2024年ドラフトで福岡ソフトバンクホークスから育成十巡目指名を受けた東北福祉大学の漁府輝羽選手。
飛ばす力が持ち味の大型外野手です。
そんな漁府選手のプロ1年目に期待することが今回のテーマです。
隠し玉枠
漁府選手は2024年ドラフトでホークスの隠し玉枠です。
大学4年間でリーグ戦の出場試合数はたったの2試合。
打席数はたったの4打席。
ヒットは0本。
亜細亜大学時代の重松凱人選手よりも大学実績は乏しいです。
ただ、おかやま山陽高校時代は高校通算24本塁打。
プロ入りに値する選手であることは確かです。
こういう選手は0か100なので、バットに当てる技術さえ身につけば大化けします。
どのような成長曲線を描けるでしょうか。
2010~2023年の大卒育成ドラ10外野手
漁府選手は大卒育成ドラ10外野手。
ということで、同じく2010~2023年に育成ドラフト10位で指名された大卒外野手を調べてみました。
結果、1名もいませんでした。
漁府選手に期待すること
2010~2023年の大卒育成ドラ10外野手は1名もいませんでした。
比較対象がいないということで、ホークスから2022年育成ドラフト9位で指名された重松凱人選手の成績を見ながら漁府選手のプロ1年目に期待していきましょう。
重松選手がホークスに入団してからこれまで(2年間)の非公式試合成績がこちら。
1年目2年目共に非公式試合では結果を残しており、1年目よりも2年目の方が全てにおいてレベルアップしています。
ただ、ここで気を付けておきたいのが、この2024年度の成績でも支配下登録を勝ち取れていないこと。
漁府選手が1年目に支配下登録を達成しようと思えば、少なくとも重松選手の2024年度以上の数字は残さなければなりません。
また、漁府選手には重松選手ほどのスピードは無いので、盗塁数は期待できません。
以上を踏まえて、漁府選手のプロ1年目に期待することは「怪我無く二軍で50打席」です。
これは結構難しいことです。
重松選手でもこの2024年度の非公式試合成績で、二軍戦26打席だけでした。
それだけホークスの外野陣は層が厚いということです。
この二軍で50打席を達成するためには、非公式試合で本塁打20発ぐらいは打たないといけません。
2023年度の石塚綜一郎選手と同様の非公式試合成績を残せば、2年目には支配下登録がはっきりと見えてきます。
因みに2023年度の石塚綜一郎選手の非公式試合成績がこちら。
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