2024/4/16、福岡ソフトバンクホークスvs北海道日本ハムファイターズの一軍公式戦が行われました。
結果は5-1でファイターズが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想と、この試合のホークス投手&野手を取り上げます。
ホークスはまたしても山﨑福也投手にやられてしまいました。
全体的な感想
相手先発に試合を作られて、勝ちパターンに直接繋がれる展開。
守備では3つのエラー。
ホークスはこの試合を負けるべくして負けました。
完璧な負けだったので切り替えやすいと思います。
何度も何度も山﨑福也投手に負けてばかりいると、シーズン終盤の勝負所でぶつけられることになるので、次回はさすがにやり返したいところです。
ホークスのこの試合のスタメンを見た時に思ったのが「何も変わっていない」です。
小久保監督が対戦カードが一巡するまではレギュラーをいじらないという発言をしていたので、逆に言えば対戦カードが一巡したこの試合からは積極的にスタメンを試していく作業に入るとばかり思っていました。
ただ、そこに関して納得できる部分はあります。
- 山﨑投手の前回登板で、全体的にヒットは出ていた
- 前回よりも山川選手の状態は上がっており、栗原選手は前の試合で2安打と復調の兆しを見せていた
- ウォーカー選手は前回山﨑投手からヒットを放っていたので、この試合で復調のきっかけを掴んでほしい
このような理由からスタメンをいじらなかったと推測できます。
もし次の試合もその次の試合も全然スタメンに変化が無ければ、単純にレギュラー陣に対する信頼が厚いということになりますがどうでしょうか。
二軍三軍四軍でプレーしている選手は、野村勇選手が今後どのような起用をされるのかに注目していると思います。
二軍で結果を残せば一軍でチャンスが貰える。
しっかりスタメンで起用してもらった上での評価が受けれる。
そういった部分が見られたら、全体的なモチベーションアップに繋がります。
正木智也選手のように、代打2回で結果が残せなかったから二軍落ちという形になれば、若い選手のモチベーションはどんどん失われていきます。
投手
有原航平
有原航平投手は7回4失点(自責点3)の投球でした。
全88球の内、ストライク63ボール25。
印象としては「最低限の仕事」です。
味方のエラーが3回もあり、流れに乗れない中で4失点という結果になってしまいましたが、しっかりと試合は作りました。
球数的に十分完投も狙えました。
有原投手の良さは良い時も悪い時も変わらずイニングを消化してくれることなので、長いシーズンを戦っていく中でこういう存在は本当に貴重です。
ただ今回の有原投手の投球が良かったとは言えません。
3ラン本塁打で逆転を許した3回は、先頭打者伏見選手に対して追い込んでからフォークがすっぽ抜け死球。
4点目のタイムリーを打たれた7回は、先頭打者のレイエス選手に対して四球。
非常にもったいない、点が入りやすい走者の出し方をしてしまいました。
ピンチで制球が甘くなる部分もありましたが、まずはそういったところから気を付けていきたいです。
石川柊太
石川柊太投手は1回1失点の投球でした。
全25球の内、ストライク13ボール12。
印象としては「悪い時の石川投手」です。
石川投手は基本的に先発として調整しながら、中ロングで投げていくものだと思っていましたがそうではないようです。
ショートもロングも関係なく、本格的に中継ぎとして起用するようです。
武田翔太投手のようなイメージですね。
今回の投球だと勝ちゲームの展開は任せられません。
五十幡選手に対して四球を与えて、走られて、4番マルティネス選手にタイムリー。
ホークスにとっては最悪のパターンであり、日本ハムにとっては最高の得点パターンです。
今の立場のままシーズンを終えたら、石川投手はかなりの高確率で戦力外通告を言い渡されます。
そうならないためにも、与えられた1つ1つの登板で結果と内容に拘って投球してほしいです。
野手
ホークス選手の一軍打撃成績がこちら。(2024/4/16時点)
1番周東佑京選手が出塁できず、4番山川穂高選手が還せない。
ホークスの王道の得点パターンを塞がれてしまうと何もできません。
やはり、4番が打つかどうかは勝利に直結します。
栗原陵矢選手が2試合連続マルチヒットで復調してきたことは、今後を考えても大きいです。
逆にウォーカー選手は不振で苦しんでいます。
何かきっかけがあれば調子が戻ってくるとは思いますが、逆に考えると他の選手にとっては今がレギュラー奪取のチャンスになります。
この枠を誰が掴み取るでしょうか。
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