内、ストライク14ボール12。
印象としては「ゼロに抑えたことがなにより」です。
コントロールの良い大津投手が3つも四球を出してしまったので、杉山投手が2つ四球を出すのは当然です。
厳しい所に投げてもストライクを取ってもらえないので、真ん中近辺で勝負せざるを得ない状況でしたが、最後は力でねじ伏せました。
今登板で投げたのはストレートとフォークの2球種だけ。
制球がつきやすい球種に絞って投球したのでしょうか。
ヘルナンデス
ヘルナンデス投手は1回無失点の投球でした。
全15球の内、ストライク9ボール6。
印象としては「球の力で押し込む」です。
四球&犠打でチャンスを作られ、中村選手とアギラー選手にはそれぞれ甘い球を投げる場面もありました。
ただ、球の力で押し込み、得点を許しませんでした。
本来はピンチこそ厳しいコースに制球するべきですが、今回に限ってはこれが正解です。
野手
ホークス選手の5月一軍打撃成績がこちら。(2024/5/3時点)
5月に入ってまだ2試合しか経過していませんが、ホークス打線は少々湿り気味です。
今回は良い投手にやられただけだと切り替えても良いですが、他球団はホークスの独走を許すまいと良い投手をどんどんぶつけてくるのでその言い訳が通用しなくなる時は来ます。
良い投手でも勝っていかなければ今のポジションを維持することはできません。
これからが本当の勝負です。
川村友斗選手は相変わらず良い状態をキープしているので、そろそろ上位打線に置いてみても面白いとは思います。
コメント