2024/8/27、福岡ソフトバンクホークス対オリックスバファローズの二軍公式戦が行われました。
結果は4-3でバファローズが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの8月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
大津亮介
大津亮介投手は5回3失点の投球でした。
全81球の内、ストライク61ボール20。
印象としては「ストレートが良い」です。
今回の大津投手はいつも通り変化球中心の投球でした。
それ自体は悪くないですが、変化球が甘めに浮いたところを捉えられる場面が目立ちました。
変化球の精度は上げていきたいところです。
変化球中心ということであまり目立ってはいなかったものの、今回の大津投手はストレートを打たれていません。
もっとストレートでゴリゴリ押していく投球だったら失点も少なくなったのかなと思います。
ただ二軍では抑えるのが目的ではなく、一軍で戦うための武器を磨くのが目的。
このままの投球スタイルで大丈夫です。
尾形崇斗
尾形崇斗投手は2回無失点の投球でした。
全40球の内、ストライク24ボール16。
印象としては「無駄球が多い」です。
尾形投手はいつもいつも自分との戦いになってます。
ストライクが入れば大丈夫。
そんな投手はなかなかいません。
もう一段階二段階洗練された制球力を身につければ、あっという間に守護神まで駆け上がれる逸材です。
ヒットを打たれていないのに、四球を2つ出して、40球も投げて、2回を無失点。
尾形投手はこんな投球で満足するような投手ではないです。
渡邊佑樹
渡邊佑樹投手は1回1失点の投球でした。
全32球の内、ストライク23ボール9。
印象としては「横山選手、内藤選手に苦しめられた」です。
横山選手には8球も投げさせられるも空振り三振。
内藤選手には16球も投げさせられるも見逃し三振。
この時点で24球も投げてます。
香月選手に対しては外のスライダーを2球続けるも見逃されて2ボール。
ここでストライクを取りにいった高めのストレートを本塁打にされました。
この本塁打は香月選手が打ちましたが、横山選手と内藤選手が打たせた本塁打でもあります。
渡邊投手としては横山選手と内藤選手に対して、何でもいいからとにかく前に飛ばしてほしいという気持ちだったのではないでしょうか。
岩井俊介
岩井俊介投手は1回無失点の投球でした。
全9球の内、ストライク8ボール1。
印象としては「別格」です。
茶野選手にはインコースのストレートをうまく打たれて二塁打にされましたが、後続は抑えて無失点。
スライダーでカウントが取れる。
ストレートは強い。
全く問題ありません。
あとは一軍に呼ばれるだけです。
一軍に上がると今回の茶野選手のような「そのコースを打つか!!!」という打者ばかりなので、よりコントロールに磨きをかけて欲しいなと思います。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手8月打撃成績がこちら。(2024/8/27時点)
<スタメン>
<スタメン外>
この試合で複数安打を放ったのは、佐藤航太選手と嶺井博希選手。
佐藤選手は5打数2安打。
三軍四軍の試合に出ていた頃と、今とで何が変わったのかをずっと考えていましたが、ようやく1つの答えが出ました。
三振の数。
これが二軍に上がってきてから明らかに減ってます。
三軍四軍の頃は長打も意識していたのか、追い込まれてからもブンブン振り回していました。
ただ今はシャープなスイングで、追い込まれてからもファールで粘ることができています。
それが良い結果に結びついているのではないでしょうか。
打球を前に飛ばせば、佐藤選手には走力という最大の武器があるので何かが起こります。
今回もショートのエラーを誘う打球がありました。
今後もこの高打率を維持するのは難しいですが、今の打撃スタイルを結果が残っている時も残っていない時も続けて欲しいです。
嶺井選手は3打数2安打。
若い選手が存在感を示す中でベテランも頑張ってます。
打撃か守備のどちらかで突出したものを出さなければ一軍に上がれませんが、嶺井選手はまだそこまでの成績は残せていません。
嶺井選手に期待されるのは勝負強さと長打力。
8月の安打は全て単打なので、そろそろ長打を出しておきたいところです。
イヒネイツア選手は、アウトにはならなかったものの4回にダイビングキャッチで打球を抑える場面がありました。
打撃でも徐々に結果を残しつつあるので今後に期待です。
コメント