2024/6/15、福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープの二軍公式戦が行われました。
結果は5-4でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの6月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
板東湧梧
板東湧梧投手は1回無失点の投球でした。
全16球の内、ストライク10ボール6。
印象としては「復帰登板」です。
これから球の走り、制球含めて状態を上げていくところだと思いますが、まずは投げれたところが大きな第一歩です。
高めのストレート、低めのカーブで空振りを奪えたという点は次回登板に向けて好材料です。
前田悠伍
前田悠伍投手は5回3失点の投球でした。
全85球の内、ストライク60ボール25。
印象としては「立ち上がりに苦労した」です。
2回からの登板となり、前田投手にとってはそこが立ち上がり。
その立ち上がりで全体的に球がベルトよりも高いゾーンに集まった結果、連打を喰らいました。
3回以降は落ち着いて投球できていたので良かったです。
もう一つ気になったのが先頭打者の出塁。
2~6回まで投げた中で計3回は先頭打者の出塁を許しました。
4回裏はエラーでの出塁でしたが、スッとストライクを取りにいっているようなそんな感じがします。
先頭打者出塁は得点になりやすいので、何よりも先頭を打ち取るという意識で次回は投げて欲しいです。
岩井俊介
岩井俊介投手は2回無失点の投球でした。
全20球の内、ストライク13ボール7。
印象としては「ロングもやる」です。
2回を簡単に20球で抑えたというところに、どうしても先発適正を感じてしまいます。
ただ今は先発というよりも「中ロング」としてどれだけやれるかを見られていると思います。
2回連続三者凡退。
一軍でも十分やっていけます。
野村大樹選手のファインプレーに助けられた部分もあったのでそこは野村選手に感謝です。
渡邊佑樹
渡邊佑樹投手は1回1失点(自責点0)の投球でした。
全19球の内、ストライク14ボール5。
印象としては「インコースを突けるかどうか」です。
今回対戦した打者は全員右打者。
渡邊投手にとってはアピールのしどころです。
結果としてはまずまずでした。
左の変則サイド投手はやはり右打者のインコースにどれだけ突けるかが鍵になります。
日本ハムの宮西投手、巨人の高梨投手、ホークスの長谷川投手&ヘルナンデス投手。
全員どんどんインコースに投げ込んでいきます。
ただ、今回の渡邊投手はインコースを突いたり突かなかったりしていました。
インコースが無い時は打者に踏み込まれるので強い打球を飛ばされました。
イヒネ選手の送球エラーで失点する場面がありましたが、あの打球はもし渡邊投手がグラブで触っていなかったらセンター前まで飛ばされています。
あれをエラーだから仕方ないで済ますのではなく、なぜそんな強い打球を打たれたかの方に焦点を当てて欲しいです。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手6月打撃成績がこちら。(2024/6/15時点)
この試合で打撃でアピールしたのは正木智也選手。
ここ最近の常連です。
5打数3安打2打点の活躍。
6月は打率.457,出塁率.545,長打率.761,OPS1.306の暴れっぷり。
これで一軍に上がらないのがとても不思議です。
タイミングが合えば、そろそろ一軍に上がってくるのでないでしょうか。
イヒネイツア選手もここ最近打撃でアピールができています。
2打数2安打1四球1犠打の活躍。
3月4月は打率.148、5月は打率.167。
それで6月は打率.323。
慣れの部分はかなり大きいとは思いますが、それにしても成長スピードが半端ないです。
守備での粗さは残りますが、身体能力は半端ないので、うまくいけば今季中の一軍昇格も見られるかもしれません。
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