2024/8/23、福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガースの二軍公式戦が行われました。
結果は2-1でタイガースが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの8月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
石川柊太
石川柊太投手は7回2失点の投球でした。
全94球の内、ストライク63ボール31。
印象としては「試合を作る」です。
2回と4回以外は走者を出しながらも粘りの投球で抑えていきました。
6回の野口選手の打球は二塁打という記録になっていますが、佐藤選手と笹川選手のどちらかが取ってほしい打球ではありました。
その二塁打でチャンスを広げられ、井上選手のタイムリーで2点を失いましたが、失点はその2点だけ。
試合はしっかり作れましたし、スタミナ面でも7回に145キロのストレートが出たところは良かったです。
石川投手が二軍で結果を残すのは当たり前の話で、あとは内容の部分。
初回の1死走者なしからの四球や5回の1死走者なしからの四球。
このような四球が得点に繋がるパターンは非常に多いです。
細かい所を修正して、次回登板ではさらにレベルの高い投球を期待します。
田浦文丸
田浦文丸投手は1回無失点の投球でした。
全15球の内、ストライク9ボール6。
印象としては「対右打者が課題」です。
髙寺選手、遠藤選手という左打者2名に対しては、しっかりと抑えることが出来ました。
ただ、右打者の野口選手と井上選手には痛烈な当たりを打たれました。
これまで順調に調整を重ねてきましたが、ようやくここに来て課題が生まれて良かったです。
井上選手は2ボールとなったところでストレート一本のスイングがハマった形だとは思いますが、野口選手は1ボール2ストライクと追い込んだ中での二塁打なので少し嫌な感じです。
髙寺選手と遠藤選手が最後はストレートで打ち取られているのを見て、自分も最後はストレートで勝負に来るのではないかという読みをしていたのでしょうか。
もしそうだったとしても、そこでもう一押しできるストレートに仕上げて欲しいです。
チェンジアップやスライダーといった変化球は、ストライクがしっかり取れているので何の問題もありません。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手8月打撃成績がこちら。(2024/8/23時点)
<スタメン>
<スタメン外>
この試合で複数安打を放ったのは佐藤航太選手。
5打数2安打の活躍です。
佐藤選手は三軍四軍の試合に出ていた頃はそこまで目立つ存在ではありませんでした。
積極的なスイングと積極的な走塁でアピールしていたものの、打撃の確実性には課題がありました。
それなのに、二軍の試合に出ると本当によく打ちます。
最初の頃は「そんなこともあるか」ぐらいに私は思っていましたが、ここまで打ち続けるとさすがにこれは実力です。
ホークスの外野手の層は本当に厚いです。
今年どれだけ打ちまくったからといって、来年すぐに一軍で活躍できる枠は無いでしょう。
今季終了まで二軍でレギュラーを張り続け、来季は守備面も向上させ一軍に少しずつ顔を出しながら、万全の形で再来年に一軍定着。
この形がベストではないかなと思います。
再来年の2026年度で佐藤選手は22歳。
その頃には柳田選手が38歳、近藤選手は33歳、周東選手は30歳。
ホークス外野手の2024年度開幕スタメンは全員30歳以上になってます。
佐藤選手がレギュラーの一角に収まる可能性は十分あります。
もちろんホークスには彼ら以外にもたくさん選手がいるので、そこに勝たなければなりませんが。
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