2024/6/25、福岡ソフトバンクホークスvsオリックスバファローズの一軍公式戦が行われました。
結果は7-2でホークスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては6月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
今回の試合の一番大きなプレーは、6回の曽谷投手のバント処理ミスだったと私は思います。
1死二塁が想定される場面で、まさかのバント2ラン。
このプレーでホークスの勝利を確信しました。
7回裏にオリックスが1点差まで追い上げる場面もありましたが、試合の流れからして逆転はまず無いなと思いました。
紅林選手のレフト前タイムリーでレフトの正木選手が打球処理にもたついた間に、二塁走者の西川選手が一気に同点のホームを踏んでいたら話は変わってます。
ホークスはこれでビジター6連戦の初戦を勝利。
ただ、今週一週間はそんなに甘くいかないはずです。
6/26東晃平投手、6/27宮城大弥投手、6/28山﨑福也投手、6/29伊藤大海投手、6/30加藤貴之投手。
このように全員エース級との対決になります。
初戦の勝利を含め、6連戦で半分勝てたら御の字といったところでしょうか。
逆に考えると、この6連戦で勝ち越すことができたなら、今後の戦いが一気に楽になります。
その他のパリーグ5球団が、ホークスにエース級を当てて優勝を目指して戦うのが馬鹿馬鹿しくなるからです。
6/26のホークス先発は大関友久投手。
有原投手が8回まで投げてくれたおかげで中継ぎはフル活用できるので、長い回を投げるよりも1回1回をゼロで抑える意識で投げて欲しいです。
投手
有原航平
有原航平投手は8回2失点の投球でした。
全115球の内、ストライク79ボール36。
印象としては「エース」です。
当然のように8回まで投げて2失点にまとめるあたりが流石です。
今回のオリックス打線で最も厄介だったのが西野真弘選手。
4打席で28球も投げさせられました。(1打席当たり7球)
彼がいなかったらおそらく完投までしていたでしょう。
有原投手を見てて思うのが、彼には常に余裕があります。
いつでもストライクに投げることができるので、あえてストライクを投げないという選択肢も生まれます。
今回四球を与えたのは西川龍馬選手と頓宮裕真選手。
状態と相性を考えた結果です。
四球を出して点を取られていたら、「あの四球があったから」と言われていしまいますが、四球絡みの失点が無いので印象が悪くなりません。
今後も週頭でチームの勢いを付ける投球に期待です。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。
全21球の内、ストライク13ボール8。
印象としては「球が強い」です。
アウト3つは全て三振。
さすがのパワーピッチです。
紅林選手にはうまく打たれ、森選手には力が入りすぎて死球を与えましたが、気にすることは無いと思います。
絶対に来ると分かっているストレートで空振りが奪える。
これはもう藤川球児投手です。
野手
ホークス選手の6月一軍打撃成績がこちら。(2024/6/25時点)
<スタメン>
<スタメン外>
<投手打撃成績>
1回2回の曽谷投手の投球を見る限り、なかなか点を取るのは厳しいと思っていた中で、3回の最初のチャンスを活かした佐藤直樹選手の打撃は素晴らしいです。
廣瀨隆太選手は4打数3安打1打点の活躍でプロ初の猛打賞。
さらに守備ではセンターに抜けそうな当たりを逆シングルで取って、おしゃれなバックトスを披露。
セカンドのレギュラーを奪ってしまいそうな勢いです。
牧選手や浅村選手のような「打てる二塁手」を目指すというところで打力には期待していましたが、ここまで守備のうまい選手だとは想定していませんでした。
びっくりするようなプレーだけでなく、堅実さも兼ね備えた守備です。
3/15二軍開幕戦ではいきなり初回にエラーを記録するまさかのスタート。
その頃は打撃でもプロのスピードに戸惑っていました。
そこからの今があると思うと感慨深いです。
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