2024/7/3、福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープの二軍公式戦が行われました。
結果は10-5でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの7月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
前田純
前田純投手は5回3失点の投球でした。
全91球の内、ストライク53ボール38。
印象としては「4四球」です。
今回の登板では前田投手らしさが見られませんでした。
ここで言う前田投手らしさは「逃げずにゾーン内で勝負する強いメンタル」です。
結果を気にしすぎて打者との勝負になっていなかったのではないでしょうか。
今季の支配下登録の期限が7月いっぱいということで焦りたくなる気持ちも分かります。
ただ、彼の良さは消さないで欲しいなと思います。
次回登板に期待です。
笠谷俊介
笠谷俊介投手は2回1失点の投球でした。
全37球の内、ストライク20ボール17。
印象としては「挨拶代わりの先頭四球」です。
笠谷投手の今季はこれまで先発として調整をしてきましたが、今回は中継ぎ。
難しい部分は多少あったと思います。
それでも6回7回の先頭に1球もストライクが入らず四球を与えてしまったのは印象がすごく悪いです。
もし結果的に0点で抑えたとしても印象は変わりません。
球の力は十分あるので、そのような部分が非常にもったいないです。
笠谷投手の一軍での活躍を願うなら、トレード等で他球団に移籍した方が良い気はします。
尾形崇斗
尾形崇斗投手は1回1失点の投球でした。
全28球の内、ストライク19ボール9。
印象としては「球威が物足りない」です。
力でねじ伏せるような投球を尾形投手には期待しています。
ただ、今回はそのような投球ができていませんでした。
ストレートの球速も150キロ台中盤の球は1球もなく、変化球でかわそうとするもうまく捉えられ、なかなかうまくいかない登板だったかなと思います。
ストレートは常時150キロ、力を入れて155キロ。
これぐらいの投球を彼はできます。
そんな強いストレートがあれば、必然的にどの変化球も効果的になります。
一軍の投手陣は盤石なので、今焦って調整しても仕方ありません。
ただ彼の力が必要になる時は必ず来ます。
その時に向けてじっくり調整してほしいです。
澤柳亮太郎
澤柳亮太郎投手は1回無失点の投球でした。
全12球の内、ストライク7ボール5。
印象としては「いつでもOK」です。
本当は一軍で投げていないとおかしい澤柳投手はしっかり三者凡退で自分の役割を果たしました。
3ボール1ストライクという打者有利のカウントから投げ込んだストレートでも押し込めていたので、球威十分のストレートです。
誰かが不調や怪我で離脱した際はすぐに一軍の戦力として活躍できます。
一軍昇格の一番手争いを同期の岩井俊介投手としているので、そういった刺激がプラスに働いているのではないでしょうか。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手7月打撃成績がこちら。(2024/7/3時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今試合で打撃で特にアピールしたのは井上朋也選手と吉田賢吾選手。
井上選手はエンドランのサインがかかっていたような打ち方でレフトへの2ラン本塁打。
吉田選手は左中間の深い所へ4番らしい豪快な満塁本塁打。
どちらも長打力でアピールしました。
井上選手、吉田選手が一軍でプレーするイメージはできます。
具体的には近藤健介選手が守備に就くようになってからです。
近藤選手がレフトの守備に入ると、おそらくファーストの山川選手がDHに。
ここでファーストを守れる選手がスタメンの候補に挙がります。
吉田選手も井上選手も守備力は申し分ないので、その時に打撃でアピールできていたら声がかかる可能性はあります。
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