2024/7/28、福岡ソフトバンクホークス四軍対北九州下関フェニックスの交流試合が行われました。
結果は0-0の引き分けでした。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については7月の四軍打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
大野稼頭央
大野稼頭央投手は5回無失点の投球でした。
全87球の内、ストライク56ボール31。
印象としては「まとまった投球」です。
少しボール球が多いという印象は否めませんが、全体的にまとまった投球は披露しました。
前の試合では10-0で敗戦しているチームなので、より警戒しながら丁寧にコースを突いていこうという思いは多少なりともあったはずです。
また、2回はバントを自身の好フィールディングで二塁でアウトにしたり、5回は牽制でアウトにしたりと、投球以外の部分で素晴らしいプレーがありました。
こういう細かいプレーはいつか自分を守ってくれます。
大城真乃
大城真乃投手は1回無失点の投球でした。
全10球の内、ストライク6ボール4。
印象としては「完璧」です。
外角中心ではありますが、内角にもしっかり投げ切る完璧な投球で打者に的を絞らせませんでした。
高めに浮く危ない球は1球も無かったです。
決め球のスライダーで空振りが取れていましたし、いつ二軍に呼ばれてもおかしくありません。
フェリックス
フェリックス投手は1回無失点の投球でした。
全10球の内、ストライク6ボール4。
印象としては「ストライクにさえ入れば」です。
1球もストライクが入らずに四球を出す場面がありましたが、ヒットは打たれることなく、無失点で抑えることが出来ました。
ストライクを取る球はだいたい真ん中から高めのストレート。
フェリックス投手には球威があるのでそれで十分です。
ストライクに入れさえすれば、高確率で抑えることができます。
宮里優吾
宮里優吾投手は1回無失点の投球でした。
全23球の内、ストライク12ボール11。
印象としては「慎重」です。
主にストレートとフォークを投げ分けで打者を抑えていきました。
0-0の緊迫した試合展開だったので、ボール球のフォークで誘いながら、できる限りゾーン内での勝負に持ち込ませないようにしていた気がします。
3球程度は甘い球があったので、そのような球を1球ずつでも減らしていきたいところです。
風間球打
風間球打投手は1回無失点の投球でした。
全28球の内、ストライク18ボール10。
印象としては「決め球が決まらない」です。
追い込むまではいくものの、そこから決め球のフォーク,スライダーで空振りが取れずに28球という球数になりました。
昨年までであれば、粘られると確実に四球を出していたのが、今回は1つの四球に留め、ストライクを投げ続けることができていたのでそこは成長です。
1球1球の変化球の精度はまた今後見つめ直す必要があります。
野手
ホークス選手の7月四軍打撃成績がこちら。(2024/7/28時点)
<スタメン>
<スタメン外>
打撃面でアピールしたのは藤野恵音選手。
3打数2安打1四球の活躍。
今試合でホークスが放ったヒットは藤野選手の2本と、佐倉選手の1本の計3本でした。
非常に寂しい数字です。
藤野選手は打つ方は良かったですが、守備では初回にエラーをしていたので、守備の安定性という部分は今後の課題です。
守備面でアピールしたのは重松凱人選手。
前日の試合に引き続き、今試合ではレフトでダイビングキャッチを披露しました。
ここ最近、打撃面で当たりが止まっているので、そろそろ一本が欲しい所です。
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