8/4ホークス対ファイターズの一軍公式戦を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/8/4、福岡ソフトバンクホークスvs北海道日本ハムファイターズの一軍公式戦が行われました。

結果は3-2ホークスが勝ちました。

今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。

ホークス投手&野手も個別に取り上げます。

野手に関しては8月の一軍打撃成績も載せてます。

全体的な感想

柳町達選手のサヨナラタイムリーで勝負を決めた一戦。

この1勝はホークスにとって非常に価値があります

その理由は以下の通り

  • カード勝ち越しができた
  • 次のカードは2位のマリーンズ
  • 前の試合をエースで落としていた
  • 大関友久投手が8回まで投げてくれた

パッと思い浮かんだだけでこれだけあります。

まず、カード勝ち越し出来たこと

これは誰がどう見ても大きいです。

次に、次の対戦カードが2位のマリーンズ

2連敗よりも、サヨナラ勝ちの勢いがある状態で対戦する方が良いに決まってます。

オールスター明けから3カード連続勝ち越し中のマリーンズと、オールスター前から5カード連続勝ち越し中のホークス。

楽しみな戦いになりそうです。

次に、前の試合をエースで落としていこと

個人的にエースはかなり大きな存在だと感じてます。

エース負けるとチーム状況が悪くなる。

逆にエースで勝つとチーム状況が良くなる。

長期の連敗を止めれるのはエースだけ

こういった持論があるので、もしこの一戦を落としていたら一気にチーム状況が悪くなる可能性があるなと思っていました。

仮に今試合を落としたとして火曜日の先発はモイネロ投手

彼が流れを切ってくれる可能性は十分あります。

ただ、まだ有原投手程の信頼感があるわけではありません。

数字以上に有原投手の存在感は絶大です。

最後に大関友久投手が8回まで投げてくれたこと

主に8回を任されているヘルナンデス投手が2試合連続で2失点しました。

首脳陣としては、まず今試合をどうしようかと悩んだはずです。

まずヘルナンデス投手を投げさせるのは、3連投になってしまうので物理的に無いでしょう。

藤井投手になるのか、津森投手になるのか、それとも他の投手になるのか。

いろいろな選択肢がある中で、その選択肢を考えなくていいと言わんばかりの投球を大関投手が見せてくれたこと。

これが今試合にとって最も大きいことでした。

8月に入ってからホークス先発陣は試合を作れていませんでした

8/1大山凌投手 3.2回無失点
8/2スチュワート投手 5回2失点
8/3有原航平投手 7回6失点(自責点5)

QS(6回3失点以内)はゼロ

そして、今回の大関投手は8回2失点でHQS(7回2失点以内)

今回の大関投手の投球を機に、またホークス先発陣が良い流れに乗って素晴らしい投球を見せてくれるはずです。

投手

大関友久

大関友久投手は8回2失点の投球でした。

全107球の内、ストライク68ボール39

印象としては「ナイスピッチング」です。

先ほども述べた通り、大関投手の投球が非常に大きかったです。

投球内容を振り返ると、平均して1回に1球程度は甘い球があったものの、逆に言えばその程度に失投を抑えることが出来ました。

野村選手に打たれたのは初球の外甘ストレート

代打で登場したファーストスイングで捉えてきた野村選手を褒めるべきです。

8回は水谷選手に対して真ん中のスライダーを複数回投じてしまったものの、打ち損じてくれて助かりました。

結局、今登板で同じ打者に複数回真ん中に投げ込んだのは8回の水谷選手の打席だけです。

大関投手が特に意識して投げていたのが万波選手

四球でもいいから絶対に甘くなってはいけないと思いながら大関投手は投げていましたし、逆に万波選手はその厳しい球を何とか打ってやろうと無理やりスイングをかけていました。

調子が良い万波選手を2打数0安打1四球に抑えることができたのは、ホークスバッテリーの勝利です。

澤柳亮太郎

澤柳亮太郎投手は1回無失点の投球でした。

全14球の内、ストライク5ボール9

印象としては「甲斐拓也選手が2度の盗塁阻止」です。

今回の澤柳投手はなかなか思ったところに制球できていませんでした。

先頭の郡司選手には初球の真ん中ストレートを打ち損じてもらいライトフライ。

これじゃダメだと思ったのか、次の五十幡選手には低めを意識して投げるものの四球

なかなかうまくいきません。

次の松本選手に対しても低め中心に投げていたところで、五十幡選手が盗塁を仕掛けるも甲斐捕手がそれを阻止。

澤柳投手を助けました

低めのカットボールを難しい捕球体勢で取ってからよく投げました。

その後、松本選手は澤柳投手が低めに集めていることを感じ取り、低めのカットボールにうまく合わせてセンター前ヒット。

次の奈良間選手に対しては高めも投げるようになりました。

それでも2ボールとボール先行になってしまい、ここで松本選手が二塁へ盗塁を仕掛けるも、またも甲斐捕手が盗塁を阻止。

再び澤柳投手を助けました。

今宮選手のタッチも素晴らしかったです。

この場面、2ボールとなっていたので投手としてはストライクを取りたかったはず

そして、ストレート、ストレートと来ていたので球種も変えたかったはず

変化球だと盗塁の成功確率は高い

そして、もしそのストライクを取りにいった球を奈良間選手が捉え、打球が外野の間を抜けた場合、松本選手は一気にホームまで還ってこれる。

ローリスクハイリターンで納得の盗塁企画です。

ただここで澤柳投手が投げたのが、まさかの高めのボールゾーンのストレート

一番盗塁をアウトにしやすい球です。

松本選手が盗塁をしなかったらただ3ボールになっていたので、意図して投げることはまず無いと思いますが、結果的に最高の投球になりました。

今回の澤柳投手は甘い所に投げないという意識がひしひしと伝わってきたので、次回もその意識で投げつつストライク率を上げて欲しいです。

2度の盗塁阻止が無ければ結構危なかったです。

野手

ホークス選手の8月一軍打撃成績がこちら。(2024/8/4時点)

<スタメン>

<スタメン外>

この試合のホークス打線は4回に栗原陵矢選手の本塁打が飛び出したものの、序盤中盤は全くといっていいほどにファイターズ先発伊藤投手からまともな攻撃ができませんでした。

ようやくチャンスが作れ出したのが7回からです。

それまでに粘って最小失点で抑えてくれた投手陣に感謝です。

9回は無死満塁から正木智也選手がきっちり犠牲フライ、柳町達選手がサヨナラタイムリー。

この試合唯一と言っていい絶好のチャンスをモノにしました。

柳町選手は2回にフェンスにぶつかりながらレフトフライを好捕する場面があり、守備でも貢献しました。

同じく守備では、5回に川瀬晃選手が万波選手の不規則な動きをするセカンドゴロに対応したのが地味に凄かったです。

難しいプレーを何でもないプレーに見せる。

これがプロです。

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